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(短編集)
殺しの四人: 仕掛人・藤枝梅安1
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殺しの四人: 仕掛人・藤枝梅安1の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 1~20 1/2ページ
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初めての池波正太郎先生の作品を読了。時代背景についての造詣、それぞれに愛嬌のある登場人物の設定、テンポ良い話の展開、街や食事などの細かな描写、いずれも魅力的。一巻購入後、すぐに続巻を買ってしまった。一度は手に取るべき良書です | ||||
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無知故にぶっちゃけ池波正太郎なる人を 全く存じ上げない。 なんか 「凄い人」 「文豪」 らしいんだと人から聞いたので知ってる程度。 この本を買ったきっかけが、同先生著書の 「散歩のとき何か食べたくなって」 なるグルメエッセイもの。 先生の主流である歴史小説から入らないのも邪道と思うが、実にこの本が面白くてこの本のあまりのも読みやすさから 「この先生の代表作を読んでみたい」 と思わせてくれたのがきっかけ。 小説も年齢を重ねてからやっと最近読み始めた程度で 読むのはラノベ程度。 おそらく年季の入った活字マニアの人からすると 「池波正太郎を語るとは言語道断」 と叱られそうな低レベルの人間だが、興味本位で この本を購入してみた。 闇に忍ぶこの時代のダークヒーロー。 義理と筋を通すためなら依頼主であろうと 自らの手で殺める。 自分達の勘と義理を押し通す。 数話で完結する読み切りに近い物語なので 直ぐに終わって読みやすい。 読後感が実に爽快。 以前別の先生の某明治維新物の歴史小説を 読んだが、当時の地方のキツい方言を絡めた話口調がやたら読みづらくて挫折した経験があったのだが、 こちらは物語のワクワク感もあって あっという間に読み終えてしまった。 いやはや良い本に出会えた。 続編も購入するつもり。 | ||||
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良いです | ||||
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いつもありがとうございます。 綺麗な本で、読みやすいです 毎月のカレンダーも楽しみで机の上で邪魔にならないので良いです。 | ||||
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針医師である藤枝梅安が表は人を救う立場が裏では殺し屋というのが面白い。 相棒の彦次郎との関係がよいのだ。 今年で池波正太郎の生誕百年で久しぶりに読んで面白かった。 | ||||
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文庫本の古書によって、文字が 小さい事が有ります、 新装版は文字が大きいです、 池波正太郎作品です、 どれも面白いです、 | ||||
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読みたい本が、良い状態で届いて満足です。有難うございます。 | ||||
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映画を見る前にと思い、読み始めたら一気でした。 「梅安さん」「彦さん」の間で交わされることばと空気が、なんとも言えない世界を創り上げています。 江戸の町、里山、京都…空気が匂い立つようです。 | ||||
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2023年に映画化された事を知り、子供の頃TVで、わくわくしながら緒形拳さんの演じた梅安を見てましたモノですから、原作に興味が湧き、拝読しました。面白さ抜群です。 | ||||
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全7巻のシリーズです。 初期は短編集ですが、途中から長編小説となり、巻がかわっても内容が引継がれる様になります。 但し、最終巻の7巻は、池波正太郎氏が亡くなったからなのか、絶筆で終了します。 よって、中途半端な終わり方が嫌な方は読まない方が良いかもしれませんね。 | ||||
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藤枝梅安の最初の一冊。 その後の人気シリーズになる原点だが、渋くてとてもいい。 東海道の旅が、風情あり。 大阪、京の様子が活写されている。 | ||||
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池波正太郎のこの手の本は、読み始めると止まらなくなるのが難点。 面白くて、次から次と読みます。そのうち飽きると思っても飽きずに読む。 この本もきっとそうに違いない。不眠症との闘いに勝利するぞ。 それから、出てくる鍋料理を実際に試してみると、美味いです。ヘルシーで、おかんが喜んでます。 | ||||
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“仕掛人藤枝梅安"…。 このシリーズは、'80年代に一度ハマって文庫本(出版ペースに追いついてからは単行本で)を読み漁ったクチである。 家族や友人にもススめ、貸したりするうちに (手元から消えていた) のだ。 さりとて、どことなくマンガチックな印象が否めぬ、“新装版"は (しっくりこない) ので、そのまま歳月を重ねてきた次第。 先日、出先でフラりと入った古本屋で、辰己四郎のカバーイラストが懐かしい旧版を見つけて購入した。 三十数年ぶりに読み返してみると、若気の至りで拾いきれていなかった人情の機微を感じずにいられない。 大晦日、日が改まった時分に読み始め、最後の 『梅安晦日蕎麦』を 読み終えたら年が改まって平成三十年を迎えていた。 | ||||
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池波正太郎はいう。 「人はよいことをしながら悪い事をし、 悪い事をしながら、よいことをしている。」 藤枝梅安は、鍼師で、人の病を治し、 『悪いことをするものはいかしておかぬ。』という仕掛け人。 というより、死刑執行人。 おもんとに出会い。35歳で、子持ちでありながら、ふくよかな身体。 梅安は、若い娘より、ししおきの良い女が好み。 『起こり』があり、『ツル』があって、仕掛けがある。 梅安は、 料理屋万七のおかみさん おしずを、しかけた。 そして、再び、後妻のおみのの仕掛けを依頼された。 オンナの怖さを綴る。 剣客商売のお春の清々しさを書くためには、 悪女をしっかり、書いて行く必要があるんですね。 それで、お春の良さが際立つ。 彦次郎の過去に起こったことが、仕掛け人となるきっかけに。 でも、毒殺で敵討ちでは、しまらないなぁ。 | ||||
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これはこれで面白いと思ったけど、さいとうたかおの漫画のほうもいい。 小説のほうがあっさりした印象。 | ||||
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おもしろいです。 梅安という人物がとてもいいです。 裏では人殺しを生業にしているのに表では鍼で人を助けるという矛盾をもちながら本人もそれが世の中だと思って生きている。 人ってそういうもので割り切れない、だからおもしろいんだとこの本を読んで感じます。 何度も読み返しても、違う視点が見つかって飽きないすばらしい作品です。 | ||||
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有名な藤枝梅安がもともと別のストーリーから始まっているとは小説を読むまでは知らなかったです。池波ファンを名乗るのはもう少しはまってからだと痛感しました。 | ||||
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梅安先生は、ある意味私の理想の人物です。活殺自在そんな感じがすごく良い | ||||
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仕掛人藤枝梅安は、「殺しの四人」以外はすべて完読。 梅安の生い立ち、妹を仕掛けなければならないなど思わぬ展開。 ところが、池波先生がシリーズ執筆中、急逝されたことでこのシリーズと鬼平シリーズが未完結。 それが、とても残念。 梅安と彦次郎の掛け合い、二人の男の関係が最高。 「人間というやつ、遊びながらはたらく生きものさ。善事をおこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ」これは鬼平のことばであるが、梅安と彦次郎にも通じる。 池波小説の神髄である。 | ||||
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とうとうこのシリーズにも手を出す羽目になってしまいました。時代(1799年)、犠牲者、場所などに留意しながらじっくり読み始めました。ある意味ではtake law into their own handsのお話なのですが、結果として微妙なバランスの上に話を進めなければいけません。これはなかなか困難な作業です。しかしさすが池波正太郎です。過度に陰惨になることもなく、淡々と殺しの依頼と実行が描かれていきます。この雰囲気の維持には、梅安の日常生活(食事)の細やかな描写が欠かせないスパイスとなっているようです。そして梅安による殺しの大義の解明も陰惨さを和らげる効果を持っているようです。著者だからやっとできた作業なのかもしれません。 第一巻では、季節が一回りする中で登場人物と梅安のホームグラウンドの紹介と話の展開の基本パターンが呈示されます。おんなごろしの最後には、梅安の生い立ちと絡めて、梅安の独特の女性観が明らかにされます。 | ||||
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