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神隠し
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神隠しの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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しょせん佐伯泰英の小説なんて、紙芝居みたようなものである。 (これは最高のほめ言葉である。)その世界観さえ受け入れることが 出来れば、あとは登場人物が自由に飛び跳ねるのをわくわくしながら 楽しめばいい。 あるいは、佐伯泰英の小説なんてロールプレイング・ゲームみたいな ものである。最初に初期設定して、あとは勝手気ままに主人公たちに 感情移入して楽しめばいい。 今回は、酔いどれ小藤次の新シリーズということで、今までと 環境設定を違えている。例えば、駿太郎は10歳に設定され、その 実質上の姉のお夕もその幾歳か年上に設定しなおされている。 いままでのシリーズに慣れた人にはちょっと違和感を覚えるかもしれない。 私たちは一度約束したきまりごとを変えることを非常にいやがる民族 だから。だが、この新酔いどれ小藤次シリーズでは、物語の中心が爺 (小藤次)から若者(お夕、駿太郎)に移っていくことが読み取れる。 つまり青春小説、教養小説としての広がりが期待できるのである。 環境設定をいじくるのは著者の自由である。 ファクトフルネスなんてくそくらえ。俺が言ってることがファクト なんだよ、と佐伯泰英は開き直っている。ありえへんとこころの中で 叫びつつも私はしばらくそっと彼について行こうと思う。 | ||||
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シリーズの一だけなかったので、注文しました。 面白く読んでいます。 | ||||
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昨年亡くなった、父のお気に入り作家さん。 膨大なシリーズがありますが、父が亡くなっても親子で読んでいたので、これと裏同心抄は継続中。 裏同心は設定があり得なくなってきてますが、こっちはほのぼの度がすすんでて今一番好き。 小籐次さんとおりょうさまは正式な夫婦になって、風光明媚な望外川荘を本拠に親子三人の暮らしが始まる。 一番、作者さんに近い年齢という小籐次さんは、それなりに老境に入った自分の身と、お構いなしに起こる大騒動。 まあ、それをすっぱり片付ける手腕は相変わらずですが、楽しいです。 ただ、最近、駿太郎さんが強くなりすぎ。才能かも知れないけど、やっと小学校出るかどうかなのにね。 佐伯さんの作品の剣豪親子は皆そうですが、そこだけが不満。 | ||||
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どうしたのだろう。出版社といざこざし、二流の出版社に変わるとともに、荒野のような世界になってしまったのは、その出版社のせいか。折角の才能が出版社のよって枯渇したのは本当に惜しいことである。 | ||||
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期待は落ち論裏切りませんね ストーリーテラーとして 佐伯さんの面目躍如か | ||||
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シリーズ物として読んでおり、飛びついたのですが、ちょっときたいはずれでした。 | ||||
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佐伯先生、枯れたな、という印象。 良い意味ではなく、かつての緊迫感、躍動感が感じられない。 それは居眠り磐根シリーズにも感じる。 でもこの10年近く充分楽しませてもらった。 今後も作品の行く末を見守りたい。 | ||||
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佐伯氏の作品に関して、最近評価が低く残念なのだが…… (確かに、私も殆どを途中下車しちゃったのだけど) 氏は、どうも初志を忘れておられるようだ でも、氏は初期設定構築は抜群だと思うし、だから売れたんだろう あのピカソだってミケランジェロだって駄作量産してるよ! それはさておき…… 出版界の最下層の、またその下の底辺に関わっているので 見たくない内情まで、知ってしまうのだが…… 「時代文庫書下し作家」は、特に「文芸出版」等の部署では 「売れてますね」と一言、言っただけで「ふん!」……と 汚らわしい者のような態度を示す 「生意気ざかりの若手編集者」だったコトもあったのだろうが 自社で出版している事が恥部であるような態度に不快を感じた 大昔の漫画の扱いを思い出す いや、それ以下か? (最近は手の平を返したように日本文化だなんて言って、フザケルナである……) 君達の思う「汚らわしい作家」のお陰で出版社が潤い高給もらってんだろうが! と言いたくもなる 因みに、作家先生(単行本を出す作家さんね!)には銀座で豪遊接待するそうだが 漫画家を経費で接待した事なんて無いんだとか…… 「お偉い作家さん」は、その下賎連中の稼いだ金で、偉そうな顔で飲んでるってわけだ! だからって 少々ツマラナクても許してやれよ……ってわけじゃないが あまりに、訳知り顔にレヴューする連中にも不快を感じてしまい なかには「時代考証」を偉そうにダラダラ書くヤツやら…… 「オマエのサロンか?」って言いたくなる(発表機会すら無い人なんだろうが) と、まあ……作品と直接関係ないレヴューで申しわけないと思いつつも つい、書いてしまった 作品自体のレヴューでなくてスミマセン | ||||
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佐伯さんの時代小説は全部読み 今では新刊がでるのを楽しみにしているが 読んでて苦痛を感じるほどだった。 佐伯さんがボケたのか?無能な編集担当者に代わってこのような駄作が生まれたのか? | ||||
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一気読みしました。分量が短めの感じはありますが、まずまず面白かったです。一話完結なのもいいと思います。今後の展開に期待します。 | ||||
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どうなるの思っていたら新酔いどれが出て続きか読めると喜んでいます、若いころは時代小説はなんて思っていましたが 今はなんか面白い直ぐに読み切っちゃいます。 | ||||
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著者の作品は、何時も人情が絡んでいて大変感動することが多いです。 | ||||
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すこし、ドキドキ感が減ってるかもしれませんねぇ!話に影像がついてこない感じです。 | ||||
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佐伯氏の執筆室の隣り部屋にはハルキ文庫、双葉文庫、講談社、光文社、新潮文庫それに今回、新しく文春文庫の担当者が幻冬舎の担当に換わって詰めてるのでしょう。 6社の佐伯担当に原稿を急かされてる苦労は理解出来るが、だからと言って、今回の『神隠し』のようないい加減な作品だったら、文春文庫の編集長が出版社のプライドにかけ、原稿を佐伯氏に付き返すぐらいの態度を示さないとだめです。 佐伯氏は疲れてくると、お茶の専門書から100ページほと書き写したり、鎌倉市の歴史から100ページほと書き写すことを平気でやるようになりました。 ヒトツのシリーズを書く為に得た知識を他のシリーズにも使うようになりました。 私のように全シリーズを丹念に読んでる者には作者の体調まで分かります。 分かりますから同情もします。 しかし、今回の『神隠し』は同情の余地さえ無い、駄作中の駄作です。 佐伯さん、もう十分、お金も溜まったでしょう。 私も昭和16年生まれです。 昨日でリタイアーしました。 佐伯さんもどうぞ。 | ||||
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私は読み終えた本は *本棚収納 *同僚にお勧め進呈 *トイレ再読文庫行き *お風呂場再読文庫行き だが、本作は久し振りに出た ゴミ箱叩き込み 交代寄合シリーズは19作あたりで流石に呆れて買わなくなった。酔いどれシリーズは「新」というあたりで 地雷臭プンプンだったけど、表紙絵に惹かれて買ってしまった。で、本作で一番良かったのは表紙絵だw 主人公以外の登場人物の描写のいい加減さ、適当さ。そして異界とか妖術に「逃げる」手法。密命シリーズ、 夏目影二郎シリーズ、新・古着屋総兵衛シリーズ然り。 もうさ、「時代ライトノベル」というジャンルで括っていいかも。 佐伯氏の著書の初刷りに差し込まれる「佐伯通信」。時代小説家とデビューした当時は「目指せ文庫本100冊」 だったんだよね。で、書いて書いて書きまくって、最新の佐伯通信では「200冊に近づいた。節目程度には意味 がある」と謙遜気味に書いている。先行したシリーズが定着していて、新たなシリーズへの挑戦が困難とも書い ている。酔いどれ小籐次シリーズから時代設定を替えてまで「新」で続けるぐらいなら、多少強引でも今までの 「酔いどれ小籐次」を終わらせてから、新シリーズに行けよなぁ。 というか、もう新しい話を書く発想も浮かばないのかなぁ。 極論かもしれないけど、佐伯氏にとって内容はもう適当(以前から適当だったけど)でいい。とにかく出版する事。 とにかく200タイトルを達成する事。これが主目標。話がどうおかしかろうが、どう陳腐だろうが、もうどうでもいい んだろう。 | ||||
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尻切れとんぼだったので 楽しみに待っていたが 他の著作で使われたストーリーで全くつまらないないようでした。 次号を楽しみに待てない佐伯作品は初めてかな・・・。 | ||||
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筆者のファンでほとんどの作品を読んできたが、本作はこれまでの酔いどれ小藤次作品を台無しにするような駄作としか言いようがない。これまでの作品のようなほのぼのとした人間模様や痛快な太刀まわり、さらにはストーリー性も脆弱で時代小説といえどもリアリティさに欠ける。 これまでの同シリーズでは、ほのぼのとした読後感が残り、知らないうちに笑顔になっている自分がいたが、本作では、正直に言って「何だこれは」という印象しか残らなかった。 出版社との事情や筆者の体調等の理由があったにせよ、これでは新シリーズとしての価値があるとも思えない。これまでのようなシリーズものを減らしてでも、筆者の体調と気力に合わせた執筆活動を期待したい。多くのファンを持つヒットメーカーであることは事実なのだから。 | ||||
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もう、行き詰まってたんでしょうね。 前作、前々作ぐらいで、いやもっと前から、大した話題がなくなり、また水戸行きを持ち出して引き延ばしてはみたものの、水戸に行かせたところで話題はなし。もう書けなくなってしまったんでしょう。 それならそれで完結させれば良いものを、完結、百歩譲って、せめてキリの良いところまで書くべきところを、霜夜炎返しよろしく、話をぶった斬り出版社を変え、設定を変えての新シリーズで再開…。 以前のレビューでも書きましたが、終わらせ方の上手な作家ではないということは分かっていましたが、これはダメです。 もうあとは「吉原裏同心」「鎌倉海岸捕物控」しかチェックしてませんが、キチンと完結させてほしいものです。 「吉原裏同心」は、幹次郎が四兵衛の後を継ぐとか。「鎌倉海岸捕物控」は、惣五郎が死んで政次が惣五郎という名を継ぐとか。 | ||||
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1年半振りの待望の新作だったのに、中途半端な内容でがっかり・・・ まず、忍術集団の暗躍は『居眠り磐音』でも使われた二番煎じだし、影の者らしからぬ穴だらけの策で悪役として物足りなさすぎる。そもそも阿波津一派が小籘次を狙う明確な理由がないではないか。 森藩の窮地も小倉藩の処遇も根本的な解決には至っていない。あれ以上はもう小籘次には関わりないことかもしれないが、中途半端だ。 手代として久慈屋に復帰した国三の処遇の経緯にも一切触れていない。前作で新たな才能を示した国三だけに、灯り職人としての成長を期待しただけにがっかりした。存在感も希薄で、その他大勢のキャラクターになってしまった。 最も納得いかないのが表題に関わる、新兵衛の神隠し騒ぎ。阿波津一派の暗躍に絡めたかったのだろうが、結局は何だか分からないけど戻ってきて一件落着。神隠しが信じられていた昔とはいえ、無駄に紙面を費やしたとしか思えない。 筆者には作品数を絞って、少数精鋭な作品を上梓していただきたい。 | ||||
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「新シリーズ」と銘打って、久しぶりに酔いどれ小藤次が出たっ、と勇んで読んだ。これまでのところ、佐伯さんのシリーズの中で唯一生き残っているおもろい時代劇小説と思っていたからだ。しかし、なんぞわけのわからないオドロオドロシイ忍者崩れの一団が横合いから出てきて子どもたちをさらって小藤次に挑むってえな、下手な筋書きの駄作。がっかりした。これで佐伯さんの作品は全部打ち止め。 | ||||
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