雨心中
評判
雨心中の評価:
3.91/5点 レビュー 22件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1〜2 1/1ページ
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雨心中の評価:
3.91/5点 レビュー 22件。 B ランク
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純粋で無垢、それだけに不器用な生き方しかできない周也。彼らが並んで乗る深夜のジェットコースターは、
思わず悲鳴を上げそうになるアップダウンを繰り返し、ときには車体がまっぷたつに裂かれて、それぞれが
別のレールの上を走り続けたりしますが、そのレールもやがて合流してジェットコースターもひとつに
戻ります・・・。
今度こそ、と芳子も周也も神に祈りを捧げますが、運命はかれらの味方をしてくれません。
ラストでは、二人がやっと幸せを見つけた、と見えたのに・・・・。
「恋愛小説家」という肩書きは彼女には似合わないのかもしれませんが、多くの人が彼女の描く愛や恋の世界を
期待しているのだろうと察しますが、この作品は少し趣を異にします。いつもの彼女を思って読み始めると、
じきにそれとは違うことに気づくと思います。
最後まで飽きることなく読みきることができましたが、辛口の採点をさせてもらうなら、「くっついては、また別れ、
また、くっつく」という展開が繰り返され、正直なところ、終盤ではちょっと飽きてしまったことも事実です。
文章の上手さもさることながら、彼女の最大の魅力は、その練りに練られたプロットだと思っている私には
意外性を欠く、ちょっと残念な作品でした。(でも、手持ち無沙汰なときに読むぶんには、とてもいい本ですよ!)
■追記
私の趣味のひとつである、「エアキャスティング」ですが、
この作品では、芳子=松島菜々子・周也=反町隆というふうに考えました。
実際は反町が夫であり年上でもありますが、松島に老けメイクを、反町には若作りをさせて、
きょうだいを演じさせたら、かなりいいカンジなのでは!ほくそえみましたが、如何でしょうか?