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街とその不確かな壁
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街とその不確かな壁の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全150件 41~60 3/8ページ
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ここ最近の作品とはまた異なる読み心地でしたが、やはり特別なものがありました。 | ||||
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今回も村上春樹ワールドが堪能出来ました^_^ | ||||
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非常に面白かった。 | ||||
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村上春樹のイマジネーションの、深い深い底を見たり、という気持ちになった。イマジネーションだけを頼りに、掘り下げて掘り下げて書く作家の中では、やはり当代随一の存在である。 イエローサブマリンの少年のような子が、生き生きと存在できるパラレルワールドが、本当にあったら救われると思った。 | ||||
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村上春樹さんの大ファンでもちろん全作品読んでいます。大好きな作品はたくさんありますが、この"街とその不確かな壁"を読了した後に湧き出る感情は特別なものでした。発売してすぐに買って読み終えたので、約半年前に読んだ作品ということになるのですが、今でもこの作品の情景は深く心に刻まれていて、折に触れて思い出されます。個人的にはカフカや1Q84、ダンスダンスダンスが好きなのですが、そういった作品とは全く違う特別な思い入れを、この作品に抱いています。 "街とその不確かな壁"には人生の儚さや切なさ、そして誰かを想うという行為の愛おしさや虚しさが詰まっていると思います。そしてそれは直接的でなく、物語の総合としてのみ感じ取ることのできる特別なものです。これぞ文学体験。読書でしか得られないものだと思いました。 もちろん魅力的な登場人物、場面もたくさん出てきます。個人的には、川を下っていくシーンが好きで、無意識に自分の人生と重ねてしまい涙が出ました。 村上春樹さんの作品は抽象的で、物語全体が何かの隠喩のようなので難解なものが多いですが、本作はその傾向が強いような気がします。でもだからこそ色んな解釈をすることができるんだと思います。 彼女のことをひたすらに想い続ける私の人生。歳を重ね、世界が変わっても愚直に愛し続ける彼の人生に、魂が深く揺り動かされました。 | ||||
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世界の終わりとハードボイルドワンダーランド好きな人は必読 | ||||
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学生時代から村上作品と共に生きてきました。 もし、初めて村上作品を読むお若い読者でしたら、『世界の終わりとハードボイルド‥‥』を先に読む事をお勧めします。 こちらの作品から入ると、唐突でわかりにくいかもしれません。世界の終わり‥‥を読んだ方なら、こちらの本を数倍楽しめます。 村上作品は、読者の心に寄り添ってくれます。その時々、年齢で読み返す度に癒しと勇気をくれます。 この本を初めて手にする方が、同じ気持ちでいてくれたら嬉しいです。 | ||||
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ほとんどすべての村上春樹の本を読んでいる。これだけの厚みのある本であるにも関わらず、すごい吸引力でもって1日で読み終えさせてしまうだけの筆力は唯一無二だと思う。 | ||||
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kindle版購入し、読み終えました。不思議な情景にしっくりくるアクセントの描写、心地よい物語でした。 | ||||
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アドレセンス期の、お互い100%分かり合えてると思えるような恋愛の経験。その記憶の純度を薄めてゆくことができないと、あるいは薄まることを拒否すると、人は本体と影に分裂し、死者とも対話できるようになるのだろうか。主人公は記憶の純度を保つために自ら「街」を作り出し、日常のさまざまな経験から生まれる感情を夢読みに消させることで、大切な記憶を守っているのか。 最後、街を脱出した本体は影に受け止められ一体に戻り、アドレセンスの束縛から救われ、人生を前に進められるようになるのだろうか。コーヒーショップの女性は鎧のようなボディスーツを脱ぐことができるようになっているのだろうか。そのとき「街」は消えてしまうのか、存続するのか。 | ||||
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私が生きている間にあと何作の新作を読了できるだろうか?。本作は第一部読了後、第二部を読み進めるまでに一ヶ月以上の時間を要した。仕事が忙しかった事もあるが、私自身の読み進める準備に時間が必要だった気がする。『世界の終わり…』よりも、私好みのする読了感を得た。でもそれは加齢による影響も大きいとも思う。同時代に素敵な作品を執筆される作者がいる幸せに感謝。 | ||||
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本著は、発売、即、購入した。 いまさらながらのコメントです。 山尾悠子の夢の遠近法、エンデの夢食い小人を再読中です。 若い村上氏の課題が、半世紀近い年月を経て、深化し普遍的な内容になったのでしょう。 なお、山尾氏の著作も興味深い内容ですので、本書に興味を持たれた方にはお薦めです。 | ||||
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久々の書き下ろしで、とても楽しみにしていた。 現実と非現実の境目がわからなくなる、村上作品らしい作品だった。 物語は結末を迎えるが、その後の主人公や彼をめぐる人々がどうなるのかとても興味深く、もっと知りたい!という気持ちにさせられた。 いつもながら、一読しただけではわからない良さがしみだしてくるので、また後日読んでみたい。 | ||||
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初めてアマゾンで新刊を予約しました、発売にちゃんと着きすぐに読むことができました | ||||
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『騎士団長殺し』で顕著になってきた上田秋成的世界の後継者としての幽明の世界の交錯の表現が完成度を高めている。著者の代表作である『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の静謐バージョンという読み方もでき、村上ワールドの本領を楽しむことができる。村上作品に頻出する性行為の描写がひとつもないという点では、画期的な作品といえるかもしれない。単に脱色されたというわけではなく、深められた感じで、よい読後感が得られた。 | ||||
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村上春樹作品の中ではかなり分かりやすく読みやすい分類のものだったと思います。 理解し難い展開もなく割と全てについて説明がつく物語でした。 村上春樹の小説の良さは言葉遊びですよね。そこに明確なこたえを求めるときっと楽しめないと思います。 村上春樹の小説全てに通じて言える事ですが言葉を楽しむ、空気を楽しむ、それが不満なく楽しむコツです。 出来たてのブルーベリーマフィンとコーヒーを、頂きたくなる小説でした。 | ||||
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「海辺のカフカ」のときと同じ感覚でした。 わかりやすい文章。読書が苦手の、おバカな中学生でも読める。 それなのに村上さんの真意は謎。人それぞれ読み取り方やヒットする部分が違う。 だから面白いんだなぁ。さすがだなぁ。 やっぱり若者に村上さんの作品を読んでほしいなぁ。 | ||||
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やっぱり村上さんの゙本って感じで読み続け、止められない。 ただ、文字が小さくて、とにかく疲れます。歳かな~ | ||||
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物語の世界にグッと引き込まれました 村上春樹さんの小説が好きな方なら、すらすらと読めると思います | ||||
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文章そのものは平易ですが、隠喩や前後のつながりがわかりにくく、ストーリーも若干釈然としない終わり方をします。風の歌を聴け、羊をめぐる冒険、ダンスダンスダンス、世界の終わり、1Q85等の過去作品に強く影響された内容で、そこにオウム事件や東北大震災の不条理、コロナ禍の閉塞した日常感覚がごちゃまぜになって表現された印象です。そうした脈絡のない内容こそが、主人公が壁の中の図書館で毎夜読んでいる夢なのでしょうか。 この本の感想や印象は、読む人によってかなり異なるものになると思います。読む人それぞれが心の中に持つ、喜びや悲しみ、不条理さを頼りに、物語を解釈をしなくてはならない箇所があるからです。そうした読みをしていると確かに心を揺り動かされます。 いろいろな出来事が曖昧なまま物語が終わってしまって釈然としない面もありますが、その答えはいささか飛躍していますが、村上氏がこれから出す別作品の中から探すしかないように思います。 | ||||
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