正欲

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評判

正欲の評価:

3.85/5点 レビュー 459件。 D ランク

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平均点3.85pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全314件 121〜140 7/16ページ
No.194
(4pt)

うーん

そっちかーという感じで深く考えてしまうが、
共感や理解、繋がりとかは難しい…
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.193
(5pt)

映画鑑賞の下準備

本を読んで、映画を見てやっと内容がつかめました。稲垣吾郎さんの映画良かったです。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.192
(4pt)

正欲からは逃れられない

昨今の安易な多様性賛美に対して、著名な作家の立場から疑問を投げかける本作の意義はとても高いと思う。一方で、作中で異端とされる性的嗜好はおそらく一般の目からはさして有害とは感じられないもので、その点で(その性的嗜好を持つ)登場人物に共感しづらい。
その性的嗜好は単なる例示で、読者が自分には受け入れ難い種類の嗜好(より犯罪的なもの)へ置き換えてもよいのかも知れない。ただ、その設定が作者自身の発想によるものか、あるいはメジャーな出版物であるためのビジネス上の自主規制なのかは分からないが、いずれにしても正欲を俯瞰した視点で語っていても正欲からは逃れられないものなのだという読後感であった。
とはいえ、どれほど他者に配慮したつもりでも人と関わる上では傷つける可能性はあるということを再認識させられた点で、一読の価値はあった。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.191
(5pt)

よかったです。

一気に読み上げました。いろいろな観点があることを知りました。ずっと 心に残りそうです。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.190
(5pt)

久しぶりに一気読み

これほどまでに考えさせられる作品はなかった。自分の軸となる価値観が果たしてそれで良いのか、考えさせられる契機となった。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.189
(5pt)

多様性は我慢大会

多様性の社会は我慢大会であると割り切っています。とてもじゃないけど「みんなちがってみんないい」という高みまで、社会は成熟できない、ということも薄々気付いています。みんないい、とまでは誰も思っていない。

皆何かしらのマイノリティ要素はあります。「マジョリティであり続けること自体がマイノリティ」とは本書での指摘です。

読んでいて怖かったのは、登場人物たちの社会への警戒心や虚無感が、私のそれと似通っていること。私の隠してるもの、なぁに?
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.188
(4pt)

素晴らしい

安易に「マイノリティー」と括ってはいけないこと、「理解してる」なんて言ってはいけないことを痛感させられた。
価値観をアップデートできない検事の葛藤が生々しく伝わった。
「あとはご想像にお任せします」という終わり方も良いと思った。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.187
(4pt)

誰を「入れる」かより、「入れない」か

自分の主観が全てで、価値観の違いを明確に認識していないことは、往々にしてあると思った。
「言わない」のではなくて、「言えない」のかもしれないし、何を「言う」か以上に、何を「言わない」かに重きを置いている人もいる。
そして、大切なのは、誰を「入れる」か以上に、誰を「入れない」のかということ。
白の中に黒が混ざってしまったら、一瞬で染まってしまう。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.186
(5pt)

生きる

生まれる時も独り。死ぬ時も独り。結局、人は、最初から最後まで独り。
だからこそ、他者を求める。完全に分かり合えるわけなどないのに。分かり合えないと知りながら。
そのことを実感させてくれる、傑作。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.185
(5pt)

正しくありたいと欲する

1つの事象でも立場が違えばそれぞれの正しさも違う。自分たちの正しさを確認し合うように、周りに同調を求めたり、新しい価値観を作ってみたり。
多様性とかLGBTとか個人的にはなんだかなあと思っていたし、やはり中にはそこに相入れなかったり反発したりする人もいる。新たな価値観が思わぬ分断を生むことだってある。
そんな、正解のない現代らしい価値観のぶつかり合いを描いた作品だった。

ただ、物語の最後でやっと見つけた仲間と会った途端逮捕される筋を書いたってことは、マイノリティは結局理解されず淘汰される運命にあるってことを示唆しているという解釈でいいだろうか?何を言っても理解されないという諦めの態度をマイノリティはもたざるを得ないということでいいだろうか?
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.184
(5pt)

暴走した「多様性」の結末

現代は「多様性」が持て囃される時代であり、ありとあらゆる所に蔓延る。ある所では規制が緩和され、またある所では糾弾される。多様性の崇拝により、世の中が変わっていくが、そんなことを大多数の人は「いろんな人がいるよね」と傍観していく。
多様性の暴走を体現する八重子には嫌悪感を抱くが、大也との衝突による火花には繋がりの火種を感じ、一方で、繋がりを持てた佳道には安堵感を抱くが、世の中がそれを許さず繋がりを絶とうとし絶望する。「多様性」を尊重したい理想と、「正欲」で支配しようとする現実。現代はこの相反する2つの概念が混ざり合うために、無秩序な世界になりつつある。
結局は誰しも多様性を持ち、一人一人の孤独な戦いなのである。大きな繋がりなど必要ない。小さな繋がりを大切にして生きていきたい。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.183
(4pt)

正しさの行方は

多様性を受け入れる社会、小児性愛者を処罰する法律
今まで自分が当然のように受け止めていた物事について、立ち止まって考えさせられるような物語でした。言われてみれば自分は、マジョリティの側に立って、誰かを傷つけることを平気でしてきたのかもしれないな。
他者に寄り添うこと、それは当然いつでも求められている姿勢だと思っていた。自分の配偶者でさえ、どれほど理解できているのか本当のことはわからない。
読み終えて、モヤモヤする感情がひたすらに残る。でもそうやって、自分のモヤモヤする内面と向き合って、ひたすら考え続けることが生きて行く上で重要な気がします。あー、モヤモヤする。。。。。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.182
(5pt)

印象に残る名場面が多く、映像映えしそう。

何だかうまく表現できないけど、凄い小説だった。1つの視点として、印象に残る名場面が多く、映像映えしそうだな、あるいは役者の演技力が試されるな、と感じた。映画化されると知っていたからかも知れない。

  例えば、恋する女子大生が、秘密を抱えた男と、多様性について、激しく言い争って、ケンカ別れする場面。あるいは、秘密を共有し、夫婦として生活している男女が、セックスを体験しようと、実演してみる場面。いずれも、演者がどうこの作品を読み込み、役づくりするのか、大いに興味がそそられる。

  この作品に、現実世界に訴える、分かり易いメッセージはないと想う。結局、どうすれば良いのか、誰にも分らないのだ。いかにも文学的で、深く考えさせられた。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.181
(4pt)

少数派の中のさらに少数派の人たち

多様性が認められる時代になり、少数派の人たちも認められる時代。だけどその少数派と呼ばれる人の中にもさらに少数派の人がいる。
少数派の中で、さらに少数派…その人たちの気持ちを想像することさえなかったけれど、この本は、その人たちが抱える疎外感苦しみが描かれてます。
ずっと苦しくて浮上できない苦しさも感じるけど、理解者がいるだけで、人はこんなにも救われるんだと教えてくれます。

例えば道を歩くとします。この本の一言目に書かれた言葉。それがなにかその意味を知りたくて、どんどん物語に引き込まれます。

最後、この言葉の意味がすべて回収されます。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.180
(5pt)

イガイガする

イガイガ心を揺さぶられた。リアルだった。新しい視点を知れた。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.179
(4pt)

解説も良かったです

するすると読み進められる作品でした。映画化したい気持ちもわかります。本編読了後はそこまですっきりした気持ちではありませんでしたが、その後の解説を読んだら笑えてきて、すがすがしい気持ちになりました(笑)
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.178
(5pt)

面倒くせえことが多すぎ

無理解な検事、ウザい八重子、沙保里、田吉、それらの登場人物が物語の中で何かしら酷い目に遭ってほしい、と思い続けながら読んだ。
結果望んだようなカタルシスは訪れない。
でも、読後感は良い。わかっている人がいてくれること、というのが読者にも救いになっていると思う。

しかし、マジで生まれてきちまったから仕方ねえよな、って感じだ。考えるの放棄したくなる。世の中面倒くせえことが多すぎる。って痛感する小説だ。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.177
(5pt)

正欲とは?

書店で購入しました。
なるべくネタバレなしでレビューしていきます。

朝井作品は「桐島~」「何者」「何様」読了済みです。

まずは「物足りない」と思ったところからです。「桐島~」「何者」の2作品には個人的に印象に残る1行がありましたが、この作品にはなかったことです。あくまでも個人的な感想なので全ての人に当てはまるとは限りません。

良い点は読んだ後に読者を考えさせてくれる点です。
個人的にはタイトルの「正欲」は「正しい欲」なのか「正しくありたい欲」なのかと思っています。
その他にも考える点はありますが、それは各々で見つけてください。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.176
(5pt)

身近な人から読書後の感想を聞きたくなる

テーマがLGBTQとか多様性で分かりやすいし、ストーリーはマジョリティ、マイノリティ、マジョリティの落ちこぼれといった立場の違う人物にスポットを当てながらテンポよく進むのですぐ読みおわりました。

朝井リョウさんの小説は初めてでしたけど最終的に誰が孤独だったかや、登場人物の台詞も世間や読者への皮肉が効いてて面白かった。

恋人や友人と話して登場人物の誰に共感したか、どの件が刺さったかとか話してみると、その人への理解がちょっとは深まるかも。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.175
(5pt)

多様性がファッション化する社会への強烈な一撃

多様性をファッションとして扱う現代社会を鋭く抉る、衝撃的な小説です。我々は本当の多様性を理解しているのか?我々が認識している多様性は真に正しいのだろうか?現在の社会が実は新しい大多数を少数派の中に作り出しているのではないか、と疑問を投げかけます。いや、そもそも多数派なんてものは幻想で我々は全員が少数派なのではないか。作者は、「多様性」をファッションのように語る社会のお花畑な風潮に強烈な一撃を浴びせながら、我々一人が異なる存在としての共生を追求する姿勢を持ち続けます。この作品は、読者の心を他者の深い部分へといざない、明確な答えを与えることなく探求させます。深いテーマにも関わらず、ミステリアスなエンターテインメント性もあり、一気に読めます。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635