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金融破綻列島



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金融破綻列島

金融破綻列島の評価: 4.33/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

テレビドラマ化を強く望む佳作~小難しくないですよ

これまでの著書が重厚で読む側もその重さを受け止めながら読む、といった感じだが本作は割とテンポ良く登場人物も若く青春を感じる。冒頭で国債に言及するので私の本職に近い分野(金融証券系)かな?と予想しながら読み進んだら、やはり著者の持ち味であるヒューマンドラマであり、少し青春群像的な要素もあるかな。先が気になってどんどん読み進めていきたくなると思う。今回も五つ星です!

読んでいて、非常に「絵」が見えてくるのが不思議だ。それは綿密な取材に基づいた描写力の高さゆえだろう。「絵」が想起出来るということは、例えばTVドラマ化したら絶対面白くなりそう。若者(といっても30代含む)が中心だし、日本人の好きな浪花節の要素が全編を覆い、それでいてポジティブな未来も感じることができる。「半沢直樹」がヒットしたのと重なる。

前作同様フィクションの中に日本が抱える病巣が色々と描かれているいる。金融に限って言えば日本だけが破綻すると言うより、財政赤字が天文学的数字の米国発世界恐慌になるんじゃないか、と私は戦々恐々としている。米国も中国も敵対しているフリをしているけど経済は一心同体。本作が刊行された時点ではトランプが大統領に返り咲くとは予想されていなかった。それと国内ではちょうど新NISA一年目で個人の金融資産が一気にリスク市場に流れ込んできた時期だ。さて、日本だ。政治が致命的に機能不全な我が国において官僚システムは大丈夫なのか?次世代に期待できるか?本書を読むとそんなことにも頭をめぐらせたくなる。
金融破綻列島Amazon書評・レビュー:金融破綻列島より
4344043049
No.5:
(1pt)

つまらない

内容がない 良いのは題名だけ
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No.4:
(5pt)

スリルあり、人情あり、金融関連のホットな話題あり、今回も一気に読みました

スリルあり、人情あり、金融関連のホットな話題あり、今回も一気に読みました
今回も著者の本を一気に読んでしまった。スリルある展開の速さから飽きがこない構成になっており、内容面についても国家安全保障や金融破綻、フィンテックといった高度な話題がある一方で、家族愛や人情、愛情、ときには友情や恋愛といった話題、そしてちょっとした雑学ネタまで盛り込まれており、興味深い。著者の日々の仕事にも関係すると思われるが、報道で話題にするホットな話題、身近な日常生活までブレイクダウンして読者に様々な気付きを与えくれる点も興味深い。
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No.3:
(5pt)

派手なタイトルとは裏腹に勉強になる一冊

金融業界で働く者として看過出来ないタイトルを書店で目の当たりにして購入。派手なタイトルとは裏腹に、金融行政、金融制度だけでなく政治とカネ、政治家と官僚の関係に対する問題提起や、地銀主導の地域再生など時事性の高いテーマも取扱っていて、金融業界関係者であっても勉強になった。それと同時に、主人公の彩に感情移入して、知らず知らずに応援してしまった。ストーリーを楽しみながら勉強にもなるのでオススメです。
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No.2:
(5pt)

ミステリに経済を学ぶ…映像化に期待

金融破綻とはどういう意味か?タイトルに惹かれて手に取った。リーマンショックのようなわかりやすい現象ではなくジワジワとボディブローのように効いてくる危機…経済や金融、政治資金や永田町、地銀や地方の中小企業の現状など、復讐を巡るミステリを楽しみながら多くを学べるオススメの一冊。映像化も期待したい。
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No.1:
(5pt)

著者の新たな一面を垣間見る傑作

まさか一晩で読み切るとは…

楽しみにしている著者作品の待ちに待った最新作。噛み締めて長期戦で読むはずが、先を読みたくなる衝動を止められなかった…

取材に裏打ちされた描写や登場人物の心の動きが実にリアルで、フィクションであると分かっていながらも今見えないところで起こっているドキュメンタリーであるかのような錯覚に襲われる。

重厚感がありながらも軽妙な展開に引き込まれる。社会派として定評のある著者小説の新たな一面を垣間見せる一冊。
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