正欲

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評判

正欲の評価:

3.85/5点 レビュー 459件。 D ランク

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平均点3.85pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全314件 161〜180 9/16ページ
No.154
(4pt)

正欲

1つ1つのストーリーとそこに散りばめられた要素が絡み合うことなく進んでいくけど、最後に一気に融合した感じ。
正欲を理解できない人たちは、自分の欲を自覚しているし、正欲を理解している人たちは盲目に正欲にしたがっている。

個人的には正欲と性欲に揺れ動く八重子の揺れ動いたからこその言葉が重かった。
他の登場人物には本質的には揺れ動きはないと思うのでニュースを見ている感じがする。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.153
(5pt)

今までの自分の言動を考えさせられる

文庫が発売されるまで頑張ってネタバレされないように、できるだけ前評判とか感想読まないようにしてました。

読み終えた感想は、モヤモヤ、煮え切らない、生殺しな感じ。文章が秀悦で(という表現でいいかわかりませんが)その通り!と深く納得する箇所があるかと思えば、逆に子供がだだをこねてるようなただの理不尽全開な箇所もあり、全体を通して不安定だと感じましたが、それも含めてこの作品なのかなと思います。

子を持つ親として、自分が過去に言ったことのあるようなセリフが何回も出てきて、ああ私はこっち側の人間だったな、と苦しくなりました。ただ、そのセリフを完全に撤回できない自分もいて、いろんな意味で考えさせられます。
もう一回、読もうと思います。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.152
(5pt)

すばらしい

重苦しいテーマでありながら、飄々と様々な捉え方ができる小説にまとまっていると感じ、本当にすばらしいと感じました。
ある種、騙し絵のように自分の焦点の当て方で見える世界が違う。
手に取った方は是非最後まで読んで、自分がどこの誰に焦点を当てて読んでいたのか。噛み締める楽しみを持っていただきたい。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.151
(5pt)

それでも生きるというポジティブさ

多様性、という言葉がここ数年でずいぶんと固定的な意味しか持たなくなってしまった。多様性といえばこれだよね、というような。
SNSは毎日のように自分が信じる正義を確かなものにするべく他人をあげつらう投稿に溢れ、"私は人権意識の正解の位置にいるのだ"という安心感のために消費される人そのものは実体を持たない。そしてその土俵にすら立てない人間もいる。
何も意識したことのない人よりも、私は大丈夫、と思っていた人のほうが受け取るものは大きくなるだろう。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.150
(4pt)

人類の人口過剰からの自己防衛

性癖マイノリティがテーマだと認識しました。
男女間の性欲に関して人間に限らず、基本的には、子孫を残す本能に帰属すると思います。
また、生物には、種を守るという本能もあると思います、世界的に見て人口増加の一途を辿っている人類が、数が増えて環境が破壊されて絶滅する危機を察知して、戦争以外で、子孫超過に繋がらない(数が増えない)性癖を生み出している様に感じます。人間の自己防衛です。
面白いと思ったのは、その人達が、主人公?の検事よりも、社会的な繋がりや共感を求めているところです。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.149
(5pt)

感想は言葉にできない

読み終わったときにどうリアクションを取ればいいか分からないし、言葉がでない。それでも読んで良かったと心から思える
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.148
(4pt)

そこそこ高い評価をされ、受賞した作品だから面白いだろうと読むと、大体裏切られる件。こんな小説を読む暇があったら古典でも読んどけ。

日経新聞夕刊で連載される『イン・ザ・メガチャーチ』の参考のために購入しました。
ちなみに日経連載も『正欲』と共通点がある内容です。
ダイバーシティ、LGBTQ、ルッキズム、ハラスメントといったテーマです。

冒頭に書かれるのでネタバレではありません。主人公の若者の男が小児性愛の事件で逮捕される。
そこに至った顛末を長々と描かれてはいます。

女性主人公が2人いて、1人はLGBTQのカテゴリーとして認められていない性愛を持ち、誰とも交流しない変わり者だが、容姿に優れた大人の女性。
もう1人は自分の容姿に劣等感を持ち、ダイバーシティ(多様性)やルッキズムのテーマを推し進める女子大生。引きこもりの兄に嫌悪感を感じている。

もう1つは、不登校の息子に悩む男性検事とその妻。
男の主人公は、他に2人います。

主人公の章は1人称視点なので、不満ばかりこぼしている印象しかなく、何かを解決しようとするポジティブな内容ではありません。
悪い言い方ですが女々しいとしか感じなかった。
娯楽作品ではないですし、内容にも共感できなかったです。
このようなテーマに関心ある方にはオススメです。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.147
(5pt)

人間に生まれてなかったら

何が正しいのか、自分がおかしくないのか、そんなこと気にせずに生きられたのかもしれない。

『正しさ』など、一部の人間が一時的に口裏合わせをしただけのことで、絶対に正しいことなんてありうるわけがない。
だけど、社会の中で生きているうちにそれを忘れて、社会で黙認される『正しさ』にからめとられていく。

でも今私が生きているのは、その『正しさ』によって守られた結果かもしれない。そして、明日も生きていくために、また自分以外の守るべきものが明日も生きていくために『正しさ』に頼っていく。
たまたまその『正しさ』の側にいられたけれど、いつ取り殺されそうになるかはわからない。
私はそれを恐れているのかもしれない。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.146
(5pt)

流行りの言葉が影って見える

あれこれこんな時代だ、新しい時代の考え方だと謳う言葉が輝いて、そうか、そう考えるべきなのかと思っていた読み終える前の自分が恥ずかしく思えるほど、何かが違って、じゃあ何が違っていたのかを考えさせられました。
それにまだ答えは出てないですし、当分でないと思います。
読んでみてほしいのですが、世界が少し影ってて見えます、そんなきっかけになります。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.145
(5pt)

正しい欲って…chatGPTに聞…いや、著者の紹介しか出ないか…

ササッたところ→「マジョリティ側に生まれ落ちたゆえ自分自身と向き合う機会は少なく、ただ自分がマジョリティであるということが唯一のアイデンティティになる。そう考えると特に信念のない人ほど、"自分が正しいと思う形に他人を正そうとする行為" に行き着くというのはむしろ、自然の摂理なのかもしれない」
信念がない…耳が痛い。そう思う自分は多様性をワカッタ気になって、流行くらいにしか感じていない、マジョリティ側であぐらをかいている人なんでしょうね…
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.144
(5pt)

ただしんどかったが読んでほしい

超エリート検事で有名私立校に通う息子がいる寺井、そんな寺井の息子が不登校になる。

最初はゆ○ぼんに感化されてYouTuberになるとか言うキッズを見て「わか〜〜あまっちょろ〜〜クソガキ〜〜」と思う。小学校くらいでツラくてどうする?社会の荒波はもっとよ、と完全に検事側の意見。息子を擁護する奥さんも頼りなく見え、自分の意見とかないタイプだ、と線引き
それがどうよ、、一般的に正しいとされることだけを信じる検事が、ただの融通が効かないヤなヤツにしか見えなくなる。
と同時に、始めに同調した手前、ほらあなたにもそんな一面があるよね?と言われた気持ちになる。居心地が悪い

まともってなんでしょうね?
正しいと信じてきたことって本当に正しいんですかね?
「私」にとっては正しかった、それを押し付けた誰が今までいなかっただろうか?

他にも、マイノリティからも排除されたマイノリティが描かれるがこれもキツイ。
自分はセクシャルマイノリティではないが、基本的に誰にも土足で踏み躙ってほしくないと思っていて
人から何か言われても傷つかないくらいライトなところしか他人には話さない。壁を作ってしまう自覚はある。
その一方で、明らかに相手が間違ってると決めつけ、反論意見すら返ってこないことにイラついたこともある。

どの人にも共感できてしまって、共感できるほど自分の汚い気持ちが炙り出されるようでただしんどかったな。

でもそれでもオススメできる、そんな作品です。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.143
(5pt)

読後感最悪、でも最高の本

下がって下がってちょっと昇ってまたちょっと昇ってそこからどん底に叩き落とされたって感じの本
間接照明のように光れ希望よ…いなくならないから
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.142
(5pt)

普通で生きたいのに生きられない葛藤

朝井さんの作品自体読んだのが初めてで、本屋さんで表紙買いをしたのですが、自分には凄く刺さりました。

普通、多様性ってどこまでの幅を持たせたら良いのか。多くの人と違う考え方や行動をどれだけ許容すれば、普通と思う人、思わない人のお互いが共存し合えるのか欲に限らず考えさせられます。読んで終わりではなく、これから自分の中で考え続ける内容でした。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.141
(5pt)

とても良い商品

とても良い商品です
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.140
(4pt)

性的マイノリティ。偏見未だ多く、その中でもさらに細分化される。

自分の性的マイノリティを晒して生きられるのは
晒しても許される性癖だけ

本文でもこう謳われていて、中心人物3人の性癖は
水に興奮するという性的マイノリティの中でも、かなり特殊。
でも忌み嫌われるかというと違うかなと思うし、
3人とも基本スペックは低くなく恵まれてないとは言い切れない。
世の中にはもっと考えられない性癖の持ち主がいるけど、
そこには踏み込まないし、小児性愛好者をばっさり切り捨ててることから
作者さんの作風や大衆受けを考えると、
ここらへんが線引きのラインなのかなと思いました。
見せ方もさすがだとは思いますし、つまらなくは決してないですが、
このテーマ。まだまだ踏み込めるし、
違う見せ方もあるんじゃないかと思う次第です。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.139
(5pt)

ミヤネ屋

読みましょう
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.138
(4pt)

不遜な事です。見えないものを理解することは。

理解できない世界は確実にあって、その理解できない世界を理解したいですと、無遠慮に手を差し伸べる事はしたくない。。と、思わせる話です。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.137
(4pt)

衝撃的な小説でした。

深く考えさせられる。衝撃的な小説でした。自分のものさしで人を測ってはいけないと感じた。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.136
(5pt)

2つの救い

結末が読んでいくうちにわかってきたのでやりきれない思いで読み進めた。
読後感がつらくなかったのは2つある。

ひとつは佳道と夏月のいなくならないからということば。「明日、死にたくない」人になったのかなぁと思った。

2つ目は大也のぶつける言葉に反論する八重子。多様性といいながら、私は八重子は太古より繋いできた女というものかと思った。辛い出産をのりこえてきた女の粘り強さ、メンタルの強さのDNAが八重子にも繋がっていると思う。

この小説の最後も八重子になっている。強い劣等感やトラウマがあるものの「明日死にたくない人」側の彼女が大也との繋がりを持っていたいと思う所、いい読後感になった。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.135
(5pt)

許容範囲に枠なんていらない

ジェンダー後進国の国民である我々が目を背け続けてきたものと向き合うときが来ました。

この本はあなたを強制的に生まれ変わらせます。

今まで考えたこともなかった、あるいは分からないふりをしてきたものに全身貫かれて、ぶっ飛ばされて、そのまま生身で宇宙まで打ち上げられるんです。

地球に帰る為には、現実に戻るためにはどうしたらいいのか。

カーズのように考えることをやめてはいけません。

チェンソーマンのように、自分で心臓をえぐり取って地球に向かってぶん投げて、心臓が大気圏を抜けたあたりで体を再生させるしかないんです。

宇宙から生還したあなたの目には、我々を囲む歪な平穏が映ることでしょう。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635