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その男



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その男の評価: 4.47/5点 レビュー 17件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.47pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全17件 1~17 1/1ページ
No.17:
(5pt)

To know that Amazon JP carries just about all books I search for.

I had read the first volume 1 & 2 books, but not the conclusion. Very happy to find this book on Amazon. This is the one of the best of best 池波正太郎's novels.
その男(三) (文春文庫)Amazon書評・レビュー:その男(三) (文春文庫)より
B0827R2QG1
No.16:
(5pt)

明治維新がどんな形で進んでいたのか、歴史教科書の嘘が見えてくる

ひとりの男、杉虎之介の物語だが、明治維新の姿、長州や薩摩の策略などが学べて大変面白く読ませていただいています。
その男(二) (文春文庫)Amazon書評・レビュー:その男(二) (文春文庫)より
4167914085
No.15:
(4pt)

時代変遷の妙味

庶民の目線で明治維新を堪能できた。
その男(三) (文春文庫 い 4-25)Amazon書評・レビュー:その男(三) (文春文庫 い 4-25)より
4167142252
No.14:
(5pt)

池波さんの新しい作品に出会えました

幕末ものは初めて読みましたが、視点が幕府側でもなく、勤王側でもなく幕末維新を視ている常呂が新選でした。
その男(三) (文春文庫)Amazon書評・レビュー:その男(三) (文春文庫)より
B0827R2QG1
No.13:
(5pt)

感謝

購入した本安いにもかかわらず迅速に対応していただき感謝してます、斎藤
その男(二) (文春文庫)Amazon書評・レビュー:その男(二) (文春文庫)より
4167914085
No.12:
(5pt)

西南戦争の検証

江戸時代後期のフィクションだと思って1,2巻を読んでいたところ3巻のなり西郷さんがでてきて西南戦争に絡んできた。
折しも大河ドラマの西郷どんと同時進行、検証をしながら楽しく読めました。
その男(三) (文春文庫 い 4-25)Amazon書評・レビュー:その男(三) (文春文庫 い 4-25)より
4167142252
No.11:
(5pt)

幕末、維新、西南戦争。めまぐるしい時代の人々の息吹。

いやはや。
この物語の醍醐味は、幕末から 維新 
そして 西南戦争 という めまぐるしい時代の
人々の息吹を 感じさせる 作品だ。

杉虎之助が 主人公であるが、
それに伴走者のように 中村半次郎 そして 桐野利秋が
魅力的であった。それを振り回す お秀が なんとも痛快だ。
桐野利秋が ひげを落としたり、『はぁい』というのが、
実にいい。
その男が ほれるのが 西郷隆盛。
(三)になって、やっと真打が登場した。

大局をみる。天命を受け入れる。
時代の中で 本質を見ようとする 西郷隆盛。
負け戦に 堂々と 出陣していく。

(一)(二)までは、虎之助が大きく見えたが
(三)となって、人が好きな 虎之助 という感じで
時代の中に溶け込んでいった。
その男 というのは 西郷隆盛 だったような気がする。
その男(三) (文春文庫 い 4-25)Amazon書評・レビュー:その男(三) (文春文庫 い 4-25)より
4167142252
No.10:
(4pt)

時代は幕末。駆け抜けようとする青年の物語。

杉虎之助は、病弱な男であった。
父親は、誠実で、実直な人であったが、子供に十分配慮する余裕もなかった。
後妻に、男子が生まれ、義理の母に冷たくされて、
いっそのこと。死んでしまおうと川に身投げをするが、
池本茂兵衛に 助けられるのだった。
そして、師と仰ぎ、身体を回復し、呼吸法を学び、
剣術を学び、見違えるほどになった。

時代は、幕末。
そこを、駆け抜けようとする男の物語。
池波正太郎が、幕末という時代の変化を、とらえ、
まっすぐな、青年を描き切ろうとする。

死を直面する伊庭八郎の想いが、切なく、清々しい。
八郎と虎之助の交友が、互いを理解し、尊敬し合いながらも、
青春らしく、ハニカミもあり、いいなぁ。

礼子、お秀の二人に、虎之助は、どうつながって行くのだろうか。
物語は、始まったばかりだ。
その男(一) (文春文庫 い 4-23)Amazon書評・レビュー:その男(一) (文春文庫 い 4-23)より
4167142236
No.9:
(3pt)

時代の鳴動の中で、虎之助は流れに投じるか。

杉虎之助の活躍がつづく。

礼子が、薩摩屋敷で公儀隠密として働いていた父親の子供
というのがわかり、虎之助と結婚する。
ふーん。だったら、薩摩弁で話すべきだが、
江戸屋敷では、標準語を使っていたのかな。

池本茂兵衛が、公儀隠密で、いろいろなことをしているが、
息子のように虎之助を思い、娘のように礼子を思う。

礼子は、薩摩に、殺され、茂兵衛も、殺される。
虎之助の親しい人は、死んで行く。

日本の時代の鳴動の中で、虎之助は、流れに投じるのか。
水戸の動き。
薩摩と長州の動き。
その中で、徳川幕府が、弱体化する。
公武合体が、うまく行きかけたが、孝明天皇が死ぬ。
尊皇の動きと佐幕の動きの中で、
自分の生きる道を見出そうとする虎之助。
その男(二) (文春文庫 い 4-24)Amazon書評・レビュー:その男(二) (文春文庫 い 4-24)より
4167142244
No.8:
(4pt)

一巻目は

まあまあ面白いと思いました。幕末を幕府(徳川側)から書いていて。知っている名前も出てきて。
その男(一) (文春文庫 い 4-23)Amazon書評・レビュー:その男(一) (文春文庫 い 4-23)より
4167142236
No.7:
(2pt)

はじめからの期待よりは?

後半がすごくつまらいない、池波正太郎の作?的な感じですね。残念!
その男(三) (文春文庫 い 4-25)Amazon書評・レビュー:その男(三) (文春文庫 い 4-25)より
4167142252
No.6:
(5pt)

歴史嫌いでも面白い

学生時代から日本史嫌い。NHKの大河ドラマも見ないのに池波正太郎作品だけは引き込まれます。虎之助は生まれ変わったのではなく池本茂兵衛に会うまでは生まれてすらいなかったのかもしれません。育むというのはすごいことだと思います。
その男(一) (文春文庫 い 4-23)Amazon書評・レビュー:その男(一) (文春文庫 い 4-23)より
4167142236
No.5:
(4pt)

落丁

大変読みごたえがあり、数時間で読み終わりました。残念ながら落丁が数ヶ所あり気分が削がれます。まとのに編集して欲しいところです。
その男(二) (文春文庫 い 4-24)Amazon書評・レビュー:その男(二) (文春文庫 い 4-24)より
4167142244
No.4:
(5pt)

思った通り

予想した通り、面白い
外出時、電車の車内で読み、乗り過ごした
二部、三部が楽しみ
その男(一) (文春文庫 い 4-23)Amazon書評・レビュー:その男(一) (文春文庫 い 4-23)より
4167142236
No.3:
(5pt)

敗者の視点からみた幕末

幕末から明治にかけての激動の時代を生きた剣客杉虎之助の生涯を描いた時代小説だ。巻末に著者自身があとがきとして書いているように、フィクションではあるが実在の数人の人物がモデルとなっているそうだ。物語の最後の部分は、池波正太郎自身の回顧録のようになっていて、著者が子供の頃可愛がってくれた近所のおじいさんのことが描かれている。多分そのおじいさんは実在の人物なんだろう。実際に幕末から明治への時代の変遷を目撃した人たちが、著者の幼少時にはまだ生きていたわけだ。そうした人たちの昔話をもとに著者が幕末を描き、それを現代の私たちが読んでいる。なんだか、歴史の変遷などという大げさなことではなく、幕末を身近に感じるから不思議だ。

池波正太郎は他にも幕末を描いた作品を出しているが、どういうわけかいずれも歴史を敗者の視点から見ている。この作品でも、杉虎之助はまず傾きゆく幕府の隠密に関わり、その後西南戦争に同行し薩摩軍が敗れる成り行きを見守ることになる。歴史というのは勝者の側から書かれるものだが、敗者の視点も面白い。勝者に都合の悪いことも見えてくるし、したがって全体像も見えやすい。

そんなことはともかく、この作品は単純に読み物としても十分たのしめる。幕末は、ただでさえ英雄豪傑を多く出した日本史上もっとも面白い時代の一つだが、これを稀代のストーリーテラーが語るのだから面白くないわけがない。学校の授業で歴史の表層をなぞって、年号と人名ばかり丸暗記していたのでは感じられない、生き生きとした時代を感じられる。
その男(一) (文春文庫 い 4-23)Amazon書評・レビュー:その男(一) (文春文庫 い 4-23)より
4167142236
No.2:
(5pt)

爽やかな侍の魅力

幕末から明治を生きた、2百石どりの幕臣、杉虎之助の物語。
幕末から維新の歴史的な事件や政治は必要最小限しか書かず、虎之助という
名も無き侍の人生に焦点をあててじっくり描いています。

下級武士の視点での描写に徹しており、将軍、大老、大名などは登場しません。
登場する有名人は、二百石の幕臣杉家出身の虎之助が出会っても不思議ではない
伊庭八郎、中村半次郎などです。
虎之助からの聞語り的な描写をしている部分もあり、とてもリアルな雰囲気です。

この虎之助の、爽やかなキャラクターが、最大の魅力です。
剣の達人でありながら、謙虚で欲張らず、権力志向の野心はなく、
体面や立前に拘る堅苦しさもなく、春風のような爽やかさをもった侍である
虎之助の人生を読むと、爽やかな春風にふかれているような気分になれます。

なお、杉虎之助は、「剣客山田又蔵従軍」 という池波正太郎の短編
( 卜伝最後の旅 (角川文庫 い 8-16) に収録)に登場する
山田又蔵と同じ設定の人物です。
その男(一) (文春文庫 い 4-23)Amazon書評・レビュー:その男(一) (文春文庫 い 4-23)より
4167142236
No.1:
(5pt)

何かを変えようと思った時、変えなくては自分の誇りを保てないと思った時、寅之助は命を懸け二階から飛び降りました。自分の道を歩きたかったら命がけの責任は付いて回るし、またそれを覚悟しなければなりません。この挑戦がなければ、確かに身は安全でしょうが、今のこの不満の風に流され続けるしかないのです。
その男(一) (文春文庫 い 4-23)Amazon書評・レビュー:その男(一) (文春文庫 い 4-23)より
4167142236

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