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(短編集)
沙高樓綺譚 草原からの使者
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沙高樓綺譚 草原からの使者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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第一集が面白かったので続けて読んだ。 前作ほどのミステリアスな要素はかんじられないものの、さすがの語り口の上手さでした。 特にタイトルにもなった競馬を題材とした短編は心に響く秀作ですね。 ラストの短編はいわば艶笑譚なのですが、アメリカ文学伝統のホラ話へのオマージュとして書かれたのでしょう、好みは分かれるでしょうがシュールで馬鹿馬鹿しくて自分はとても楽しく読みました。 | ||||
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元大本営参謀の父親の語る人生観は聴くに値する。 「人生は運だ!能力ある人間が、いかに努力をし、忍耐を重ね、かつ誠実に生きようと、運がなければ話にならん。」(193頁) カジノについて、誤解があった。「カジノはギャンブルではなく、ソシアルな遊技場」(107頁) | ||||
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浅田次郎さんのファンです。長編小説も良いのですが、鉄道員や浅田氏のご実家を描かれた怪談チックな 短編を好んで読んでいます。もちろんプリズンホテルも! | ||||
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最初から、面白くて イッキに読んでしまいました! 浅田さんの作品は、連続の長編が、好きなので、新作を心待ちにしています。 | ||||
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どれもおもしろかったが、終身名誉会員が1番面白く読めた。 最後の下ネタのはイマイチだったかな〜〜 前作は、ヤクザの親分の話しが面白かった。 | ||||
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草原からの使者、というタイトル。これは、当本に収録されている短編中の一つのタイトルと同じである。しかし、読み終えてこのタイトルを思う時、背筋にゾクッとくるものがあった。話としてみれば、何れもたわいの無いような、軽いノリの話に読める。しかし、各編の終わった時に残される単にメデタシメデタシでは無い何か。特に秀逸だと思ったのは、最終話の星条旗よ永遠なれ、だ。一見ただのアホ中年の見栄話。だが、過去の歴史で、旗の下に倒れざるをえなかった数多の人々のことを思う時、ただの下ネタの張り合いだけではない倒れた人々への思いがあるように、読了後感じた。草原とはノモンハンとは考えすぎか。浅田次郎という人は、著名になった今でも根本は一兵卒なのだろう、と思う。次の作品を読むのが楽しみだ。 | ||||
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誰にも話したことのないそれぞれの過去を4人の話者が披露する沙高樓綺譚の続編です。意外性に富んだ結末に思わずうならされるパターンです。競馬やギャンブル好きの著者ならではのエピソードが最初の3作には散りばめられています。 ただ4佐久米の「星条旗」の話だけはそれが比喩なのでしょうがしっくりと頭にはいってきませんでした。解説ではそうでないと言っていますが、やはり下品なシモネタ話に過ぎない気がしました。 | ||||
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第一集からすると、続編はやはりね、という感じは否めませんが…タイトルになっている草原からの使者はさすがでした。 第Ⅰ集を含め、まあ本当に勉強にもなりました。 | ||||
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一気に読ませるストーリー展開は流石です。 前作の沙高樓綺譚の5話と今回の4話の9ストーリーが語られました。 どの作品も蘊蓄がさりげなく散りばめられており、話の奥行きを構成していますが、 なかなかこの蘊蓄が蘊蓄臭くなく、各語り手によってサラリと心地よく入ってきます。 こんな夜会があれば「こっそり聞き耳を」と思わせる珠玉の短編集です。 個人的には、前作の『百年の庭』がお勧めです。 | ||||
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最終話の米国の退役軍人の話。 男性として一番気になること。 実話なのか、都市伝説か。 自分自身でいつか確かめたいです。 | ||||
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間違いなく強烈な衝撃を受ける、人間の意識の極限を感じさせされる。権力の極致、富の極致の高見へ誘われ、そしてそこで、突き落とされる。筆者の意図はまんまと成功している。 | ||||
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