正欲

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

正欲の評価:

3.85/5点 レビュー 459件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.85pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全85件 81〜85 5/5ページ
No.5
(1pt)

面白い、のかなぁ?

主人公たちにあまり共感できず苦悩も追体験できなかったので、あまり深く引き込まれなかった。自分にはわかりやすい武道館や桐島の方がピンと来てたように思う。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.4
(2pt)

もう少し踏み込んだ内容だと思っていたのですが……。

人気の作家さんだし、デビュー10周年の記念作らしいので、「すばらしかった」みたいなコメをするのが正解なんでしょうが、正直言って、消化不良でした。。

この物語には、他の人がおよそ想像だにできない
特殊な「性欲」を持った人物たちが登場します。

その人物たちを通じて、朝井さんは、今、世の中でさかんに唱えられている「多様性」「ダイバーシティ」への疑問を呈しているのです。

すなわち、「多様性」とかなんとか言ってますけど、理解しがたくて嫌悪感を抱き距離を置きたいと感じるものには、しっかり蓋をしてるんじゃないですか、と。

ここまではわかります。
わたしも朝井さんに共感します。

だけど、「おや?」と思うのは、そう言う朝井さんだって、本作の中でちゃっかり「蓋」、しちゃってるんじゃないか……と感じるからです。

この物語の中には、冒頭で名前があげられていて、物語のキーになっているものの、本編では素性がイマイチ語られずに終わってしまう、とある1名の人物がいます。

その人は、犯罪をおかしていて、完全アウトな人物でありつつ、その人の心理については、あまり語られていません。

でも、「多様性」を語るなら、そのアウトな人物についてこそ、触れるべきだったのではないか……と思うのです。
なぜなら、その人こそ、本当に世間から理解されがたく、嫌悪されるだろう人物だと感じるから。

一方、物語では、
「世間に勘違いされ、理解されなかった、不遇かつ無実の人々」
にしかスポットライトを当てられていません。

でも、それって、美しいところだけを掬い取っているということになりませんか。

本作はさまざま、喧伝されていましたし、大きな主題を取り扱っているとのことで、もう少し踏み込んだ内容だと思っていたのですが……。

ひねくれた優等生の作品、という印象です。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.3
(1pt)

設定された"異常な性癖"に嫌悪感(=共感)を抱けず感情移入できませんでした

最近、仕事がらみでSNSを通じた性暴力について考えることがあり、どうしても幼児にしか(性的に)興味がもてない人はそれはそれで苦しいのだろうなと考えて、社会的に許容できない人の欲望について掘り下げた作品かなと思い(勘違いだったけど)、何年かぶりに小説を買って読むということをしてみました。

**以下少しネタバレです**

小説で設定された「異常な性癖」は、たしかに変わっているけど加虐的とか暴力性、不潔感、グロテスク感はなく、反社会的でもなく、人と違う疎外感はあるんだろうけど、「正欲」の"正"の言葉の強さや傲慢な響きと対峙できるほどのものには感じませんでした。普通とされる「肉欲」と比べるとむしろポエティックでキレイな感じだし。
あと、これは私の読解力の問題かと思いますが、「異常な性癖」で繋がった登場人物たちが、なぜ「ロリコン」と誤解されるような手段でしか、その性癖を満足させる方法を思いつかなかったのかがいまいちわかりませんでした。もっと他に方法ないかな??結末に導くための設定のように感じてしまいました。

また、登場人物が「歪みないマジョリティ代表A」「ちょっと迷ってるマジョリティ代表B」「歪みないマイノリティ代表A」みたいにわかりやすく感じてしまい、人ってこんなに単純かなという気もしました。一人の人間の中にマイノリティ感とマジョリティ感がグラデーションになってて時と場所によっても揺らいだりとかしないだろうか。
「昨今言われている多様性なんて全然多様じゃない」の「多様性」は今風の表現ですが、テーマ(と思いましたが違ってたらすみません)としては普遍的なところもあると思うので、個々の登場人物をもう少しそれこそ「多様性」のある人物として描けば幅広い年代に読まれて息の長い小説になるのに、と思いました。(生意気でごめんなさい)

年寄りのうっとおしい「昔は~」語りになってしまいますが、「昨今の多様性の薄っぺらさ」といってもこの50余年で随分息苦しさが無くなったと感じている私にとっては、これからもっと変わるよね、きっと♪という希望的観測は持てても、「多様性? ケッ」とは決して思えず、これは読む人の年齢的なものもあるのかもしれません。
本書と関係ないですが、私には親兄弟、子供、夫にも言えない癖(へき)があります。もし世の中に同じ傾向の人がいたとしても共感はあっても絶対に繋がりたくありません。むしろ全力で避けたい。自分自身がおぞましく感じているからです。ひっそり墓場まで持っていきたい。という個人的な状況も、あまり感情移入できなかった一因かもしれません。

あとボリュームの割にお値段が高く感じました…(T_T)
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.2
(1pt)

意味不明

犬の交尾を見ても性的に興奮しないのと同じで、人間でもこの本のような性癖は異質すぎて共感できません。
その部分が理解不能なので、全く楽しめませんでした。この性癖に子供を絡める作者のセンスを疑います。
お金を返してほしいと久しぶりに思いました。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.1
(2pt)

うーむ…

この作品が「傑作だ!」と取り上げられているということは、こんなことさえ文学作品にして取り上げないと気づきもしない人が世の中の大勢を占めているってことなんよね。
私はここ30年の文化の退化を感じてしまいました。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635