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ここで死神から残念なお知らせです。
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ここで死神から残念なお知らせです。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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登場人物、ストーリー、文体、総合の4点から感想を書く。 1、登場人物 人には「最低限の礼儀」があると思う。いくら相手が尊敬に値しないような人物であったとしても、特に迷惑をかけられたわけでもないのに初対面でずけずけ文句を言い、嘲笑し、命令を下していいわけがない。行動を共にしている間も、無理に手伝わせているのに「約立たず」「ブサイク」等々言いたい放題。毒舌と無礼はまったく別のものだ。美形であることを鼻にかけた高圧的な態度が我慢ならなかった。もしこれを「最近流行りのイケメンドSキャラ」のつもりで書いているなら、お門違いも甚だしい。こんなのかっこいいと思う女性がいるの? 2、ストーリー 予想通りの展開。最後の1ページまで意外性は皆無だった。あ、死神の無礼さはある意味とても意外だった。最初から最後までありきたりな展開すぎたので、悪い意味で予想を裏切らない物語だった。「あーそれ、やっちゃうんだー。やるかもとは思ってたけど、マジで最後にそれやっちゃうんだー。うわー」と思った。 3、文体 ありきたり。技術はあるが、見所がない。主人公がモノローグをつらつら呟く文は、流行りのライトノベルそのままである。 4、総合 「売るために書きました」という臭いがぷーんとした。引きこもりのオタクを主人公にしてその層の共感を得ようとする。ドSイケメンを使って女性の目をひこうとする。計算高さがあからさまに見え見えだった。――生きること死ぬことの苦悩、みたいなものについてもっと深く考えてほしかった。教えてほしかった。本書に期待しちゃった昨日の自分を殴りたい。 (あくまで作品への個人的な感想です) | ||||
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ストーリー展開は悪くなかったですが、キャラクターに魅力があまりなかったです。 ラノベはキャラクター命だと思うのですが、冷酷な美形の死神と振り回されるニートで引きこもりの所謂ブサメンって、どうですかね。 でも終盤までは良かったです。 死とは無慈悲なもので、一見友人のように付き合ってた死神は、やっぱり死神でしかなかったということ。 しかしラストで、「あれ?これってどうなの」って思いました。 1回読んだら読み返さないタイプの本です。 | ||||
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こちらの作者さんの他の作品をいろいろ読んでいますが、他の作品の主人公や周りの人たちはすごく魅力があるのに、今回はそれがなかったので、☆2つの評価にしました。 ニートでおたくで口先ばかりで何もしない不細工に感情移入もできないし、魅力も感じません。彼も変わり始めたのかもしれませんが、その成長は最後まで描かれていないし・・・。 死神の役どころも本当に単に死神でした。何を考えているのかわからないし、主人公を導いてくれるわけでもなく。 「カブキブ」か「妖奇庵」の続きを待つことにします。 | ||||
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死を認識していない死者,そんな相手へ死を認識させようとする浮世離れした死神, 彼に巻き込まれて『死者』を見送るうちに,社会復帰へと傾くヒキニートの青年など, 少しばかり既視感はあるものの,基本的な世界観や青年の意識の変化は悪くありません. ただ,その面白さや苦々しさは,ラスト数ページの『タネ明かし』ですべて台無し. そこへもう一捻りを加えたかったのか,ある男の『登場』も却って蛇足にしか思えず, それらは想像の余地ではなく結末の放棄,読む側に何もかもを丸投げにされた印象です. 軽薄の中にも厳しさを見せる死神の男など,時にくる重いやり取りも良かっただけに, もう少し他にいい畳み方はなかったのか,もったいなさとモヤモヤしたものが残ります. | ||||
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