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黒猫シャーロック ~緋色の肉球~
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黒猫シャーロック ~緋色の肉球~の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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あらすじで、ミステリーと記載がありますが、推理小説を楽しむための本ではないと思いました。 ホームズ譚が持つ雰囲気やシチュエーションを、猫がらみの物語として楽しむための本だろうと。 ワトソン役である主人公は、猫語のわかる大学生。交通事故で左足を痛めたことがあり、歩くには問題ないが、走ることはできません。Bコーポの2階に住んでいて、1階には女性の大家さんが在住。この方の名前は鳩村さん。初登場時に、「はとむら」とルビが振ってありますが、すぐさま頭の中にはハドソン夫人のことが浮かびます。 そもそも、目次からして、クスリと笑いたくなってしまう。 1話「緋色の肉球」 2話「四つの鳴き声」 3話「ボス猫の醜聞」 4話「三毛組合」 5話「黒猫失踪事件」 各話に登場する猫たちは、メアリーがいて、アイリーンがいて、、、と。なんとなく、にんまりするというか。 こんなホームズものも楽しいなと思いましたが、個人的にとても残念に感じた点が1つ。 アイリーンについては、「あの女」と描写されている箇所がありましたが、ここには「あのひと」というルビをぜひとも振って欲しかったです。 もちろん、ドイルの書いた原文は、the womanなんですから、「あの女」で正しいのでしょうけれど、やはりね、「あのひと」というルビが欲しかったなあ、と。 続きが出たら読みたいなと思うので、☆4つ。 | ||||
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