■スポンサードリンク
細川ガラシャ夫人
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
細川ガラシャ夫人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 21~40 2/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みたかった本を安価で購入でき、また綺麗な状態で良かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ガラシャ夫人の人間像が新鮮です。褒めそやすだけでなく、至らぬところもきちんと描かれ、それでもなお、ひとりの人間として気高く、浄らか。 初之介の思いが切なく、心が震えます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白く読ませてもらった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
歴史小説とした興味深く読んだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
歴史事実を体感するにはご当地に行くのが最も早道です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ガラシャが、父光秀から人として生きる道を学んでいく姿を、様々な場面の会話を通して描いている。今、光秀ブームだが、人として光秀がなぜ信長を討たざるを得なかったのかを考えさせられる小説でもある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ガラシャの生き方は今の息苦しい時代を生きる我々にも勇気を与えてくれます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦国時代に、家族を失う苦難、道具のように扱われる女性としての苦難、信仰を妨げられる苦難。何もかも耐え忍んで赦すことの大切さを問いかけた物語。 信仰を捨てさるように、夫の忠興から(周りの侍女を含めて)迫害を受けた後も最後に赦す姿勢が共感出来なかったが、その分印象的だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦国時代に、家族を失う苦難、道具のように扱われる女性としての苦難、信仰を妨げられる苦難。何もかも耐え忍んで赦すことの大切さを問いかけた物語。 信仰を捨てさるように、夫の忠興から(周りの侍女を含めて)迫害を受けた後も最後に赦す姿勢が共感出来なかったが、その分印象的だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本の主人公は、明智光秀の娘で絶世の美女であり、細川忠興の妻でクリスチャンです。 自分の信念のもと、信仰に強く生き38才の短い生涯を終えました。 両親の深い愛のもと育てられるが、父光秀が謀反をおこしたため、命を狙われますが 夫に助けられます。夫のガラシャにたいする異常なほどの独占愛に悩まされます。 その後クリスチャンになりますが、キリスト教禁止令、迫害、など苦悩の中でも 信仰を捨てずに生きていきます。最後、人質になるのを拒み、命を落とします。 細川ガラシャの薄幸の生涯は、司馬遼太郎の「胡桃に酒」でも、描かれて いますが、この小説では、三浦作品らしく、涙をさそうシーンがふんだんです。父光秀が 疱瘡を患った妻を娶るまでや、光秀が母の顔を笑ったガラシャへの戒めの話、母が光秀の 客人をもてなすため、みずからの髪を切って、お金にかえ、食べ物を用意するシーンなどか そうです。それと、非常に有名なのが辞世の句です。 「散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ」 ( 花も人も散りどきを心得てこそ美しいという意味だそうです) 謀反人明智光秀の娘として、命を狙われた時、救ってくれたのが、夫の忠興でしたので、 石田三成がガラシャを人質として捉えに来た時、それは死ぬ時と夫細川忠興に 約束しているからなのです。夫は、独占欲からガラシアを渡したくなかったからです。 三浦綾子は終わりにでこんなことをいっています。 「今から400年前、女性は、男性の所有物であり、政略の具であった時代に、女性は 女性らしく生きるということは、むずかしいことであったと、想像される。 そうした時代に、霊性にめざめ、信仰に生きたガラシャの生き方は心を深く打つ」とあります。 小説の内容は、司馬遼太郎の「胡桃に酒」とダブルところもありますが、三浦作品らしく、 色づけして、感動を呼び起こす場面はたくさんあります。 一読する価値はあると思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
闘病や信仰をテーマにした作品が多い「昭和の現代作家」三浦綾子の希少な歴史もの。『氷点』『塩狩峠』を書いた筆で戦国時代を描くと、面白くも純度が高い作品が出来ることを知ら示した。プロテスタントの女史が見た、カトリック「切支丹」宗教観も興味深い。主人公女性の明智玉こと「細川ガラシャ」の矜持には、時代を超えても称賛。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
歴史小説を他にも書いてほしかった。。。 歴史小説に興味がなかった人におすすめ。 ここから歴史小説に興味が湧く人も多いと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「自分を初めてみる者は、必ずハッとしたように驚きの色を顔に現す。 お玉にとって、それは幼い時から幾度となく経験してきたことであった」 明智光秀の娘として生まれたお玉は、美しいだけでなく、聡明で自立心旺盛、 合理的な思考の持ち主であったから、神仏には懐疑的ですらあった。 そんな彼女が、いかにしてキリシタンとなったのか。 上巻では、世渡り上手の細川家に嫁いだお玉と夫の忠興とのあいだにあった 目に見えない「夫婦の垣」が取り払われるまでが丁寧に描かれる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本能寺の変で状況は一変。秀吉を怖れる細川忠興は、お玉を山深い味土野に隠す。 そこで、お玉は、山里に暮らす人々の平穏な暮らしを見て、人間らしい生き方とは何かを考えるようになる。 そして、領地に執着して非業の最期をとげた父光秀の生涯を思い、潔く領地を捨て信仰をつらぬく高山右近の生き方をみるうち、次第にキリスト教へ入っていく。 しかし、秀吉のキリシタン禁制に怯える忠興は、無断で受洗したお玉(ガラシャ)に対して、ともにキリシタンになった侍女たちの耳や鼻を削いで棄教を迫るが、ガラシャは信仰を捨てない。 最愛の夫が迫害者になってしまったのだが、禁制がゆるむと忠興は平穏を取り戻す。 すべては、お家大事のためであった。 秀吉の死後、東西の対立が激化し、家康に息子を人質に出した忠興は、石田三成の人質に取られてはならぬとガラシャに申し渡して、東国に出征していく。 ほかの大名の妻たちが逃亡するなかで、細川屋敷は炎上し、ガラシャは自害する。 これは、彼女にとって殉教であった。 一方、忠興はガラシャを独占したかった。他の男の餌食になるくらいなら、むしろ死んでほしかったのである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「本能寺の変」以降逆心の娘となった玉子に押し寄せる不幸。お家大事の細川家父子は、玉子を離縁したと見せかけるため、丹波の山奥味土野へ幽閉する。 愛する幼子や夫と別れ、見知らぬ山奥での生活は、淋しくつらいものであった。そんな玉子の心を癒してくれたのは佳代であった。最初は「神も仏も信じたくありませぬ」と言ってた玉子も、次第に佳代の裏表のない気高い考え方に共感し、信仰の道に目覚めて言った。やがて、天下分け目の「関ヶ原の戦い」夫は最初から徳川方に付くつもりだった。夫が徳川に付いて出兵した後。石田光成は大名の夫人たちを人質にしようとしたが、これを拒み、玉子は信仰の教えで自害はできないので、重臣に槍で胸を突かせ、37歳の命を絶った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
明智光秀と母煕子との結婚のエピソード・・・両親の仲睦まじい姿を見ながら育った玉子が、信長のお声掛かりで細川忠興と結婚することになる。 穏やかで優しい父とは違い、気性の荒々しい忠興に戸惑いながらも、忠興に熱愛され一男一女を設け幸せな日々を送っていた頃。 突如父の謀反を知り苦悩する。また明智光秀がなぜ反逆者となったのか・・・、「本能寺の変」に至るまでの明智光秀の心境が解りやすく、共感できて涙を誘う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
明智光秀の娘玉子の波乱の生涯を描いた本著は三浦綾子氏初の歴史小説です。 両親の愛のもとで育てられた玉子は細川忠興のもとへ嫁ぎます。美貌の玉子を忠興もこよなく愛しますが、やがてキリスト教に入信した玉子はそれがもとで短い生涯を終えることになります。 どんな境遇に置かれても信念を貫く玉子の覚悟ある生き方に心が揺さぶられます。自害までの緊迫感溢れる描写に胸の鼓動が収まりませんでした。 またこの作品で印象深いのは光秀の人情に満ちた人間性が描かれた部分です。疱瘡を患った妻を娶るまでの経緯、また母の顔を嘲笑した玉子への戒めの言葉は何度読んでも涙が出ます。 生涯玉子の心の底に最も強く流れていたのは父光秀の深い愛情だったような気がします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
無常極まりない人生に於いて、信仰を持つことにより 、心の安らぎと共に來世における幸せが保証されるようである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大変面白かった。作品紹介は次のとおり。戦乱の世にあって、信仰と貞節に殉じた悲劇の女細川ガラシャ夫人。清らかにして熾烈なその生涯を描き出す、著者初の歴史小説。 一般文学通算349作品目の読書完。1992/04/24 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大変面白かった。個人読書履歴。 一般文学通算349作品目の読書完。1992/04/26 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!