彼女たちのいる風景
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現役ジャーナリストとして、様々な問題に疑問を持ちながら、当事者に対する綿密な取材等を通して社会的問題に日々取り組んでいる著者ならではの、リアル感が伝わってくる名作だと思います。ストーリー展開に引き込まれるだけでなく、いろんな場面で出てくる珠玉の言葉にも感銘を受けました。特にお気に入りの言葉は、「ひとが生きる意味は、自分のなかにはない。」、「自分が生きる意味を誰かの中に見出そうとする時間、それこそが愛のありかなのではないか。」 本作が映画化・ドラマ化されるのを期待します。 | ||||
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作者3作目の小説だが、前2作とは全く違く作風であることに、まず驚いた。 子どもが生まれて間もなく不治の病を宣告された凛、障害のある子を孤独に育てるシングルマザーの響子、充実した仕事の一方で不妊治療を巡って夫婦に亀裂が入る美華。不条理と闘う彼女たちの胸の内を間近に聞かされるような前半は、読んでいて胸が痛むが、やがてそれぞれの「再生」の物語が始まる。「『女』『妻』『母』役割を背負い、背負わされ、それでも私たちは生まれ直す」という帯の言葉そのままに。どんな人生にも希望は見つかる。そう思わせる、ハートウォーミングな1作だった。 | ||||
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二回読みました。最初は | ||||
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女たちが、もがきながらも立ち上がっていく“聖戦”をこんなにもリアルに情景豊かに描いていることに震えた。 こんなに泣いた作品はおそらく人生初。すべての登場人物に自分がいる,と思った。同時に死生観をも問う重厚な作品でもある。 映画化したら3人の女優さんは誰がいいだろうと考えながら読んだ。もう少ししたら再読したい。きっと、一生忘れられない一冊になる気がする。 | ||||
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読者全員がこの本のどこかで、自分もしくは近しい家族を重ねて読む箇所があるのでは?と何度となく思いながら、一気に読み終わった。 終盤はどわっと涙が溢れてきてしばし中断。続く最終章では温かな、穏やかな、幸せな気持ちが溢れてきた。 作者は重めの社会派小説の人で、今回も作者の想いと経験がどっしりと詰まった作品なのだろう、と予想していたが、今作のラストは軽やか、爽やか。読後感の良い作品だった。 | ||||
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