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ここで死神から残念なお知らせです。
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ここで死神から残念なお知らせです。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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一般的ライトノベルとでも言えばいいのだろうか、いわゆる美少女とか出てこない、本来のライトノベル。 とても読みやすい。つかえるところはないと思う。評価の低い方もいるが、ライトノベルと見れば十分だと思う。もちろん作者のファンからみれば…という部分はあるのだろうが、ライトノベルだから。 主人公がニートなのは珍しくなく、ラノベでは近年多いのでは? ただ30歳というのは余りない。そして死神のお仕事内容もひねりが効いているうえに、死者が現世に止まれる理由も、私は初めての理屈だった。それだけでも結構面白く読めた。 ラノベらしく描写は少なく、状況説明も薄い。ストーリーがどんどん進む感じ。それゆえ話しも薄く感じる。 死神のキャラは好みの分かれるところだと思うが、私は好きだな~。このキャラだから死神の物事への冷酷さが嫌味なく出ていると感じた。主人公との対比も良かったと思う。ただ多くの方が書かれている通り、ラストは私も気に入らない。ここで確実に星1つ減だ。何かボヤッとさせたかったのかもしれないが…、う~んという感じだ。恐らく悲劇にはしたくなかったのだろう。どれくらいの時間で書かれたのかはしらないが、もっと長編にして、じっくり取り組み直して貰えれば、各エピソードもきわだって、絡めて、面白くなる感じ。何だがすごくもったいない作品だと思う。あ~、そうするとラノベではなくなるのかな~。 | ||||
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作者のファンでユウリ名義の作品は全て読んでいます。 ここでの評価があまりよくありませんでしたが榎田先生なら面白いだろうと今回もワクワクしながら読みました。 しかし正直初めてあまり面白くないと思ってしまいました。 文章は読みやすく放り出すほどではありません。 個人差もあるとは思いますが作者の持ち味の一つであるキャラクターにあまり魅力を感じませんでした。 さすがに榎田先生でも引きこもりニートを魅力的に書くのは厳しいかとも思いましたがもう一人の要人物の死神にもなぜか魅力を感じられませんでした。 新潮の新レーベルでキャラクターノベルというジャンルらしいですが角川から出版されてる作品の方がキャラクターが魅力的だと私は感じました。 他の作品と違いあとがきで作品についてもキャラクターについても触れられていなかったのももしかして作者もあまり思い入れがないのではないかと勘ぐってしまいました。 今回は命の重さより悔いのないよう生きるということがテーマのように感じましたが榎田先生ならもう少し味のある作品がかけたのではないかと思ってしまいました。 次回作に期待したいです。 | ||||
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梶視点のオチも欲しかったかな。あの後の2人が欲しかった。全体的にちょっと、好みではないかも。でもこれは主観なので。不思議な印象で終わりたかったのかもしれないが、その余韻がいまいち。結局2人の関係はなんだったの?どうなったの?って、感じかな。それ以外は普通だったので星2つ。 | ||||
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読み終わったとき、もやっとしてしまいました。 なんか白湯ラーメンだと思って食べてたら、どんぶりの底に豚骨の欠片があって、あれ?って思うような…(たとえが下手で申し訳ない) お風呂入りながらもやもや考えて、でもやっぱりあのラストを読めてよかったのかも、って思いました。 梶くんは、なにも残せなかった明日を、描いて残す今日へと、変えることができたんだから。 うたかたの夢なのか、創造の産物か、それとも死神からのボーナスだったのか? 解釈はわかれるところですが、たいへん面白いお話でした。 | ||||
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根暗で不細工、昔の綽名が「死神」とゆー冴えない不遇主人公:梶の運命は、冒頭の「喫茶店」ですでに察せられ…… けど「軽妙洒脱な細かい描写」と、すでに死んでるクライアントさんたちの「生き生きエピ」で、楽しく読ませるあたりが、さすが☆。 ※※ 以下、ネタバレ と憶測。。 怠惰ゆえに芽の出なかった男:梶の物語は、本文:245頁で一旦「エンド」を見て…… そこで「ぶつん」と終了して「おしまい」だったら、 ボリス・ヴィアンとかそういう、ちょっとフランス文学的?だったかも。(それも充分アリだったかと) けど、物語はそこから「別ルート」に入り込んで、257頁までゆきつき……「まったく別のカタチの、最終エンド」を迎える。 この最終エンド部分、「これが梶にとって真の現実で、ほんとうの顛末」と取れる(し普通そう取る)訳だけど、 【それ以外の解釈】も成り立つ ような……気も。。 もしも・・ この「付け足しのような最終エピ」が “梶にとっての現実” ではなく、 【ひとつ前のエンド直前で “梶がなした善行” に対しての、死神からの特別プレゼントで、最期に見せてくれたしあわせな夢】だったりなんかしたら、 ヴォネガットの名作『タイタンの妖女』的オチ。 (『タイタンの妖女』主人公:マラカイも「友達が1人もいない、不幸体質極致な男」で…… 異星人のプレゼントで、最期に「親友がいる夢」を見る。 この「友」の正体も、本作と酷似) ↑ そういう解釈だったら、「☆4+」でも充分いい……気もするんだけど、 最終エピの「視点」が梶じゃなく、判断に迷うんで・・(☆にも迷う) | ||||
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