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認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には?発見器が住んでいる



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認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には?発見器が住んでいるの評価: 3.57/5点 レビュー 7件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

検事に魅力がない

検事が執務室に住んでいて、生活上の雑用を事務官にさせている。
まず、この設定がストーリーに全く関係がない。
日常系コメディなら面白い要素だとは思いますが。

そんな検事が、唯一明らかになっていない動機を見破り、突然大きな態度で本当の動機を言い当てて行く。
その繰り返しなのだけど、この動機というのが話の中盤頃には予想可能なもの。
なので、得意気に披露する検事があまりカッコ良くも見えない。

犯人が「わたしがやりました」と認めている状況で、動機だけ追求するっていうのも物足りないかな。
第一話と最終話は少し面白かったです。
認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる (宝島社文庫)より
4299029658
No.6:
(3pt)

検事の優秀さよりも捜査一課の無能さが際立つ

破天荒で優秀な検事、を強調したいがあまり県警の捜査一課の無能さが際だってしまい、犯罪の事件捜査全体の説得力がなくなってしまっているようだった。

え?そんな大事なところを警察は見落としているの?
え?そんな大事な人物を捜査しないまま送検したの?

というところが随所に登場してしまい、かえって検事の優秀さに関する説得力が薄れている。1巻で4話収録されている短編集だが、全話読み進められなかった。

警察が十分な捜査をしているにもかかわらず落とせなかった(描写がしっかりされている)容疑者を、検事があっと言わせる方法で簡単に陥落させた。そんな厚みが欲しかった。
認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる (宝島社文庫)より
4299029658
No.5:
(3pt)

面白いです短編なので

読み応えあります。
認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる (宝島社文庫)より
4299029658
No.4:
(2pt)

題名の認知心理に興味を惹かれて買ったが。。

認知心理による捜査とはどんなものか興味があって購入しましたが、専門的な話を噛み砕いて書いてはいないので 一般人には分かりにくいかったです。
最後の『飛行機の中で』はまあまあ面白かったが文章のつくり、特に序盤は知念実希人先生の『天久鷹央シリーズ』のプロットに似ていてガッカリした。
一番の難点は検察官の大神が女性の部下に対してパワハラが過ぎて‼︎‼︎ 読んでいて不愉快になった事で、検察はブラック企業なのだと思った事。この作者の作品は二度と読みたくないと思う。
認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる (宝島社文庫)より
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No.3:
(4pt)

着想の面白さは買える

人を選ぶ本だと思う。
着想の意外性は魅力的。そこから物語を展開する手筋もよい。センスがある。
だが、ついて行けない人もいるだろう。
意外な着想をストーリーに仕立てるのはいいが、ご都合主義な点がぬぐえないからだ。
認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる (宝島社文庫)より
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No.2:
(5pt)

「そう。きっと、大丈夫。私は大丈夫」

私の友人が本書の作者、貴戸湊太先生の知り合い、という縁で本作品を手にしました。乱読多読の自分であり、それを知る友人達からいろいろな書籍をお勧めいただきますが、「作者の知り合い」という理由で勧めていただいたのは初めてです。なぜかちょっとした緊張感が湧き、そんな気持ちを抱きつつ読み始めました。

 設定は、新人の立会事務官(主役)が、たとえどんな犯人であっても心理学的知識を駆使して罪を犯した真相を暴いてしまう凄腕(かつ変わり者)の検事とともに仕事をしてゆく、というものです。主役の新人立会事務官の成長物語のような感じで4つのストーリーが収載されています。このようにまとめてしまうと何だか在り来たりな味気ない本のようですが、扱われる事件の内容や経緯、その事件に関わる様々な登場人物たち、敏腕検事の真相の暴き方、そしてさらにその裏に隠された真相・・・。私はその全ての設定に興味を惹かれ、とても楽しむことができました。ストーリーは成長物語なのですが、その成長内容は私にとって感動的でした。

 本書評のタイトルは、本作品の最後の一文です。この一文に出会えただけで、本書を手にして良かったと思えました。本作品を読み終えた時、私と同じように本作の主役に深い共感を持たれる方がいらっしゃるのではないかと思います。
認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる (宝島社文庫)より
4299029658
No.1:
(5pt)

エンタメ性が高いリーガルミステリー

「嘘発見器」と呼ばれるSな性格の検事と真面目で仕事熱心な検察事務官のタッグが送るリーガルミステリー。全4編からなる短編集で、どの話も事件の真相が二転三転していって先が気になる展開だった。読みやすさも相まって、あっという間に読んでしまった。

検事のキャラはライトノベル感あるけど、検事の仕事についてや心理学についてなんかはしっかりとした説明がされてあった。きっと著者の方がしっかりと取材したのであろう。専門的なことはちゃんとしてる一方で、エンタメ性が高かった。

この著者のデビュー作であり前作の「そして、ユリコは一人になった」は映像化されたので、きっとこの本も映像化されるんだろうな、と思う。本当に面白かったので、気になっている方は映像化される前に読んでおきましょう!
認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:認知心理検察官の捜査ファイル 検事執務室には噓発見器が住んでいる (宝島社文庫)より
4299029658

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