温室デイズ

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評判

温室デイズの評価:

3.82/5点 レビュー 34件。 B ランク

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平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全68件 21〜40 2/4ページ
No.48
(4pt)

奇跡ではなくても。

本の紹介には「2人の少女が起こした小さな奇跡」とありますが、それを期待して読むと外れかもしれません。
 荒廃した中学校で奇跡なんて簡単には起きない。
 でも、(2人の少女だけでなく)みんながそれぞれのやり方で少しずつ「温室」という現実に向かおうとする、その必死さに切なくなりました。

 暖かい親子関係や恋人たち、飄々として爽やかな高校生などが出てこないので、ほかの瀬尾作品と少しテイストが違います。
 ですが、結末にものすごいカタルシスを置くのではなく、結末に向かう過程が丁寧に描かれているのは同じ。
 その過程に心を揺さぶられる思いでした。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.47
(4pt)

奇跡ではなくても。

本の紹介には「2人の少女が起こした小さな奇跡」とありますが、それを期待して読むと外れかもしれません。
 荒廃した中学校で奇跡なんて簡単には起きない。
 でも、(2人の少女だけでなく)みんながそれぞれのやり方で少しずつ「温室」という現実に向かおうとする、その必死さに切なくなりました。

 暖かい親子関係や恋人たち、飄々として爽やかな高校生などが出てこないので、ほかの瀬尾作品と少しテイストが違います。
 ですが、結末にものすごいカタルシスを置くのではなく、結末に向かう過程が丁寧に描かれているのは同じ。
 その過程に心を揺さぶられる思いでした。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.46
(4pt)

学生時代の甘酸っぱい記憶がよみがえる

”本当にありそうで、ないこと”

それが優れた本、と教えられたことがある。
まさに、そのお手本のような本だ。

どこにでもある
学校の風景に見える。

でも、
きっとないんだろうなと思える。

その境界線を
バランスよく行き来している。

学生時代の甘酸っぱい思い出たちが、
走馬灯のように、駆け巡ってしまった。

『温室デイズ』
温まるのは読者の心にちがいない。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.45
(4pt)

学生時代の甘酸っぱい記憶がよみがえる

”本当にありそうで、ないこと”

それが優れた本、と教えられたことがある。
まさに、そのお手本のような本だ。

どこにでもある
学校の風景に見える。

でも、
きっとないんだろうなと思える。

その境界線を
バランスよく行き来している。

学生時代の甘酸っぱい思い出たちが、
走馬灯のように、駆け巡ってしまった。

『温室デイズ』
温まるのは読者の心にちがいない。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.44
(2pt)

告発文

物語に名を借りた教育現場の現状を訴える告発文的作品。
なので登場人物や舞台はそれぞれ象徴的で極端な描かれ
方をしています。

ラストも物語として(ひとつの)解決方法を描く事はできたとは
思いますが、作者が実際に教育に携わっている事や作品の
性格上安易な解決方法を描く事をしなかったと言うより出来
なかったのではないでしょうか。

とは言ってもガチガチのドキュメンタリー風でも説教臭くもなく
きちんと物語として成立しているのはさすがだと思いました。

又途中で語りの視点が変わる事により、誰か1人に感情移入
する事無く作品(問題点)を俯瞰的に見る事になります。
その辺りにも、単純に誰かが悪いとか何かが悪いとは言えない
という作者のメッセージが有るような気がしました。

いじめや学校生活に最終的になんらかの答えが欲しい人や、
カタルシスを得たい人には向かない作品だとおもいます。
実際に教育現場に携わっている人が読んで、どういう感想を
持つのか聞いてみたい気がしました。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.43
(2pt)

告発文

物語に名を借りた教育現場の現状を訴える告発文的作品。
なので登場人物や舞台はそれぞれ象徴的で極端な描かれ
方をしています。

ラストも物語として(ひとつの)解決方法を描く事はできたとは
思いますが、作者が実際に教育に携わっている事や作品の
性格上安易な解決方法を描く事をしなかったと言うより出来
なかったのではないでしょうか。

とは言ってもガチガチのドキュメンタリー風でも説教臭くもなく
きちんと物語として成立しているのはさすがだと思いました。

又途中で語りの視点が変わる事により、誰か1人に感情移入
する事無く作品(問題点)を俯瞰的に見る事になります。
その辺りにも、単純に誰かが悪いとか何かが悪いとは言えない
という作者のメッセージが有るような気がしました。

いじめや学校生活に最終的になんらかの答えが欲しい人や、
カタルシスを得たい人には向かない作品だとおもいます。
実際に教育現場に携わっている人が読んで、どういう感想を
持つのか聞いてみたい気がしました。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.42
(2pt)

瀬尾まいこさんにしては

つまらないと思いました。 他の作品では瀬尾まいこさんにしか出せない家族や友人や他人の温かさがあったのですが、この作品は、それがなく、よくあるストーリーになっています。
そして登場人物が浮いて見えました。不良と幼なじみとゆう設定の女の子もどうかと思うし、不良をカウンセリングしてる女の子も嘘くさいです。 嘘くささの中にも晴れやかな気持ちになれるのなら良かったが、なんとなくジトーッと終わった印象。
いじめられたからって・・保健室とかに行かないです。私は、屋上に逃げたり、好きな社会の先生の部屋に入り浸っていました。

重松清さんの 『きみの友だち』の方が感情移入しやすかったし、すっきりしました。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.41
(2pt)

瀬尾まいこさんにしては

つまらないと思いました。 他の作品では瀬尾まいこさんにしか出せない家族や友人や他人の温かさがあったのですが、この作品は、それがなく、よくあるストーリーになっています。
そして登場人物が浮いて見えました。不良と幼なじみとゆう設定の女の子もどうかと思うし、不良をカウンセリングしてる女の子も嘘くさいです。 嘘くささの中にも晴れやかな気持ちになれるのなら良かったが、なんとなくジトーッと終わった印象。
いじめられたからって・・保健室とかに行かないです。私は、屋上に逃げたり、好きな社会の先生の部屋に入り浸っていました。

重松清さんの 『きみの友だち』の方が感情移入しやすかったし、すっきりしました。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.40
(4pt)

いろいろと考えさせられる・・・

崩れ始めたクラスの兆しを敏感に感じ取り、
何とかしようとして行動に出たみちるは、
それまで友達も多く好かれていたにも関わらず、
一気にクラスのいじめられっ子になってしまい、
そんなみちるを見ていられなかった親友の優子は、
教室に入れなくなってしまう・・・。

主人公でもあり、
いじめ、登校拒否、学級崩壊等の当事者でもある、
中学3年生のみちると優子、ふたりの視点から
「崩壊していく中学校での生活」が描かれています。

みちるは、崩壊したクラスで、
一方、優子は別室登校や「学びの部屋」、「カウンセリング・ルーム」で、
ふたりは別々の場で過ごしながら、互いを支えとしながらも、
お互いを頼らずそれぞれのやり方で学校を元に戻そうとします。

現在、学校に来られなくなった生徒には、
同情や優しさ、義務や立場から、
色々な救いの手が差し伸べられやすい、らしい。
でも、ラクチンで居心地の良い状態なわけではない。

学校に登校しながら苦しんでいる生徒には、
厳しい言葉はとんでも、なかなか救いの手は届かない・・・。
でも、それでも学校は生徒を守ってくれる「温室」!?

「ひとりになりたくてなるのと、ひとりにされるのとはわけが違う」
「パシリになるのと、パシらされるのは根本的に違う」
そんな言葉たちが印象に残る、
いろいろと考えさせられた1冊です。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.39
(4pt)

いろいろと考えさせられる・・・

崩れ始めたクラスの兆しを敏感に感じ取り、
何とかしようとして行動に出たみちるは、
それまで友達も多く好かれていたにも関わらず、
一気にクラスのいじめられっ子になってしまい、
そんなみちるを見ていられなかった親友の優子は、
教室に入れなくなってしまう・・・。

主人公でもあり、
いじめ、登校拒否、学級崩壊等の当事者でもある、
中学3年生のみちると優子、ふたりの視点から
「崩壊していく中学校での生活」が描かれています。

みちるは、崩壊したクラスで、
一方、優子は別室登校や「学びの部屋」、「カウンセリング・ルーム」で、
ふたりは別々の場で過ごしながら、互いを支えとしながらも、
お互いを頼らずそれぞれのやり方で学校を元に戻そうとします。

現在、学校に来られなくなった生徒には、
同情や優しさ、義務や立場から、
色々な救いの手が差し伸べられやすい、らしい。
でも、ラクチンで居心地の良い状態なわけではない。

学校に登校しながら苦しんでいる生徒には、
厳しい言葉はとんでも、なかなか救いの手は届かない・・・。
でも、それでも学校は生徒を守ってくれる「温室」!?

「ひとりになりたくてなるのと、ひとりにされるのとはわけが違う」
「パシリになるのと、パシらされるのは根本的に違う」
そんな言葉たちが印象に残る、
いろいろと考えさせられた1冊です。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.38
(5pt)

いじめに負けない強い気持ち

いじめにあっても学校に行くことをやめず耐えていたみちる、学校には行かず学びの部屋という公民館に通いながらカウンセリングを受け始めた優子、形は違えど二人とも学校をなんとかしたいと思いつつ懸命に頑張っている姿に胸を打たれた。みちるはいじめが父親に知られることを何よりも恐れていたが、父親は涙を流してみちるの味方になった。ただ、父親が口出ししても結局学校は変わらないから、やっぱり自分が頑張らないといけない。それでも、父親が味方でいてくれる限りは心強いと感じる。だからこそいじめにも耐えられる。そんなみちるの想いが強く伝わってきた。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.37
(5pt)

いじめに負けない強い気持ち

いじめにあっても学校に行くことをやめず耐えていたみちる、学校には行かず学びの部屋という公民館に通いながらカウンセリングを受け始めた優子、形は違えど二人とも学校をなんとかしたいと思いつつ懸命に頑張っている姿に胸を打たれた。みちるはいじめが父親に知られることを何よりも恐れていたが、父親は涙を流してみちるの味方になった。ただ、父親が口出ししても結局学校は変わらないから、やっぱり自分が頑張らないといけない。それでも、父親が味方でいてくれる限りは心強いと感じる。だからこそいじめにも耐えられる。そんなみちるの想いが強く伝わってきた。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.36
(3pt)

そんなに頑張らなくてもいいのに

いじめにまっこうから立ち向かうみちる。
いじめられても、毎日教室に向かう。
担任すら、みちるがいじめられていることを気がつかないふりをするのに。

強いなぁ、と感じたが、我が子にはこの方法は選んで欲しくない。
あんまり張りつめすぎると切れてしまうよ。
頑張りすぎないで。

友達の優子のように、保健室登校したり、不登校するのもひとつの方法なんだろうけど、実際そうするのも、かなりの勇気が必要なんだと思う。
弱音を吐くのも強さなんだけどな。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.35
(3pt)

そんなに頑張らなくてもいいのに

いじめにまっこうから立ち向かうみちる。
いじめられても、毎日教室に向かう。
担任すら、みちるがいじめられていることを気がつかないふりをするのに。

強いなぁ、と感じたが、我が子にはこの方法は選んで欲しくない。
あんまり張りつめすぎると切れてしまうよ。
頑張りすぎないで。

友達の優子のように、保健室登校したり、不登校するのもひとつの方法なんだろうけど、実際そうするのも、かなりの勇気が必要なんだと思う。
弱音を吐くのも強さなんだけどな。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.34
(4pt)

温室のような学校に生きる中学生の日々・・とは思えない

荒れた中学で何とか日々をしのいでゆく中学生たち。徒党を組むいじめグループ、いじめを受ける子、傍観するサイレントマジョリティー、腕っ節の強い不良グループ。
主な登場人物はあまり豊かでない父娘家庭の中森みちる、裕福な家庭で美人に生まれついた前川優子、中森の幼なじみで不良になったヤクザの息子伊佐瞬、使い走りの役を上手に演じる斉藤、教師見習いの吉川。
いじめを受けてる子を庇うとその子がいじめを受けるという陰湿な閉鎖社会。とても温室とは思えない。
教師たちも1人で解決できなければ団結して生徒たちに安心して勉強できる環境を与えようという気が無い。
現実世界でも、自殺者がでて遺書が出てきてはじめて、校長が神妙な面持ちでいじめに気づかなかったなどと言い訳するのを何度もニュースでみて軽侮を感じたものです。
瀬尾まいこさんは現職の中学校教師ですから教室の実態を見ていて、この本を書いたのでしょう。
今の中学ってこんなに陰湿で卑劣なのですか。藤原正彦が「国家の品格」で「卑怯なことをしてはならない」って書いてたのに同感です。
今の中学生って見栄えもよくて生き方のスタイルももっとスマートと思っていたのに。
いろんなところで相談してもうまくいかなかったら、弁護士のところに行って相談して卑劣、無責任な人々と戦いましょうね。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.33
(4pt)

温室のような学校に生きる中学生の日々・・とは思えない

荒れた中学で何とか日々をしのいでゆく中学生たち。徒党を組むいじめグループ、いじめを受ける子、傍観するサイレントマジョリティー、腕っ節の強い不良グループ。
主な登場人物はあまり豊かでない父娘家庭の中森みちる、裕福な家庭で美人に生まれついた前川優子、中森の幼なじみで不良になったヤクザの息子伊佐瞬、使い走りの役を上手に演じる斉藤、教師見習いの吉川。
いじめを受けてる子を庇うとその子がいじめを受けるという陰湿な閉鎖社会。とても温室とは思えない。
教師たちも1人で解決できなければ団結して生徒たちに安心して勉強できる環境を与えようという気が無い。
現実世界でも、自殺者がでて遺書が出てきてはじめて、校長が神妙な面持ちでいじめに気づかなかったなどと言い訳するのを何度もニュースでみて軽侮を感じたものです。
瀬尾まいこさんは現職の中学校教師ですから教室の実態を見ていて、この本を書いたのでしょう。
今の中学ってこんなに陰湿で卑劣なのですか。藤原正彦が「国家の品格」で「卑怯なことをしてはならない」って書いてたのに同感です。
今の中学生って見栄えもよくて生き方のスタイルももっとスマートと思っていたのに。
いろんなところで相談してもうまくいかなかったら、弁護士のところに行って相談して卑劣、無責任な人々と戦いましょうね。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.32
(4pt)

対照的な強さ。

「みちる」の視点と「優子」の視点から描かれていて、一方から他方はすごく「強い」存在に見えるのだけど、自分自身のことは「もっと強くならなきゃ」って思ってる二人。
対照的な優しさに包まれて育った二人の、
対照的な強さが印象的。

厳しく、頑固な存在として描かれていた満の父の別の一面をみちるが目の当たりにする場面にホロっときました。

みちるも優子もこの先の高校生活、社会の中で、色んな人の色んな面を見ていくのでしょう。
自分自身の中の色んな面を見ていくのでしょう。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.31
(4pt)

対照的な強さ。

「みちる」の視点と「優子」の視点から描かれていて、一方から他方はすごく「強い」存在に見えるのだけど、自分自身のことは「もっと強くならなきゃ」って思ってる二人。
対照的な優しさに包まれて育った二人の、
対照的な強さが印象的。

厳しく、頑固な存在として描かれていた満の父の別の一面をみちるが目の当たりにする場面にホロっときました。

みちるも優子もこの先の高校生活、社会の中で、色んな人の色んな面を見ていくのでしょう。
自分自身の中の色んな面を見ていくのでしょう。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X
No.30
(3pt)

タイトルが良い。

なるほどなあ、と思わせるタイトルでした。まさに現在の子ども達の日々を表したタイトル。
テーマとしてはとても重たく、まさに現代の子ども達の日常を描いていたと思ったのですが、正直なところ多少物足りなかったかなあ、という気持ちも…。もっと単純じゃないかと思うところもあれば、そんなに簡単ではないよな、と思うところもありました。
「一番書きたかった」と言うようにテーマへの思い入れは感じましたが、瀬尾さんらしい心の微細な描き方や、日々の中の何気ないけれどすごく特別な一つ一つをすくいあげるような表現があまり見られず、ちょっと物足りなさを感じたのも事実です。
個人的には瀬尾さんの小説がとても好きなので、だからこそこの小説には満足しきれませんでした。
温室デイズ Amazon書評・レビュー: 温室デイズより
4048735837
No.29
(3pt)

タイトルが良い。

なるほどなあ、と思わせるタイトルでした。まさに現在の子ども達の日々を表したタイトル。
テーマとしてはとても重たく、まさに現代の子ども達の日常を描いていたと思ったのですが、正直なところ多少物足りなかったかなあ、という気持ちも…。もっと単純じゃないかと思うところもあれば、そんなに簡単ではないよな、と思うところもありました。
「一番書きたかった」と言うようにテーマへの思い入れは感じましたが、瀬尾さんらしい心の微細な描き方や、日々の中の何気ないけれどすごく特別な一つ一つをすくいあげるような表現があまり見られず、ちょっと物足りなさを感じたのも事実です。
個人的には瀬尾さんの小説がとても好きなので、だからこそこの小説には満足しきれませんでした。
温室デイズ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 温室デイズ (角川文庫)より
404394201X