教室が、ひとりになるまで

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

教室が、ひとりになるまでの評価:

4.11/5点 レビュー 83件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 21〜24 2/2ページ
No.4
(3pt)

星4つにしようか迷いました

本を読むのに久しぶりに徹夜してしまった!
おもしろかった!

伏線の回収が見事で、最後のほうはー
なるほど!
そういうことか!
そうきたか!!
うわ、わかる、つらい!!
と、まさしく怒濤の展開。

ラストは、希望の見える終わり方ではありましたが、個人的にはつらいな~という気持ちの方が勝ってしまい…
でも、事件が解決しておしまい、だったら…ここまで印象に残る作品になってなかったと思うので、あれはあれで良かった…んだとは思うんですが…
でもできれば、もっと…晴れやかな気分で読み終わりたかったなぁ…というのが正直な感想…です。

あと、殺されてしまった3人が、べつにいじめとかをしていたわけでもなく、ごく普通の子たちだったので…非常にかわいそうだったなと思いました。

「でもーだからって、殺しちゃ、ダメだろ」なんですよ。
教室が、ひとりになるまで (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 教室が、ひとりになるまで (角川文庫)より
4041096855
No.3
(3pt)

星4つにしようか迷いました

本を読むのに久しぶりに徹夜してしまった!
おもしろかった!

伏線の回収が見事で、最後のほうはー
なるほど!
そういうことか!
そうきたか!!
うわ、わかる、つらい!!
と、まさしく怒濤の展開。

ラストは、希望の見える終わり方ではありましたが、個人的にはつらいな~という気持ちの方が勝ってしまい…
でも、事件が解決しておしまい、だったら…ここまで印象に残る作品になってなかったと思うので、あれはあれで良かった…んだとは思うんですが…
でもできれば、もっと…晴れやかな気分で読み終わりたかったなぁ…というのが正直な感想…です。

あと、殺されてしまった3人が、べつにいじめとかをしていたわけでもなく、ごく普通の子たちだったので…非常にかわいそうだったなと思いました。

「でもーだからって、殺しちゃ、ダメだろ」なんですよ。
教室が、ひとりになるまで Amazon書評・レビュー: 教室が、ひとりになるまでより
4041077664
No.2
(3pt)

ミステリーはおまけです

特殊能力や推理考察がメインかと思わせて本当の話の中心は社会性ヒエラルキーと嘘という部分です。
学内のヒエラルキー、ようはスクールカーストにおいての上部と底部それぞれの立場の思いや考えをさっぱり簡潔かつしっかりと読者にわかりやすく示されております。また、学内ヒエラルキーを良く思っていない者たちの心理や行動はされに的確に表現できており、青春時代の孤独ゆえの闇や心の叫び、それを少しだけ照らす救いにも似た小さな光にも触れており最後は少しほんのりする展開です。
多少救われる展開への一つとしてこのクラスのスクールカーストでは表だったいじめがなかったことも一つあります。実際のスクールカーストでは大小に関わらずいじめやいじりに似た何かがあります。
これが有る無しでは、事件解決後にほっこりする展開づくりは難しいでしょう。ただこれはどちらか言うと陰惨な話を書いて読者に嫌悪感を与えたくまではないという作者の考えが大きいようにも感じます。
実際最悪なクラスとまで登場人物に言わせてますし。
ただ、拍車が掛かればいじめの延長になりそうな描写はありましたが。
そういった学内社会性問題提起や、当事者達の心理描写が巧みに描いているところは大いに関心でき楽しめましたが多少の疑問点はありました。
自殺した女の子の動機が弱いと感じました。心を殺して自分に嘘をついて生き続けることは自殺に値するという比喩にも似た表裏表現からなのでしょうが、明確ないじめや他社からの強い心理的肉体的暴力がない所で自殺までおこなう心理です。
殺人犯の心理や動機については唯一の親友というところやクラスが嫌いという観点から鑑みると
もし人が特殊能力を得たならば…行動に至らなくはないなとなんとか納得しました。
最大の問題点は、この作品が殺人ミステリーを取り扱う必要はあったのかというところです。
これを設定としてしまうところでは必ずトリックを考え伏線を張り解説する必要がでてくるのですが、そのトリックがこの作品では全て特殊能力ありきとなっており果たしてトリックなのかなという描写も多いです。
特殊能力のひとつが、この作品のテーマである嘘に醍醐味を持たせています。この設定があることにより誰がどのタイミングでどんな嘘をついたかということを、作者や登場人物の気持ちを考察できない読者にもわかりやすく理解してもらう要因の一つとなっています。
ですがこの部分を抽出するとなるとそれに追随してくる他特殊能力のために、トリックがお座成りとなってしまっています。
世の中の殺人トリックはこの2020年代までに、ありとあらゆる手法が出尽くしており新発想が出辛いのが現状です。
またマンネリ化や二番煎じ批判を避けるために他作品のものや有名どころは作家のプライドや世間体として使い辛いことも問題です。
ですが自分の作家性を、作品を世に披露し話題や名声をモノにしていくために、何かしらの新規を開拓しなくてはなりません。そのため近年多く使われる手法の一つとして特殊能力や魔法、ファンタジー、SFと絡めたミステリーやトリックネタも多くなっています。
それらの例に漏れず今作もそうなのですが、特殊能力が主人公や読者の推察を根底からひっくり返すものであり必ずこのトリックは必要でなかったと思います(検証済みです)
本格ミステリーではないと言われればそうなのですが、被疑者を絞る際も会話により糸口を掴む展開も全て特殊能力便りで他に良いテーマがあるので推理部分が蛇足に感じました。青春作品としてもしっかり読ませてくれたとは思います。
あと近年の表紙帯は声が大きいですね。話題性、売り上げのためには仕方ないことなのですが、過剰に持ち上げすぎのような気はします。少し前まで押していた映画を見た人の感想風の映画CMのようでわざとらしいです。何事も吾唯足知ですね。
教室が、ひとりになるまで (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 教室が、ひとりになるまで (角川文庫)より
4041096855
No.1
(3pt)

ミステリーはおまけです

特殊能力や推理考察がメインかと思わせて本当の話の中心は社会性ヒエラルキーと嘘という部分です。
学内のヒエラルキー、ようはスクールカーストにおいての上部と底部それぞれの立場の思いや考えをさっぱり簡潔かつしっかりと読者にわかりやすく示されております。また、学内ヒエラルキーを良く思っていない者たちの心理や行動はされに的確に表現できており、青春時代の孤独ゆえの闇や心の叫び、それを少しだけ照らす救いにも似た小さな光にも触れており最後は少しほんのりする展開です。
多少救われる展開への一つとしてこのクラスのスクールカーストでは表だったいじめがなかったことも一つあります。実際のスクールカーストでは大小に関わらずいじめやいじりに似た何かがあります。
これが有る無しでは、事件解決後にほっこりする展開づくりは難しいでしょう。ただこれはどちらか言うと陰惨な話を書いて読者に嫌悪感を与えたくまではないという作者の考えが大きいようにも感じます。
実際最悪なクラスとまで登場人物に言わせてますし。
ただ、拍車が掛かればいじめの延長になりそうな描写はありましたが。
そういった学内社会性問題提起や、当事者達の心理描写が巧みに描いているところは大いに関心でき楽しめましたが多少の疑問点はありました。
自殺した女の子の動機が弱いと感じました。心を殺して自分に嘘をついて生き続けることは自殺に値するという比喩にも似た表裏表現からなのでしょうが、明確ないじめや他社からの強い心理的肉体的暴力がない所で自殺までおこなう心理です。
殺人犯の心理や動機については唯一の親友というところやクラスが嫌いという観点から鑑みると
もし人が特殊能力を得たならば…行動に至らなくはないなとなんとか納得しました。
最大の問題点は、この作品が殺人ミステリーを取り扱う必要はあったのかというところです。
これを設定としてしまうところでは必ずトリックを考え伏線を張り解説する必要がでてくるのですが、そのトリックがこの作品では全て特殊能力ありきとなっており果たしてトリックなのかなという描写も多いです。
特殊能力のひとつが、この作品のテーマである嘘に醍醐味を持たせています。この設定があることにより誰がどのタイミングでどんな嘘をついたかということを、作者や登場人物の気持ちを考察できない読者にもわかりやすく理解してもらう要因の一つとなっています。
ですがこの部分を抽出するとなるとそれに追随してくる他特殊能力のために、トリックがお座成りとなってしまっています。
世の中の殺人トリックはこの2020年代までに、ありとあらゆる手法が出尽くしており新発想が出辛いのが現状です。
またマンネリ化や二番煎じ批判を避けるために他作品のものや有名どころは作家のプライドや世間体として使い辛いことも問題です。
ですが自分の作家性を、作品を世に披露し話題や名声をモノにしていくために、何かしらの新規を開拓しなくてはなりません。そのため近年多く使われる手法の一つとして特殊能力や魔法、ファンタジー、SFと絡めたミステリーやトリックネタも多くなっています。
それらの例に漏れず今作もそうなのですが、特殊能力が主人公や読者の推察を根底からひっくり返すものであり必ずこのトリックは必要でなかったと思います(検証済みです)
本格ミステリーではないと言われればそうなのですが、被疑者を絞る際も会話により糸口を掴む展開も全て特殊能力便りで他に良いテーマがあるので推理部分が蛇足に感じました。青春作品としてもしっかり読ませてくれたとは思います。
あと近年の表紙帯は声が大きいですね。話題性、売り上げのためには仕方ないことなのですが、過剰に持ち上げすぎのような気はします。少し前まで押していた映画を見た人の感想風の映画CMのようでわざとらしいです。何事も吾唯足知ですね。
教室が、ひとりになるまで Amazon書評・レビュー: 教室が、ひとりになるまでより
4041077664