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街とその不確かな壁
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街とその不確かな壁の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全150件 21~40 2/8ページ
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この本は静かで奥深い文章表現に圧倒されます。巨匠の手によって推敲を重ねられ、磨き上げられた文章は淡々と読み進めることができます。ネットの時代にあって情報があふれる現代において、進行速度がゆっくりで美しい文章がちりばめられた本作品は、読者に癒しと感銘を与えるでしょう。ラストも大作にふさわしく美しく印象に残ります。 | ||||
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前知識なく読み始めたら、「あれ?『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』じゃない???」となった。もちろんそんな焼き直しではなかった。 あとがきを読んで経緯を理解した。元々は『世界の終り…』の前に中編小説のような形で世に出ていたらしいが本として出版はされていなかったそうだ。この小説を書き上げることができると40年経って思われたらしい。 夢読み、壁の中の世界、影…。現実と想念の中にある世界が交錯して一つに集約していく。なんというかずっと村上春樹氏の作品を連続して読んでいて思ったのが、すっきりした解決があるわけではないけれど、なにか最後に向かってすぅぅっと一点に突き進んでいく感じがする。 | ||||
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とても気に入った本だったので、もう一冊買って友人にプレゼントしました。 | ||||
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一気読みしました。 ハードボイルドワンダーランドを読んだ方にオススメです。 そうでない方もパラレルワールド感が村上春樹ワールドでよく描かれています。 村上春樹氏の物語には、意識と無意識の世界と知的障害=特殊能力の世界(海辺のカフカ)が描かれていますが、サラッと集大成とも言えます。俯瞰した世界観が感じられました。文学的な性的描写も少なく読みやすく、意識無意識、パラレルワールドが交差するは描写に感じられました。 何より登場人物の人物の経験愛も感じられました。 読んでいて、人生にはやらねばならない事、そのタイミングがある事、偶然はなく全て必然であり無意識で創造した事が実現し、それが異次元である事まで示しておられました。 読む人にとっては深く意義深い本となります。私はこれまで村上春樹氏の本読んでその度に自分の気持ちや人生と重ねる事ができる事に意義深さを感じ感謝いまします。 | ||||
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今までの作風と異なり人生観が綴られている。文学的というよりも。 むしろ文学的な深みはない。あの世と此の世を知っている者にとっては平凡すぎて読んでいて期待感はないものの、人として生きる住処であることには間違いはないのだろう。 | ||||
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村上春樹の小説を読んで感動したことはあまりないけれど、本作品には深いそれをもらった。 現実と夢、自身とその影、そして生と死といったような、いろいろな含みがあるこの小説だけれど、僕は”イエローサブマリンの年の救出”の物語として読んだ。 ここではないどこかに憧れ、しかしどこにも行けないでいる、小さな存在。壁に囲まれた卵のような存在を、こんなふうに救い出すことが、ぼくたちに出来るだろうか。 | ||||
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発行されてすぐ購入したものの、厚い本なので持ち歩くのも大変なのでなかなか読めず、しかも先に2度目の騎士団長を読み始めてしまっていたので、本日やっと読み終えました。 読み始めの時は、世界の終わりとハードボイルドに似ていたので、なに、あれの焼き直しかと少し腹立ちながら読んでいました。何を隠そう私はあれが1番好きです。 でも2部に入ったら、曲調ならぬ書調(?そんな言葉は無いけど)が全く変わって、いつもの村上さんの登場人物らしからぬ主人公に戸惑いました。首にスカーフを巻いたままの……なんて人は今までの主人公にはいなかった。明らかに人物象が違うと思った。 でも小易さんは騎士団長と同じ部類の人かなと、どちらも私は好きです。喋り方が独特で。 メタファーとかそんな言葉が出てこないから、読む人に優しい感じがしました。 長編を読むのはほんとに楽しいです。どんどん読んで、もうすぐ終わりなのに、どうなるのかと思っていたら第3部になりあっという間に終わってしまった。 そして、あとがきを読んで、納得しました。 初めに書いた時から40年経って書けたのがこの作品なんですね。第1部で終わらなくて本当に良かったです。 | ||||
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よかった | ||||
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村上春樹先生の作品は、奥が深いと感じます。自分には、少しむずかしいかも。でも面白作品です、 | ||||
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街とその不確かな壁の感想を書くのは難しい。僕は村上春樹の小説はだいたい読んでいる。パン屋再襲撃という本を、今日は図書館ではじめて借りて読んでいた。もう一度言うが、僕は村上春樹の小説はだいたい読んでいる。新刊の発売と同時に買ったのは本書がはじめてだが、村上春樹と名の付くものであるなら好んで読んでいた。上手く書けない原因はここにある気がする。 物語のおおまかな流れは、主人公が見た夢と同じものを作った少年が失踪して二人して夢の中に入るというものだ。重なるイメージが、この小説ではくりかえし現れてるように思う。夢読みは少年の心と重なる。それは外面的なものではなくて、もっと残酷な現実を指し示している。成長の段階にある十七歳の少年は、機嫌をとられるのを拒む傾向がある。おおやけに見せたりはしないが、それがどんな種類の感情であっても、どこかで消化できないような思いをためこんでいるという風に、過去の自分を考えられる。 少女はもっと利口に描かれている。確かに僕が見た少女は理性的で、抱える問題はどこかの誰かと対比されており、つまりそれは優しくできるか、僕には手に負えないという状況説明であり、本作ではおそらく無計画の象徴として女性のキャラクターが登場する。 僕は偶然を愛しているだろうか? こちらの方が深刻であるように思う。ここに文体があると感じたけれど、もっと明確な表現はある気がする。描写について、もっと書きたい。今のところはそのやり方がつかめないので、僕は古い考え方で関係ばかりを書いている。この小説には、他に何かがあるとは思うのだが、それを見つけるのはまだできない。 | ||||
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大好きな作家です。 | ||||
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メンヘラ(メルヘン?)女子とそれに惚れ振り回される青年を描くのが好きな作家というイメージがありなんとなく敬遠していたが人に勧められて本作を。ある意味集大成な作品らしく。 第一部はやはりそのようなふんいきがありあぁやっぱりこれが村上春樹だと思ってましたが中盤終盤は静かにだがしっかりとメッセージがありなかなかに面白かった。 別の作品も読んでみたくなった。 | ||||
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村上春樹さんは初期作が好きですが、ノルウェイの森以降の世界観にはついてけないことが多く…。 ということで、そんなにしっかりキャッチアップしてませんでしたが、書店でタイトルを見た瞬間に、世界の終わりとハードボイルドワンダーランド(最高に好き)を想起させるタイトルにビビッときて購入しました。 若い頃に日の目を浴びなかった作品をコロナを経て書き下ろしてということで、世界の終わり以上の濃密な内容でした。 一方で語り口はシンプルな村上春樹らしい感じで、何というか水を飲んでいるのに飲み終わるとテキーラだったみたいな感覚です。 しかも酔ってないみたいな。 この本はずっと自分のそばに置いておきたいと思います。 | ||||
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村上作品はすべて読んでいます。 時系列的にこれまでの作品を読んできて、この作品は久しぶりに村上ワールドどっぷりで、集大成という言葉がしっくりきます。 もう長編書かないつもりなのでは?と不安になるくらい…保存版です。 | ||||
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それだけのことです 皆さんどんなレビューを書かれているのでしょう うじうじしたおじさんが色々あってなんとなく若い女の子とえちーなことをする というこれまでの傾向とは違うかもしれませんよ 新作が出たらただ読むだけです | ||||
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残り僅か。 頼むから終わらないで。 | ||||
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柔らかなヴェールに包まれている様な感覚の中、一気に読んでしまいました。淡々とした文章に夢か現実かわからない様な曖昧さと暖かさが心地良い。 エンターテイメントとしても楽しめ、自分の中の課題とも向き合わざるを得ない少しの痛みも感じつつ、主人公と共に背中を押された様な読後の余韻でした。 コーヒーとブルーベリーマフィンを手にどこへ行こう‼︎ | ||||
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普段は小説をほとんど読まないボクが『村上春樹』さん。 ワインをちびちびしながら。 「わたしとはなにか?」 この本のテーマはこれじゃないのかな。 レビューには誰もそんなこと書いてないんだけどね(「村上春樹ワールド」なんて言われてもわかんないよ)。 いや、この本に限らず、もしかしたら『村上春樹』さんの追っかけてるものは「わたし」なんじゃないのかな…。 なんて思ってるところです。 まだ第一部を読んだところですが。 | ||||
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新作が早く届くのは嬉しいです!ありがとうございました。 | ||||
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最初はなかなか進まなかったけど、途中から夢中になった | ||||
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