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遠霞ノ峠
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遠霞ノ峠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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鰻とりの幸吉が宮戸川に就職し、吉原では花魁の人気投票が山場を迎える。奈緒改め白鶴はNo.1の座につける のか?第3章で磐音は青梅と秩父方面にアルバイトに出かける(いや、本業か)。田舎の雰囲気も良いが磐音には 江戸下町の景色が良く似合うと思う。 本書では磐音の剣さばきはあまり見られないが、ラストの第5章でようやく意外な人物とやり合う。磐音の春風 駘蕩とした立ち居振る舞いに合わせたストーリー展開が多い。よく言えばおおらかでのんびりとしたテンポと言え るが、悪く言えばメリハリの少ない内容。できれば殺陣シーンをもう少し濃密かつ迫力ある描写にすれば★★★★ を付けたかったのですが・・・、もうシリーズも完結しているんですよね。残念! | ||||
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磐音は浪人なのだけれど、関前藩のために働いている。 お殿様も、「そちは江戸で奉公を続けていると世は思っている」と直々に言ってくれるほどだ。 さて、この時代、どの藩も財政は厳しいそうだが、その起死回生の対策。 関前藩の海産物を千石船で江戸に運び、売りさばいて儲けるという、薩摩藩がサトウキビでやったようなことを磐音が企画発案し、実践するのが、今回の目玉だ。 たまたま嵐で、その直前の船はほうほうの体で江戸湾にたどり着き、磐音は気をもむ。 また、なかなか着かないのだ。 あーやきもきする! もちろん、居眠り剣法も冴え渡る。 今回は、浅草から青梅、そして秩父までの遠出だ。それも借金取りと女衒の用心棒として。 と書いてしまえば、坂崎磐音も変わり果てたかのようだが、まったくそんなことはない。 さわやかに、品良く、武士として、男として、人間として、まったく恥ずかしくない行動のままだ。 | ||||
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