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読むと死ぬ本
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	読むと死ぬ本の評価:
	
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.50pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
		※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
		未読の方はご注意ください
	
	全1件 1~1 1/1ページ
	
	
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| 狙ってそうしているのだろうが、非常に読みにくい。なにを語っているのかわからないというか、脈絡なくあちこちに浮遊する思考を そのまま文字に書き起こしている感じがする。書かれている主題は リングの呪のビデオテープが書籍になったようなものだが、リングのように恐怖を感じさせるものではない。最近流行りのモキュメンタリーホラーを意識していることは伺われるが、リアリティにかけるしホラーとも言えないのでどう評価してよいのかわからない不思議な作品にしあがっている。 1人の作家が 読むと死ぬ本について叙述していくスタイルの小説であるが、巻末になると 別の人物による解説、さらに編集部による解説 という形式で 作品の説明がほどこされている。最初の解説で、オカルトではなく 売れない作家が壊れていく過程の文章と推察する解釈を付したうえで、その後 編集部による解説で その解釈を否定することにより、オカルトであると印象付けようとしたのだと思われる。手の込んだ工夫であることは認められるが、そんな技法を用いられたからといって恐怖を感じられるものでもないのが残念。 新しい手法で作品をしあげようとした意欲は評価するが、モキュメンタリーホラーを狙ったからには怖くない というのは致命的な欠陥だと思う。  | ||||
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