死物語
評判
死物語の評価:
3.76/5点 レビュー 42件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21〜26 2/2ページ
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死物語の評価:
3.76/5点 レビュー 42件。 B ランク
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こんなのは初めてかな。
続いて始まる本編では、千石撫子、斧乃木余接、貝木泥舟が、臥煙伊豆湖の指示で、全ての呪いの発信者、蛇遣い・洗人迂路子を追い詰めるために送り込まれるところから始まります。
ちなみに洗人迂路子は臥煙伊豆湖の実の娘だそうです。
しかし、3人は早々に遭難してしまい、ばらばらになり、撫子は一人、全裸で無人島に打ち上げられます。全体の半分ぐらいが、撫子のサバイバルの様子に割かれています。私にはちょっと冗長。
絵に描いて具現化させる怪異能力も使いながら何とか抜け出した撫子は、最後に迂路子に対峙するのですが、そこで迂路子から、迂路子と伊豆湖、さらには遠江との関係、そして暦と扇、駿河と扇の関係が説明され、〈物語〉シリーズの設定の骨格の大きな部分が明かされます。ここの一気に駆け進む部分では、振り落とされないようにするので大変でした。
とはいえ、最後に、最初は可愛いだけで中身の無かった千石撫子が漫画家を真剣にめざす人、兼、怪異の専門家に成長したことを読み切れたのはスカッとしてとても良かったです。
一方、作者は同時にモンスターシーズンのみならず〈物語〉シリーズ全体を纏めようとしていると感じました。新型コロナ禍の中で、次の出版が不透明なことから、「言い残したところを明かし、一応、シリーズ完結の形を取っておこう」という作者の意図があるのかもしれません。これは読者としてもしっかり受け止めなければなりませんね。また遭う日を楽しみに生きていきましょう。