イニシエーション・ラブ

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評判

イニシエーション・ラブの評価:

3.14/5点 レビュー 799件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.14pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全658件 601〜620 31/33ページ
No.58
(4pt)

ユニークな本

なかなか面白い発想の本でした。
最後まで読んだあと、読み返すまではしませんでしたが、
違和感を感じた箇所を拾い読みすると「なるほどなあ」と感心しました。
またこの本を分析しているサイトなどを見ると驚くほど多くの伏線があります。
確かに恋愛小説としてはありきたりな話ですし、ミステリーというほど凝った仕掛けが
あるわけではありません。
つまらなく感じた人は人物に共感したり、文脈に感動したり、トリックに驚いたり、
つまり普通の本を読む愉しみを求めてた人たちだと思います。
ある種のクイズ本、パズル本に近い感覚で読むことが正解であるように思います。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.57
(4pt)

王道にはなり得ないけど。。

当然、作品に関して賛否両論でしょう。
でも、素直に面白いかったと思います。
細かな仕掛けを読み直すと、何にもない所からこの作品を作り上げる作者はすごい才能だなあと思いました。
決して王道ではないけど、存在意義を否定するのは大間違い。
読んでおいて損はないと思います。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.56
(4pt)

驚いて読み返しました

後ろ表紙に書かれていた「最後から二行目を絶対に先に読まないでください。」というフレーズに惹かれて買いました。途中までレトロな恋愛話しで後半はイラツキ気味で読んだのですが、最後の二行がほんとに意味不明で、最初から読み返しました。謎がわかった瞬間キャ〜って思わず声が出てしまうほど驚きました。そのあとは読み返すほど発見があって面白かったです♪♪
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.55
(4pt)

☆初めて読み返した小説

基本的に小説とかは一回読んだら本棚で眠ってしまうんやけど、これは「あとがき」を読んで即読み返した。はじめは「?」でいっぱいやったけど理解してからウワ〜ッてなった。 あっさりと騙されました。 男ってこんなもんって読み進めてたけど違ったね! すごいな-乾くるみ。これ以上書いたらネタバレするから、この辺で☆
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.54
(4pt)

ヒントもネタバレのうち

みなさん悪気なく書き込んでいると思いますが、作品の性質上、ちょっとしたヒントでもネタバレの危険をはらんでいます。
ほとんど「内容に触れたら即ネタバレ」……に近い微妙さがあります。
私も「レビューは読んじゃダメ」というご忠告に従って正解でした。
売り物の最後の2行を読んで、最初、「えっ???」でしたが、あとがきなどの助けを得て、やっと理解。
そこからは、自分で謎を解いてゆくセルフ謎解きミステリーです。
著者の手並みは、まことに鮮やかでした。
とはいうものの、そこにたどり着くまでは、けっこう苦戦。
ふだん青春小説とか読まないので……。
でも、「最後の2行」というニンジンにつられ、トコトコ読み進めました。
読んでいる途中より読み終わった後の方が楽しめるという、不思議な小説でした。
ですから、類似の作品をすでに知っている人にとっては、何にもおもしろくないでしょうね。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.53
(5pt)

混乱させられた

噂は聞いていましたが、確かに読み終わったあと頭の中が?で埋め尽くされました。
本書は前後半でAパートとBパートの2つに分けられています。
この時点でなにやらあやしい感じがしていますが、
つつがなく主人公である鈴木の物語は進行していきます。
そして辿りつく不思議な結末...
当然、随所にしかけの伏線がちりばめられているのですが、
果たしてどれだけそれに気づけるでしょうか...
個人的には、巻末の“再読のお供”が楽しかったです。
あれを読んで急いで読み返したくなりました。
作者の本はそれぞれに独特のギミックが用意されているため、
一味違った小説を読みたい方にオススメです。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.52
(5pt)

「純愛」への皮肉と叙述トリック

ミステリを読む際、犯人やトリックさえ判れば再読する価値はない、
とする考え方がある一方、逆に、真相が判ったからこそ、伏線の配置が
適切であったか、ヒントの提示がフェアであったかなどを検証するために
再読する、といった考え方もあります。
本作は、後者の考えを促す最たるものであり、
「こんなトリックすぐわかった。つまらん」といった
タイプの方には、あまり楽しめない仕様となっています。
たしかに、本作で用いられているような叙述トリックには、前例がありますし、
本格原理主義の立場からすれば、手法自体が邪道なのかもしれません。
しかし、単にトリックだけを取り上げて評価するのではなく、俎上に上げられた
「素材」との相関のさせ方にこそ、著者の創見を見るべきだと私は思います。
本作の「素材」は恋愛ですが、その描き方はいかにも陳腐で類型的。
もちろん、著者はそのことに自覚的であり、
一種の確信犯としてやっています。
本作の単行本版が刊行された2004年は、韓流ドラマや
セカチュー、イマアイなど「純愛」ブームが花盛りの頃です。
そうした風潮が蔓延していた当時に、こんな身もフタもなく、
毒っ気たっぷりの「恋愛小説」を出すところに、著者一流の
皮肉と批評性を感じます。
ごく平凡で、ありきたりな男女の恋愛話が、真相を知って
読み返すと、まったく違った相貌を見せる――。
本作は、少々大げさですが、紙媒体における小説の
可能性を真摯に追究した野心作といえるでしょう。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.51
(5pt)

巧緻にして周到なトリック小説

ミステリを読む際、犯人やトリックさえ判れば再読する価値はない、
とする考え方がある一方、逆に、真相が判ったからこそ、伏線の配置が
適切であったか、ヒントの提示がフェアであったかなどを検証するために
再読する、といった考え方もあります。
本作は、後者の考えを促す最たるものであり、
「こんなトリックすぐわかった。つまらん」といった
タイプの方には、あまり楽しめない仕様となっています。
たしかに、本作で用いられているような叙述トリックには、前例がありますし、
本格原理主義の立場からすれば、手法自体が邪道なのかもしれません。
しかし、単にトリックだけを取り上げて評価するのではなく、俎上に上げられた
「素材」との相関のさせ方にこそ、著者の創見を見るべきだと私は思います。
本作の「素材」は恋愛ですが、その描き方はいかにも陳腐で類型的。
もちろん、著者はそのことに自覚的であり、
一種の確信犯としてやっています。
本作の単行本版が刊行された2004年は、韓流ドラマや
セカチュー、イマアイなど「純愛」ブームが花盛りの頃です。
そうした風潮が蔓延していた当時に、こんな身もフタもなく、
毒っ気たっぷりの「恋愛小説」を出すところに、著者一流の
皮肉と批評性を感じます。
ごく平凡で、ありきたりな男女の恋愛話が、真相を知って
読み返すと、まったく違った相貌を見せる――。
本作は、少々大げさですが、紙媒体における小説の
可能性を真摯に追究した野心作といえるでしょう。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.50
(4pt)

充分に警戒してたつもりが…

前評判は聞いていたんで、
ある意味充分に警戒(笑)して読んだんですが、
やられました…最後の最後で…
普通「最後に何かがありそう…」などというと、
もうそれでネタばれのようなもんですが、
この本は帯からして、「仰天小説」などと書いてあったり、
カバーにも「最後から二行目(絶対に先に読まないで)」なんて書いてあるし、
それとなくというよりも、
ずいぶん大胆に読者を構えさせるなぁ〜と思ってたんですが、
にもかかわらず、お薦めのとおりしてやられたわけです。
でもきっとやられ方もいろいろだと思うなぁ〜
最後の二行で即愕然とさせられる人…
最後の二行を読んでも「ん?」と感じるだけで、
後でゆっくりわかって来て、ジワジワと驚愕させられて悔しがる人…
ボクは後者でした。
再読必至の本と言われていますが、確かにそうかも…
だって悔しいですからね(笑)
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.49
(4pt)

トリックは非常にシンプル

使われているトリックは非常にシンプルなもの。ただ、ディテールが他の同様のトリックを使った小説よりも凝っている。本格的なものを読みたい時には向かないですが、サクッと読めるので、気分転換に小説でも読んでみたいなあという時にはおすすめです。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.48
(4pt)

イニシエーションラブ

乾くるみさんという女性作家さんの作品で、初めて読みました。恋愛サスペンスです。中身は普段の生活における恋愛模様が進行されてますが、最後の2行目でどういう事だ?と疑問が出て来てきます。本の裏側に書いてあるとおり、もう一度読まなくては…とさせてくれる一冊です。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.47
(5pt)

こんなミステリーがあったのか!

ミステリーの新しい形に驚かされ、
あんな爽快な読後感を得たのは久しぶり。
とにかく面白かった!
「ラスト一行でひっくり返る」とよく
書かれていましたが、まさにその通り。
数々の仕掛けられていたヒントに全く気づかないまま、
一気にラストまで読み進め、
案の定3回読み返しました。
単純に恋愛小説としても楽しめました。
私とはちょっと世代が違うのですが、
バブル期の恋愛模様はこんな風だったのかな、
とその頃の雰囲気も楽しめました。
この小説を読めて良かった!
と思う傑作だと思います。
作者の思うツボにはまる快感を是非。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.46
(5pt)

確かに、レビューは難しい。

賛否両論あるようですが、自分は単純に「面白い」と思いました。
少なくとも、好きな本を聞かれたらこの本の名前を出します。
まず恋愛小説としてのクオリティが高いです。伏線に加えて、
共感できるようなエピソードやセリフが随所に散りばめられています。
最後の方で「イニシエーション・ラブ」の概念について説明する所なんか、
思わず唸ってしまいました。
肝心の謎ですが…分かる人にはすぐ分かるし、分からない人は全部読んでも
分からないでしょう。これほど有名になるともう断る必要もないかもしれませんが、
とにかく”あとがき”を先に読んじゃダメですね。特に何も考えず普通の恋愛小説として
読み進め、最後に驚き、慌てて読み返す…という読み方をしてほしいです。
結局のところ、それが一番楽しめる読み方だと思うので。
というワケで、こういうトリック系(?)にあまり慣れていない人におススメします。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.45
(4pt)

構えて読むと

早い段階でトリックに気付いてしまいます・・・
このような構成で使えるトリックは限られているので仕方ありませんが。
気付いた後は素直に話だけを楽しみました。
恋愛物の小説としても楽しめてお徳かも知れません。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.44
(5pt)

鈍感な私・・・(-。−;)

本屋の店頭POPと本の帯に『必ず二回読みたくなる小説・・・』とあり、とても興味を惹かれました。
買わずに帰宅したもののやはり気になり、結局また書店に足を運び、(別の本屋で、さらにタイトルも作家名も忘れてしまったので)一生懸命探してやっと入手。
早く結末が知りたくて夜中まで一気に読んだものの・・・『???』面白くない・・・何がミステリー?何が驚き??私がこの本に期待し、賭けた情熱は何だったのっっ(笑)と愕然としました。
翌日、やはりこのあっさりしすぎの結末に納得がいかず、読み返した挙句、とうとうネットで調べて・・・ようやくわかりました、「皆さんが『ヤラレタ!』『オモシロイ!』と言う訳が(^^;)
トリックを上手にまとめてくださった読者さんがいらしたのですm(__)m感謝感激!!
クイズも先に答えを見てしまうし、ゲームも攻略本を読みながらやり進めるような短気で鈍感な私には全くそのトリックがわかりませんでしたが、私のような性格の方はこんな風に読んでみるのも面白いかと思います。
ここまで軽くさらっと読めるのに、後のお楽しみも詰まってる。お買い得です(^。^/)
実はアラフォー(Around40)の私・・・ちょうどこの本の登場人物と同世代。先日林真理子の『アッコちゃんの時代』を読んだばかりなので、「あるある!」本としても楽しく読めました。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.43
(5pt)

まだまだ謎は深まる

何を書いても「ネタばれ」になってしまいそうですが、書かずにいられない読後です。何が起こるか期待しながら読み進めて、そろそろ終わってしまうと心配になり、最後の5行くらいで、アレって思い、最後の2行で何が起きたのかわからなくなって。
金ぴかの80年代後半。同時代を生きた人にも、この時代を知らない人にも、素晴らしきこの時代を感じることができます。しかし、唯の80年代風俗を書きこんだ読み物なら、やっぱりつまらないだろうなあ。これくらいの仕掛けがあるからこそ、頑張って読み進めました。そして読み進めて良かったです。
以下若干「ネタばれ」含みますが、繭ちゃんってば、本当に妊娠してたの?二人目も三人目もタックンって、三人目もいるの?深まる謎に、どこかに著者が「痕跡」を残してるのではなかろうかと、疑心暗鬼に再々々々読してます。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.42
(4pt)

バブル期に青春時代を過ごした方にオススメ

時代背景が80年代の後半になっており、リアルタイムで青春時代を過ごした方はより楽しめると思います。
「必ず2回よみたくなる」と帯にありますが、この言葉自体がネタバレを含んでおり、ミステリー好きな人の中には作品の大仕掛けに気づく方も多いのではないでしょうか?
私も後半から「こういうことなのでは・・・」と想像しながら読んでいったのですが、予想は的中していました。何も勘繰らずに読み進めたほうがもっと楽しめるはずです。予想が当たっていたとはいえ2度読みたくなることは確かです。登場人物に違う印象を感じたり、細かい複線に思わずうなったりしました。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.41
(4pt)

バランス良いです。

静岡大学理学部卒業の著者が、静岡を舞台に書いたもの。
1980年代後半、合コンあり、遠距離恋愛あり、の青春はいろいろあるよ系恋愛小説…。
文章は読みやすく、トリック(?)も打てそうで打てないフォークボール。
最後まで読んでも、直球だろ?、という方にはブログで丁寧に解説してくれている方あります。ミステリー中級者向きの面白本です。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.40
(5pt)

乾くるみに完敗

友人の勧めで読みました。
あらかじめ聞いてなかったら、普通の恋愛小説じゃん、って感じで
最後まで読みきらなかったかも。
ラストがすごいってことで、あれこれ推理しながら読み進み、
最後2行で、がっつん、やられました。
瞬間、頭の中が真っ白。
すぐには理解できなくて「???」という感じ。
やっぱり読み直しました。
パーツが組み合わさって、ようやくすっきりしました。
素人推理なんかじゃ読み切れない、
読み手の思い込みを逆手に取った、すばらしい作品です。
お勧めします。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.39
(5pt)

まるごと壮大な皮肉(ネタバレ含む)

最後の5ページくらいでトリックに気がついて
なるほどな〜としばし感心。
でも、その後にふつふつと笑いがこみ上げてきました。
この小説は、男の思い込み「女は貞淑なものだ」を
思いっっっきり皮肉ってますよね。
例えば太田裕美の「木綿のハンカチーフ」のような
シチュエーションに感情移入するのは男の人が多いけど、
あの女の子が本当に彼を想って泣いてるかは
どうなんだろうね〜、
案外既に別の人がいるからこそ
キレイに別れてくれるのかもよ。。。
という発想から生まれたのかも?とも思いました。
読みかえすと、トリックの面白さよりも、
最初から最後まで男の能天気さが痛々しく、
女のしたたかさが恐ろしくて。。。
やっぱりまた笑ってしまいます。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017