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ここで死神から残念なお知らせです。
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ここで死神から残念なお知らせです。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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遅れ馳せながら、シリーズ2作目の拝読となります。 先ずは、構成や文字配列が絶妙で、さらっと読めました。ア・カプリッチョ(a capriccio)な死神が、問答無用でリアルな現実を、戻らぬ時を説く。とても、面白い小説です。 因みにa capriccioは、最近拝読した作者の初期作品の中にあった活字が「死神」にピッタリでしたので拝借致しました。 | ||||
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表紙やタイトルからして、死神が「主人公」だと思ったのに、違うところが良かった(笑)。 自分が死んだことに気付かず、あるいは納得せずに「生き」続けている亡者たちを、口の悪い死神が説得して「きちんと死んで」もらうというストーリーは、ともすると生きることの素晴らしさとか家族や友人との繋がりを説く暑苦しさに堕ちかねないところを、この作者はサラッとしれっと(笑)鮮やかに裏切ってくれます。 ラストで、ん?え?そういうこと?とまんまと二度読みしました。 絶対ハマると思って手を出さずにいたのに、やっぱりハマってしまいました。 | ||||
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登場人物、ストーリー、文体、総合の4点から感想を書く。 1、登場人物 人には「最低限の礼儀」があると思う。いくら相手が尊敬に値しないような人物であったとしても、特に迷惑をかけられたわけでもないのに初対面でずけずけ文句を言い、嘲笑し、命令を下していいわけがない。行動を共にしている間も、無理に手伝わせているのに「約立たず」「ブサイク」等々言いたい放題。毒舌と無礼はまったく別のものだ。美形であることを鼻にかけた高圧的な態度が我慢ならなかった。もしこれを「最近流行りのイケメンドSキャラ」のつもりで書いているなら、お門違いも甚だしい。こんなのかっこいいと思う女性がいるの? 2、ストーリー 予想通りの展開。最後の1ページまで意外性は皆無だった。あ、死神の無礼さはある意味とても意外だった。最初から最後までありきたりな展開すぎたので、悪い意味で予想を裏切らない物語だった。「あーそれ、やっちゃうんだー。やるかもとは思ってたけど、マジで最後にそれやっちゃうんだー。うわー」と思った。 3、文体 ありきたり。技術はあるが、見所がない。主人公がモノローグをつらつら呟く文は、流行りのライトノベルそのままである。 4、総合 「売るために書きました」という臭いがぷーんとした。引きこもりのオタクを主人公にしてその層の共感を得ようとする。ドSイケメンを使って女性の目をひこうとする。計算高さがあからさまに見え見えだった。――生きること死ぬことの苦悩、みたいなものについてもっと深く考えてほしかった。教えてほしかった。本書に期待しちゃった昨日の自分を殴りたい。 (あくまで作品への個人的な感想です) | ||||
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一般的ライトノベルとでも言えばいいのだろうか、いわゆる美少女とか出てこない、本来のライトノベル。 とても読みやすい。つかえるところはないと思う。評価の低い方もいるが、ライトノベルと見れば十分だと思う。もちろん作者のファンからみれば…という部分はあるのだろうが、ライトノベルだから。 主人公がニートなのは珍しくなく、ラノベでは近年多いのでは? ただ30歳というのは余りない。そして死神のお仕事内容もひねりが効いているうえに、死者が現世に止まれる理由も、私は初めての理屈だった。それだけでも結構面白く読めた。 ラノベらしく描写は少なく、状況説明も薄い。ストーリーがどんどん進む感じ。それゆえ話しも薄く感じる。 死神のキャラは好みの分かれるところだと思うが、私は好きだな~。このキャラだから死神の物事への冷酷さが嫌味なく出ていると感じた。主人公との対比も良かったと思う。ただ多くの方が書かれている通り、ラストは私も気に入らない。ここで確実に星1つ減だ。何かボヤッとさせたかったのかもしれないが…、う~んという感じだ。恐らく悲劇にはしたくなかったのだろう。どれくらいの時間で書かれたのかはしらないが、もっと長編にして、じっくり取り組み直して貰えれば、各エピソードもきわだって、絡めて、面白くなる感じ。何だがすごくもったいない作品だと思う。あ~、そうするとラノベではなくなるのかな~。 | ||||
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読み始めると止まらなくなりました。 死神のイメージである怖い感じは無く、笑ながら読めました。 読書苦手な方にも短いですし、読みやすいのでオススメします。 | ||||
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たしかに既視感のある設定ではないかと思う。でもストーリーは悪くない。 キャラに魅力がないという意見が多いけど、個人差の出る部分ではないでしょうか。 自分は、それなりにおもしろいと思いました。 ラストのオチは賛否わかれるところだろう。 ただ読んだことも忘れてしまうようなそこその作品よりは印象に残ることは間違いない。 これはこれで余韻があってよいのではないかと思う。 作者のほかの作品も読んでみたい。 | ||||
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ストーリー展開は悪くなかったですが、キャラクターに魅力があまりなかったです。 ラノベはキャラクター命だと思うのですが、冷酷な美形の死神と振り回されるニートで引きこもりの所謂ブサメンって、どうですかね。 でも終盤までは良かったです。 死とは無慈悲なもので、一見友人のように付き合ってた死神は、やっぱり死神でしかなかったということ。 しかしラストで、「あれ?これってどうなの」って思いました。 1回読んだら読み返さないタイプの本です。 | ||||
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作者のファンでユウリ名義の作品は全て読んでいます。 ここでの評価があまりよくありませんでしたが榎田先生なら面白いだろうと今回もワクワクしながら読みました。 しかし正直初めてあまり面白くないと思ってしまいました。 文章は読みやすく放り出すほどではありません。 個人差もあるとは思いますが作者の持ち味の一つであるキャラクターにあまり魅力を感じませんでした。 さすがに榎田先生でも引きこもりニートを魅力的に書くのは厳しいかとも思いましたがもう一人の要人物の死神にもなぜか魅力を感じられませんでした。 新潮の新レーベルでキャラクターノベルというジャンルらしいですが角川から出版されてる作品の方がキャラクターが魅力的だと私は感じました。 他の作品と違いあとがきで作品についてもキャラクターについても触れられていなかったのももしかして作者もあまり思い入れがないのではないかと勘ぐってしまいました。 今回は命の重さより悔いのないよう生きるということがテーマのように感じましたが榎田先生ならもう少し味のある作品がかけたのではないかと思ってしまいました。 次回作に期待したいです。 | ||||
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最後のエピソードに対しての批判があるようですが、本当にあれが無ければ良い作品なのでしょうか? どう感じるかは読む人によって違うと思いますしそれで良いんだと思います、が、ありがちな終わり方なのかもしれませんが、私はあれがあるからこそ、その前のエンデイングがあるからこそ榎田ユウリという人の作品だといえるのではないかと思います。この作家さんはキャラクターを描く方なのだと思います。 正直、この作品がものすごく気に入ったとか、ものすごく感激したとかせはありません、でも、ものすごく印象的な作品でした。 何がリアルだったんだとしても、梶くんは頑張ったんだね!がんばれたんだね! | ||||
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いや~死神の、巧みな話術、イイです! 自分としては、ラストがありきたり?感でした。 榎田作品がはじめての方には、いいかも・・・ | ||||
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今回も、一気に読み切りました。最後までブレない死神のクールな言葉の奥に愛を感じました。 榎田さんからの暖かいメッセージ(後悔の少ない人生が送れたら)を受け取ったように感じました。 ラストも、梶への最後のプレゼントとして、私は嬉しかったです。 本当にほとんどの榎田作品は読んでいますがどのジャンルの作品も満足させて貰っています。 妖奇庵4冊目、待ちどうしい!! | ||||
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梶視点のオチも欲しかったかな。あの後の2人が欲しかった。全体的にちょっと、好みではないかも。でもこれは主観なので。不思議な印象で終わりたかったのかもしれないが、その余韻がいまいち。結局2人の関係はなんだったの?どうなったの?って、感じかな。それ以外は普通だったので星2つ。 | ||||
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こちらの作者さんの他の作品をいろいろ読んでいますが、他の作品の主人公や周りの人たちはすごく魅力があるのに、今回はそれがなかったので、☆2つの評価にしました。 ニートでおたくで口先ばかりで何もしない不細工に感情移入もできないし、魅力も感じません。彼も変わり始めたのかもしれませんが、その成長は最後まで描かれていないし・・・。 死神の役どころも本当に単に死神でした。何を考えているのかわからないし、主人公を導いてくれるわけでもなく。 「カブキブ」か「妖奇庵」の続きを待つことにします。 | ||||
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読み終わったとき、もやっとしてしまいました。 なんか白湯ラーメンだと思って食べてたら、どんぶりの底に豚骨の欠片があって、あれ?って思うような…(たとえが下手で申し訳ない) お風呂入りながらもやもや考えて、でもやっぱりあのラストを読めてよかったのかも、って思いました。 梶くんは、なにも残せなかった明日を、描いて残す今日へと、変えることができたんだから。 うたかたの夢なのか、創造の産物か、それとも死神からのボーナスだったのか? 解釈はわかれるところですが、たいへん面白いお話でした。 | ||||
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根暗で不細工、昔の綽名が「死神」とゆー冴えない不遇主人公:梶の運命は、冒頭の「喫茶店」ですでに察せられ…… けど「軽妙洒脱な細かい描写」と、すでに死んでるクライアントさんたちの「生き生きエピ」で、楽しく読ませるあたりが、さすが☆。 ※※ 以下、ネタバレ と憶測。。 怠惰ゆえに芽の出なかった男:梶の物語は、本文:245頁で一旦「エンド」を見て…… そこで「ぶつん」と終了して「おしまい」だったら、 ボリス・ヴィアンとかそういう、ちょっとフランス文学的?だったかも。(それも充分アリだったかと) けど、物語はそこから「別ルート」に入り込んで、257頁までゆきつき……「まったく別のカタチの、最終エンド」を迎える。 この最終エンド部分、「これが梶にとって真の現実で、ほんとうの顛末」と取れる(し普通そう取る)訳だけど、 【それ以外の解釈】も成り立つ ような……気も。。 もしも・・ この「付け足しのような最終エピ」が “梶にとっての現実” ではなく、 【ひとつ前のエンド直前で “梶がなした善行” に対しての、死神からの特別プレゼントで、最期に見せてくれたしあわせな夢】だったりなんかしたら、 ヴォネガットの名作『タイタンの妖女』的オチ。 (『タイタンの妖女』主人公:マラカイも「友達が1人もいない、不幸体質極致な男」で…… 異星人のプレゼントで、最期に「親友がいる夢」を見る。 この「友」の正体も、本作と酷似) ↑ そういう解釈だったら、「☆4+」でも充分いい……気もするんだけど、 最終エピの「視点」が梶じゃなく、判断に迷うんで・・(☆にも迷う) | ||||
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死神もなかなか酷い性格で、主人公も引きこもりニートヲタで、感情移入しにくいかもしれませんがズバズバ色んなことを言ってくれてて面白いです。読むうちに引き込まれます。 表紙の死神が美しくてたまりませんが、性格酷いです。そこがまた好きです。 続きを匂わせる感じはありませんが最後なかなかの展開なので是非。 | ||||
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ラストの感じ方で評価が分かれるところだとは思いますが、これはこれで面白いストーリーでした。 BL小説時代から読ませてもらっていますが、榎田作品のちょっとした隅の面白さは健在。 その面白さが更に出ていたと思います。 ラストのオチ部分も、いろいろ想像の幅がまだ残された終わり方なので、読み手としても型にハマることなくいろいろ考えることができるのも良かったです。 死神と、引きこもり30歳男が出会う、いろいろな「既に死んだ人」たち。 それぞれに生きてきたドラマがあって、それが笑えたり泣けたり。 ライトノベルジャンルでありながら生きることとか、結構真剣に考えてしまいました。 死神のこちらをえぐるような事実的発言も、一読の価値ありです。 個人的には、小説が始まる前、見開きを開いたところにある「第27896回死神考察」の問題がツボはまりでした。 | ||||
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死を認識していない死者,そんな相手へ死を認識させようとする浮世離れした死神, 彼に巻き込まれて『死者』を見送るうちに,社会復帰へと傾くヒキニートの青年など, 少しばかり既視感はあるものの,基本的な世界観や青年の意識の変化は悪くありません. ただ,その面白さや苦々しさは,ラスト数ページの『タネ明かし』ですべて台無し. そこへもう一捻りを加えたかったのか,ある男の『登場』も却って蛇足にしか思えず, それらは想像の余地ではなく結末の放棄,読む側に何もかもを丸投げにされた印象です. 軽薄の中にも厳しさを見せる死神の男など,時にくる重いやり取りも良かっただけに, もう少し他にいい畳み方はなかったのか,もったいなさとモヤモヤしたものが残ります. | ||||
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不覚にもラストは泣かされました! どうしょうもないブサ面な主人公にどうしょうって思いましたが、 美形の性格の凄まじい死神のせいで一気に読めました♪ ラストもドキドキ! でもBL以外なら カブキブの続きのが読みたいですね! 暗いお話をコメディにしてますがやはり切ないシーンが多いです(ToT) | ||||
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