■スポンサードリンク
黒猫シャーロック ~緋色の肉球~
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
黒猫シャーロック ~緋色の肉球~の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作品紹介ではミステリ色を押し出していますが,そちらについては弱めとなっており, 実際には,愛猫の死を受け容れられない青年が,新しい生活にも目的を見出せない中で, 多くの猫や人との出会いを重ねる内に大事な事に気付き,再び前を向く物語となっており, 謎や推理,伏線などの部分に期待をしていると,どうしても物足りなさを覚えてしまいます. また,とにかく世界の幅が狭いというのか,彼に近いところだけで話を回しすぎていて, 探しているもの,珍しいものは全て知り合いが,さらにはウワサのヒロインが実は…など, 都合のいい状況と展開ばかりが続く様子に,どうしても最後まで乗り切ることができません. このほか,猫と話せる青年はともかく,その猫たちのキャラクタはマンガチックに映り, その良くも悪くもわかりやすい物言いや振る舞いは,子ども向けのお話を読んでいるよう. 猫との会話にしても,本当にただ話すだけで,もう少し違う見せ方がほしかったところです. 別れから始まった物語が,昔からその先へと続き,明るく閉じられるのは印象的ですし, 優しい雰囲気も悪くはないのですが,これといった強い魅力までは感じられませんでした. | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!