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辛夷の花
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辛夷の花の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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やはり名作だった。気の強い出戻りと平和主義の侍の恋愛と、藩内の権力争いを描く。剣の名手なのに、半五郎が刀を抜かない理由にグッとくる。吉田羊の志桜里、寺脇康文の半五郎でドラマが観たくなった。若き新太郎の「ひとへの思い深き者が勝つ」の言葉に胸が熱くなる。 | ||||
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うれしさで涙が出る、やはり良い作者 です、また、別の作品が読みたい | ||||
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藩主と勘定奉行・澤井家派と家老職三家の主導権争いを縦軸に、澤井志桜里と隣人・木暮半五郎の心の交流、半五郎と澤井家女中・すみの心の交流、また、澤井家次女・里江と許嫁・稲葉幸四郎との心の交流を横軸に物語が進行していく。男の生き方があるように、女性には女性の生き方があることを描かれている。 | ||||
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辛夷の花を家の庭から見上げ、お互いを思う様が、すごくせつなかったです。 志桜里が、元夫と復縁してしまった時は、思わずため息がでました。 著者は2017年に、亡くなったとのこと、ほんとうに残念です。 途中でやめられず、一気に読みました。 | ||||
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木暮半五郎の剣戟の強さと、澤井志桜里の自分の道を進む勁さが圧巻。結末も素晴らしく清々しい読後感。 | ||||
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完全に満足しています。 新品と変わりのない製品でした。 有り難うございます。 | ||||
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刀は二度と抜かないと誓い鍔と栗形を浅黄の紐で結んだ“抜かずの半五郎”が刀を抜く、抜かねば武士では無い、実にかっこいい、唯々かっこ良過ぎる。藩主のため、隣家の難事を救うため、いや密かに思う人のために。凛とした志桜里、その妹の婚約者幸四郎がまたかっこいい心が洗われる読後感がなんとも気持ちが良い。 | ||||
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時代小説は好きでよく読みますがこの本は面白かったです。武士の女の書き方がうまいとおもいました。 | ||||
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間合いよく読み進めて内容も面白い、娯楽小説。好きな時代劇の映画を1本観たような満足感。 | ||||
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小竹藩の勘定奉行・澤井家の長女志桜里は嫁して3年子供が出来ずに実家へ戻されていたある日、隣家に『抜かずの半五郎』と呼ばれる派閥に属さぬ藩士が一人越してきた。剣がたつと噂される体躯の良い半五郎だが覇気を感じさせず、何より太刀の鍔と栗形を紐で結んで抜けないようにしている。藩主頼近のお気に入りとの噂もあり志桜里は気になっていた。澤井家の中庭に植えてある辛夷の木を花はまだかと見上げていたら「辛夷の花がお好きですかな」との声が。以来時折言葉を交わすように。そんな折、藩主頼近と家老御三家との争いが激化し、頼近の命を受け江戸へ向かった藩士が密かに闇討ちされる事件が続き遂に半五郎に江戸行きの命が下る。果たして半五郎は追っ手に刀を抜くのか、無事に任を終え帰って来るのかと志桜里は気をもむ。半五郎は刀を抜かず任を果たしたが時すでに遅く、頼近は御三家に押し込められいよいよ澤井家に御三家の手が迫ってきた。澤井家で何とか一晩凌げれば翌朝には救いが来ると半五郎が指揮を執り澤井家の家僕・女中まで加わり応戦する。長き一夜、はたまた多勢に無勢のこの戦い無事に夜明けを迎えることが出来るのだろうか?そして志桜里と半五郎の行く末は・・・。 | ||||
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葉室作品は外れがないかから安心して読める。本作もさらっと書いた感じがするが、作を重ねるごとに筆致が洗練されてきている。現在、歴史ものでこの人の右に出る人なし。平成の藤沢修平というにふさわしい。 | ||||
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いやはや 頑固で不器用でもどかしいくらいの男女 これぞ葉室先生の真骨頂ですね! この微妙な関係とバランスが大好きなんですが、 この「辛夷の花」は特にそれが表れています。 家族・主従関係・信頼・悪意・策謀・武・矜持・歌・秘めた思い そういった葉室先生らしさが詰まってます。 江戸時代小説ならではのシチュエーションではありますが、 青春恋愛小説のような感覚でした。 葉室先生好きの方も葉室先生の著書を読んだ事のない方も お勧めです。 また、読みやすい字体ですのでサクサク読めます。 | ||||
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