不夜城

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評判

不夜城の評価:

4.19/5点 レビュー 93件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全148件 41〜60 3/8ページ
No.108
(5pt)

寝ているだけの日本人よ

この作者の小説はいつも日本人が背景として描かれる。
確かにこの主人公や登場人物と比べて自分たちの刺激のなさ、危機感のなさ、平和ボケ感を強く思い知らされる。本書は歌舞伎町という馴染み深い街を舞台にした小説だけにより強くそう思った
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.107
(5pt)

寝ているだけの日本人よ

この作者の小説はいつも日本人が背景として描かれる。
確かにこの主人公や登場人物と比べて自分たちの刺激のなさ、危機感のなさ、平和ボケ感を強く思い知らされる。本書は歌舞伎町という馴染み深い街を舞台にした小説だけにより強くそう思った
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.106
(4pt)

日本の冒険小説にとってある種の記念碑的作品の一つ

ある年代の冒険小説を読んでいる人たちにとって、馳星周が坂東齢人氏のペンネームであったことに「なるほど」と思ったにちがいないと思う。坂東氏がいなければ、花村萬月氏の傑作『ブルース』などを知ることもなかったのではと思うと、感謝の気持ちしかありません。

それだけ多くの作品を読み、おそらくは多くの作家さんたちと話ながら、自分の作品の狙いを定めて勝負した作品です。

それまでの日本の冒険小説の主人公にあった自己の規範(ルール)を守る人物か悪漢の2つの隙間をぬって、一見普通のようでありながら、友情も簡単に捨てることができる下衆な人物を設定したことはとても驚きでした。

ただ改めて、(自分の中にある)冒険小説の文脈などをとっぱらって読むと、生きるために必死な只の生き物がそこにいることに気がつかされます。

最後の一行で、物語が引き締まった後に
彼がどうなっていくのかは続編である『鎮魂歌』で思う存分味わうことができます。
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.105
(4pt)

日本の冒険小説にとってある種の記念碑的作品の一つ

ある年代の冒険小説を読んでいる人たちにとって、馳星周が坂東齢人氏のペンネームであったことに「なるほど」と思ったにちがいないと思う。坂東氏がいなければ、花村萬月氏の傑作『ブルース』などを知ることもなかったのではと思うと、感謝の気持ちしかありません。

それだけ多くの作品を読み、おそらくは多くの作家さんたちと話ながら、自分の作品の狙いを定めて勝負した作品です。

それまでの日本の冒険小説の主人公にあった自己の規範(ルール)を守る人物か悪漢の2つの隙間をぬって、一見普通のようでありながら、友情も簡単に捨てることができる下衆な人物を設定したことはとても驚きでした。

ただ改めて、(自分の中にある)冒険小説の文脈などをとっぱらって読むと、生きるために必死な只の生き物がそこにいることに気がつかされます。

最後の一行で、物語が引き締まった後に
彼がどうなっていくのかは続編である『鎮魂歌』で思う存分味わうことができます。
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.104
(4pt)

ハードボイルド

なかなか面白かった。結構難しいテーマも含まれてるんだけど、所々に挿入される回想がなんとなく少し失笑してしまうほどにハードボイルド。しかし悲しい話だね。
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.103
(4pt)

ハードボイルド

なかなか面白かった。結構難しいテーマも含まれてるんだけど、所々に挿入される回想がなんとなく少し失笑してしまうほどにハードボイルド。しかし悲しい話だね。
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.102
(5pt)
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好きな小説です。

映画を観ましたが、やっぱり 本で読む方が 面白さが全然違いますね。
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.101
(5pt)

好きな小説です。

映画を観ましたが、やっぱり 本で読む方が 面白さが全然違いますね。
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.100
(4pt)

ハーデストボイルド

ハードすぎる.ハードボイルドとは,男の美学とは,生きるとは何か.

この物語で重要なのは,どんな生き方をするか,幸せな人生とは何か,
ではなく,とにかくもがき苦しみ,生にしがみつくということ.

なぜ生きるのか.そんな悠長なことは考える暇もない.
生きているから,生き続けなければならない.どんなことをしても.

正直最後は驚いた.きっとこうなるだろうけど,ならないかもしれなくてドキドキする,
が,ならなかった!という裏切.

 主人公が裏社会でうまく立ち回って生きていく話しだが,次から次へと難題が降りかかってくる.
終盤,もう無理だろうと思ったがなんとか切り抜け,ようやっと終わったか,あとは後始末だな.
と思ったらさらに追い込まれる.選択を迫られるが,機転と相手の思惑を読み取り難なく切り抜けたと思ったら罠でした.

 とにかくいろんな人物の思惑と企みが交錯して,誰が最後に勝つのか.
そしてやっぱり最後に迫られる選択は辛く重い.

生きるには何かを捨てなければいけない.

 勘がいい人は結末までわかってしまったかもしれないが,結末が重要なのではない.
主人公の生き様とその過程を踏まえてからの結果・選択が重要なのだ.
つまり最初から読んで主人公を知ってからそういう結果なのかとわかるからおもしろい.
主人公を理解することはできないかもしれないけど.
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.99
(4pt)

ハーデストボイルド

ハードすぎる.ハードボイルドとは,男の美学とは,生きるとは何か.

この物語で重要なのは,どんな生き方をするか,幸せな人生とは何か,
ではなく,とにかくもがき苦しみ,生にしがみつくということ.

なぜ生きるのか.そんな悠長なことは考える暇もない.
生きているから,生き続けなければならない.どんなことをしても.

正直最後は驚いた.きっとこうなるだろうけど,ならないかもしれなくてドキドキする,
が,ならなかった!という裏切.

 主人公が裏社会でうまく立ち回って生きていく話しだが,次から次へと難題が降りかかってくる.
終盤,もう無理だろうと思ったがなんとか切り抜け,ようやっと終わったか,あとは後始末だな.
と思ったらさらに追い込まれる.選択を迫られるが,機転と相手の思惑を読み取り難なく切り抜けたと思ったら罠でした.

 とにかくいろんな人物の思惑と企みが交錯して,誰が最後に勝つのか.
そしてやっぱり最後に迫られる選択は辛く重い.

生きるには何かを捨てなければいけない.

 勘がいい人は結末までわかってしまったかもしれないが,結末が重要なのではない.
主人公の生き様とその過程を踏まえてからの結果・選択が重要なのだ.
つまり最初から読んで主人公を知ってからそういう結果なのかとわかるからおもしろい.
主人公を理解することはできないかもしれないけど.
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.98
(5pt)

衝撃・懐かしく。

この小説を初めて読んだ時の衝撃はいまでも忘れられません。当時こんな小説、読んだことなかった。
馳星周って何者?すごいのが出てきた!って。映画も金城武の、一番良い時代。山本未来も適役だった。
映画には描かれていないエピソードに、健一の生きることへの執着と切なさと寒気と・・・いろいろ
感じます。たまに読むと、あのときの、「なんじゃこりゃ!すごいのが出てきた!」の衝撃を思い出すんですよ。
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.97
(5pt)

衝撃・懐かしく。

この小説を初めて読んだ時の衝撃はいまでも忘れられません。当時こんな小説、読んだことなかった。
馳星周って何者?すごいのが出てきた!って。映画も金城武の、一番良い時代。山本未来も適役だった。
映画には描かれていないエピソードに、健一の生きることへの執着と切なさと寒気と・・・いろいろ
感じます。たまに読むと、あのときの、「なんじゃこりゃ!すごいのが出てきた!」の衝撃を思い出すんですよ。
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.96
(4pt)

不夜城の評価は4です

前からほしかった、本なので満足しています、またよみたいのがあれば購入したいです。
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.95
(4pt)

不夜城の評価は4です

前からほしかった、本なので満足しています、またよみたいのがあれば購入したいです。
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.94
(4pt)

古い作品ですが、内容は古く無い。

この本を読み終えた日に、偶然TVで青龍刀を用いたアジア人の殺人事件がニュースで流れていた。
一見平和そうな日本でも、こんなノワールな世界が実在するのかもとゾクっとしました。

ハードボイル小説でも、愛を描いているのかと思って読み終えそうになっていたら、最後の1頁でビンタを張られた様に突き離されて、やっぱりネとショックを受けなかった振りを(誰も見てないのに)しました。
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.93
(4pt)

古い作品ですが、内容は古く無い。

この本を読み終えた日に、偶然TVで青龍刀を用いたアジア人の殺人事件がニュースで流れていた。
一見平和そうな日本でも、こんなノワールな世界が実在するのかもとゾクっとしました。

ハードボイル小説でも、愛を描いているのかと思って読み終えそうになっていたら、最後の1頁でビンタを張られた様に突き離されて、やっぱりネとショックを受けなかった振りを(誰も見てないのに)しました。
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.92
(5pt)

刺激が足りなくてうずうずしている人に贈りたい一冊

本作品は、主人公劉健一の歌舞伎町での危険な3日間を描いています。彼は普段故買屋として、中国人黒社会を器用に渡り歩いています。しかし、上海マフィアのボスの片腕を殺して行方をくらましていた、元相棒の呉富春が街に戻ってきたことで命の危険にさらされることに!ボスの目の前に富春を差し出せなければ、3日後には死体になってしまう。危機を乗り越えるために、頭をフル回転させる健一。同じころ、夏美という女が彼に物を売りたい、と電話をかけてきて、様々な経緯を経て一緒に行動することになります。

物語が進むにつれ彼女の正体も明らかになりますが、作品の佳境とも関わりますので、ここではカットしますね。また、作中では台湾、北京、上海など複数の中国マフィア同士の腹の探り合いがあったり、歌舞伎町で暮らす(ここでしか暮せない、と言うべきか)特殊な人間たちが至る所で取り上げられています。これらが、物語の味を引き立てるスパイスとしての役目を果たしており、この街を知らない僕や読者たちを引きこんでいくように思えました。

僕にとってこれはただのピカレスクではありません。健一、富春、夏美に共通するキーワードは差別。3人とも日本人と中国人との間に生まれ、どこにいても差別に苦しめられてきました(健一の場合は、父親が台湾人)。中国人社会での半々という差別用語が何度も登場し、幼いころから彼等の心を蝕んでいたことが、惨酷なまでに細かく記されています。富春と夏美を通して、中国残留孤児の過酷さも突き付けられます。

また、健一はところどころで、自分は歌舞伎町以外では暮して行けない、と語っています。僕は、物語を追っていくうちに彼の中にある弱さを感じ取りました。幼いころからの差別によって、人間はカモるかカモられるかの2択しか存在しない、とした信条、ゆがめられた判断基準は、最終的に歌舞伎町での生業として形をなしていきます。この街以外でのネットワークを知らず、街から離れてしまえば生活が成り立たなくなる。彼はおそらく、歌舞伎町から出ることに恐怖を抱き続けているのではないでしょうか。かろうじて自分の存在意義を感じることができ、上手くやっていける環境を変えようとすることは容易ではありません。ましてや、健一のように幼いころから疎外され、心に闇を抱えた者にとっては、さらに難しいのではないでしょうか。

物語の後半には銃撃戦が至る所で展開され、予想外の結末へと動き出します。詳しく書くわけにはいきませんが、読了後、楊偉民という台湾人黒社会の元締めのずる賢さが、僕の頭の中に強烈に焼きつきました。刺激が足りないなどと嘆いているそこのアナタ!そんな刺激に飢えたアナタにおすすめしたい一冊ですので、是非手に取ってみてください。
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.91
(5pt)

刺激が足りなくてうずうずしている人に贈りたい一冊

本作品は、主人公劉健一の歌舞伎町での危険な3日間を描いています。彼は普段故買屋として、中国人黒社会を器用に渡り歩いています。しかし、上海マフィアのボスの片腕を殺して行方をくらましていた、元相棒の呉富春が街に戻ってきたことで命の危険にさらされることに!ボスの目の前に富春を差し出せなければ、3日後には死体になってしまう。危機を乗り越えるために、頭をフル回転させる健一。同じころ、夏美という女が彼に物を売りたい、と電話をかけてきて、様々な経緯を経て一緒に行動することになります。

物語が進むにつれ彼女の正体も明らかになりますが、作品の佳境とも関わりますので、ここではカットしますね。また、作中では台湾、北京、上海など複数の中国マフィア同士の腹の探り合いがあったり、歌舞伎町で暮らす(ここでしか暮せない、と言うべきか)特殊な人間たちが至る所で取り上げられています。これらが、物語の味を引き立てるスパイスとしての役目を果たしており、この街を知らない僕や読者たちを引きこんでいくように思えました。

僕にとってこれはただのピカレスクではありません。健一、富春、夏美に共通するキーワードは差別。3人とも日本人と中国人との間に生まれ、どこにいても差別に苦しめられてきました(健一の場合は、父親が台湾人)。中国人社会での半々という差別用語が何度も登場し、幼いころから彼等の心を蝕んでいたことが、惨酷なまでに細かく記されています。富春と夏美を通して、中国残留孤児の過酷さも突き付けられます。

また、健一はところどころで、自分は歌舞伎町以外では暮して行けない、と語っています。僕は、物語を追っていくうちに彼の中にある弱さを感じ取りました。幼いころからの差別によって、人間はカモるかカモられるかの2択しか存在しない、とした信条、ゆがめられた判断基準は、最終的に歌舞伎町での生業として形をなしていきます。この街以外でのネットワークを知らず、街から離れてしまえば生活が成り立たなくなる。彼はおそらく、歌舞伎町から出ることに恐怖を抱き続けているのではないでしょうか。かろうじて自分の存在意義を感じることができ、上手くやっていける環境を変えようとすることは容易ではありません。ましてや、健一のように幼いころから疎外され、心に闇を抱えた者にとっては、さらに難しいのではないでしょうか。

物語の後半には銃撃戦が至る所で展開され、予想外の結末へと動き出します。詳しく書くわけにはいきませんが、読了後、楊偉民という台湾人黒社会の元締めのずる賢さが、僕の頭の中に強烈に焼きつきました。刺激が足りないなどと嘆いているそこのアナタ!そんな刺激に飢えたアナタにおすすめしたい一冊ですので、是非手に取ってみてください。
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.90
(5pt)

あれから...今!びっくりな小説家さんでした

走ろうぜ、マージを読んで、再読。 当時、ハードカバーも買って読んだけどなじみのない世界なりに面白く読めた記憶を思い出しました。 まだまだ著者が歌舞伎町在住と思い込んでいる方も多いのでは?上手くは書けないけれど、動かす原動力のマージ然り、いろいろあって現在に至るという感じが素敵です。 読まないとわかりません。 読んでみて下さい。
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.89
(5pt)

あれから...今!びっくりな小説家さんでした

走ろうぜ、マージを読んで、再読。 当時、ハードカバーも買って読んだけどなじみのない世界なりに面白く読めた記憶を思い出しました。 まだまだ著者が歌舞伎町在住と思い込んでいる方も多いのでは?上手くは書けないけれど、動かす原動力のマージ然り、いろいろあって現在に至るという感じが素敵です。 読まないとわかりません。 読んでみて下さい。
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837