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春の魔術
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春の魔術の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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どうも | ||||
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30年ほど前、まだ来夢とさほど歳も変わらない頃に『夏の魔術』を読んだ時は本当に面白く、ホラーとしての怖さも来夢とコーヘイの絆の魅力も逸品だと感じたものだが・・ なんというか、『春の魔術』は、主人公側が強すぎてなんの緊迫感もない。 来夢もラスト近くまで出てこない。出てきても『夏の魔術』の様な重要な役回りという感じでもなく・・最後の戦いも、RPGでレベルを上げすぎたキャラ3人がラスボスを余裕で弄んでいるような手応えのなさ。 それでも、シリーズを最後まで見届けるという意味では、読んでよかったと思う。 好きなシーンは2つほどあった。鏡の部屋から見える異世界の描写と、ラスボスが見せてきた未来の来夢と耕平の様子。この2つのシーンを反芻するだけでもこの本を買った価値はあると思う。 | ||||
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「夏の魔術」シリーズも長いもので、初版から14年近くたっての「一応の」最終巻です。 今回は原点回帰というか、「夏の魔術」で登場した「黄昏荘園」が舞台となるわけですが… 他の方のレビューのように、「とりあえず終わらした」感は確かに否めないですね。 夏・秋・冬ときて、今回の春で一区切りつけたというか。 本書のカバーにあるように「これ以降の話もある」との筆者のお言葉ですので、是非とも続編を出して欲しいところです。 シリーズ第1弾「夏の魔術」から起算して20年越しのファンの願いとしても。 | ||||
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夏の魔術シリーズは、第一作「夏の魔術」で耕平と来夢と共に黄昏荘園を訪れた人々が 荘園に残されている事になっている。 そこから作品は続編の予感が残されていました。 この「春の魔術」では、姿を消した。 来夢の後見人である北本氏を追って、再び黄昏荘園を目指す事になります。 今回の作品では、第二作「窓辺には夜の歌 」の重要なキャラクターが登場し 彼女も結果的に耕平たちを引っ掻き回す事になります そして第三作「白い迷宮」のキャラクターも思わない形で現れ 物語は、フィナーレにふさわしい展開を迎えます。 しかし、黄昏荘園の主人であった、来夢の父親は、その力を耕平に奪われていたはずなのに どうして今度のような怪奇を起こせるのであろうか などなど、いささか納得がいかない部分もあります。 ホラーやファンタジーは何でもありで済ませるには、どうにもすんなり承諾できないところがある事は否めません | ||||
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ふくやまけいこさんによって漫画化された「夏の魔術」 シリーズの完結編。ですが、正直言っていただけない。 間が開きすぎたせいなのか、期待を持ちすぎたせいな のか、前3作ほどのおもしろさは感じられず、耕平と 来夢がなんでこんな目に遭うのかもよく分からない。 ただ前作のパターンを延々と繰り返して無理やり終わ らせた感じ。 ラストシーンはあまりに短すぎる。もう少し余韻にひ たりたかった。作者の別の作品(特にアルスラーン戦 記)が同じような末路を送ることのないよう祈りつつ、 星2つをつけます。 とはいえ、前3作、特に「夏の魔術」は今読み返して もおもしろいです。読んだことのない方は、ぜひこち らから読んでみてください。 | ||||
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久しぶりに読み返してみました・・・。 感想は下に書いてる人たちと以下同(ry このシリーズ田中芳樹のシリーズで一番すきなんだけどなぁorz 夏~冬は間違いなく名作だったんだけど春で転けたかんじですねー。 夏~冬は、今読み返しても普通に面白いからシリーズとしてはかなり完成度高いはずなんだけどなぁ。 大幅加筆修正を求めたいですねー。 再読した評価は☆一つなんですがシリーズが完結したことと、 耕平と来夢と北本氏と亜弓に免じて☆二つの評価です。 | ||||
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ちょっと物足りない気がしました。『春の魔術』で終わらないで欲しいです。『梅雨の魔術』が、書かれることは、ないと書いてありましたが、書いて欲しいです。来夢とコーヘイ兄ちゃんにまた会えることを待つしかありませんね。 | ||||
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以前から楽しみにしていたシリーズなのですぐ読破しましたが、 無理やり作ったようなフィナーレに残念な思いがしました。 コーヘイ兄ちゃんはポジティブだけどチープな若者像を ふりまいていますし、来夢はコーヘイ兄ちゃんの理想像を 具現化したような行動やせりふを連発しています。 歪な道徳の教科書を読んでいるような錯覚を味わいました。 残念ながら最終巻という制約の中で無理やり 完結させたという感がぬぐえません。 本文中で「敵もいろいろしくんだわりに、 あちこちほころびがあって、・・・」 はこの作品自体、またはこの作品で完結するこのシリーズ自体を さしているのかも。 | ||||
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夏から始まって、春に閉じる物語だという事を、この本を手にとって改めて気づかされた。まぁ、「春の魔術」が「秋」刊行になってしまったのは、ご愛嬌ながら(気が長くなくては著者の読者は長年やっていけないのだ)、いままで陰から「コーヘイ兄ちゃん」をその非凡なる能力で援けてきた来夢が、この間では自ら全幅の信頼を寄せている大好きなコーヘイ兄ちゃんを守ろうと、自ら前へ出る。その場面がとても嬉しかった。我が子の成長を見る思い? コーヘイ兄ちゃんも背中を預けられる相棒ができて、これから何が起こっても安泰だろう。願わくば、彼らの今後の更なる幸せと、再びの登場を…。 | ||||
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田中氏の著作は,昔,好きでよく読んでいた.シリーズ一作目『夏の魔術』を読んだのは,確か自分が来夢と変わらぬ年齢の頃だった.面白かったので何度も読み返した覚えがある.『夏の魔術』から,はっきりと聞こえてきたハーモニカの『グリーングリーン』は,当時の私には,とてもリアルに叙情的に響いたものだ. 好きだったシリーズの最終作ということで,久しぶりに田中氏の著作を読んだわけだが,昔よく遊んだ,思い出のデパートの屋上に久しぶりに行ってみたら,遊具が錆びついて寂れた佇まいとなっていて,しばし茫然としてしまった…そんな感じの読後感だった. あのハーモニカの『グリーングリーン』は,携帯電話の電子音のように無味乾燥で機械的な音色に変わり果ててしまったのだ. 私が変わったのか,田中氏が変わってしまったのかは分からない.あるいは単に時の流れのせいなのかもしれない. ただ,個人的には,もう少しはやい出版を望みたかった. 以上,個人的理由で評価は「1」をつけますが,本書(と『夏の魔術』の一連のシリーズ)が名作であることは確かです.これからシリーズを読まれる方にはお勧めの作品です. | ||||
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何より、出版されたことに・・・ シリーズの完結に・・・ そして、内容に・・・ 夏・秋・冬の前3作を復習して読むことをお勧めします。 久しぶりの新作です。これ以上は言いません! | ||||
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