今夜は眠れない

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今夜は眠れないの評価:

4.25/5点 レビュー 56件。 C ランク

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平均点4.25pt

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全249件 61〜80 4/13ページ
No.189
(5pt)

ある夏の大きくて小さくてやっぱり大きな物語。宮部みゆき作品の中で一押し!

中学生の頃、身の回りで起きてることを大袈裟に捉えて考えるような子どもだった。

理屈っぽいとか、マイペースとか、友達いないとか、妄想癖があるとか、自信過剰とか、いろんな言葉で表された。

でも、中学生レベルで知り得ることなんかさほど大きいことじゃなくて、だいたいは学校の世界の中で収まる事だった。世界は小さかった。

でも、急に世界が大きくなることがあるかもしれない。突如として、何か大きな世界が見えてしまうかもしれない。そんなお話。

中学生1年生の男の子と親友の物語。家にある男がやってきた所から物語は始まる。家庭の話が日本中に知られるスキャンダルとなる。ある男の遺産が突然母親の元へ転がり込んできた。そこから始まるお話。

中学生1年になる息子は親友の島崎君と謎解きをしていく。学校の中で収まっていた世界が大きくなる。

キーワードは家族とギャンブル。ギャンブルの対象として賭けの対象になったものは何か。最後の最後まで読み切って欲しい。

ミステリーだけど、なんか叙情的でもある。子どもが大人になる姿も垣間見える。

自分的宮部みゆきの作品では間違いなくベスト3に入る、もしかしたらベスト1かもしれない一作。

ある夏の大きくて小さくてやっぱり大きな物語。

【引用】

「忘れがちなことだけど」と、島崎は言った。「僕らの親にも青春はあったんだ」「そうなんだりうちの母さんにも19歳の春はあった」

子供はみんな、時代の子だよ

子供はすぐに大人になれるわけじゃない。煉瓦を積んで塔を建てるように、一日ごと、一時間ごとに積み上げられた経験が、喜びや悲しみが、子供を大人へと積み変えてゆく。

【手に入れたきっかけ】

家にあったので読んでみたらハマった!
今夜は眠れない (講談社青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れない (講談社青い鳥文庫)より
4061487183
No.188
(5pt)

ある夏の大きくて小さくてやっぱり大きな物語。宮部みゆき作品の中で一押し!

中学生の頃、身の回りで起きてることを大袈裟に捉えて考えるような子どもだった。

理屈っぽいとか、マイペースとか、友達いないとか、妄想癖があるとか、自信過剰とか、いろんな言葉で表された。

でも、中学生レベルで知り得ることなんかさほど大きいことじゃなくて、だいたいは学校の世界の中で収まる事だった。世界は小さかった。

でも、急に世界が大きくなることがあるかもしれない。突如として、何か大きな世界が見えてしまうかもしれない。そんなお話。

中学生1年生の男の子と親友の物語。家にある男がやってきた所から物語は始まる。家庭の話が日本中に知られるスキャンダルとなる。ある男の遺産が突然母親の元へ転がり込んできた。そこから始まるお話。

中学生1年になる息子は親友の島崎君と謎解きをしていく。学校の中で収まっていた世界が大きくなる。

キーワードは家族とギャンブル。ギャンブルの対象として賭けの対象になったものは何か。最後の最後まで読み切って欲しい。

ミステリーだけど、なんか叙情的でもある。子どもが大人になる姿も垣間見える。

自分的宮部みゆきの作品では間違いなくベスト3に入る、もしかしたらベスト1かもしれない一作。

ある夏の大きくて小さくてやっぱり大きな物語。

【引用】

「忘れがちなことだけど」と、島崎は言った。「僕らの親にも青春はあったんだ」「そうなんだりうちの母さんにも19歳の春はあった」

子供はみんな、時代の子だよ

子供はすぐに大人になれるわけじゃない。煉瓦を積んで塔を建てるように、一日ごと、一時間ごとに積み上げられた経験が、喜びや悲しみが、子供を大人へと積み変えてゆく。

【手に入れたきっかけ】

家にあったので読んでみたらハマった!
今夜は眠れない (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れない (中公文庫)より
4122032784
No.187
(5pt)

ある夏の大きくて小さくてやっぱり大きな物語。宮部みゆき作品の中で一押し!

中学生の頃、身の回りで起きてることを大袈裟に捉えて考えるような子どもだった。

理屈っぽいとか、マイペースとか、友達いないとか、妄想癖があるとか、自信過剰とか、いろんな言葉で表された。

でも、中学生レベルで知り得ることなんかさほど大きいことじゃなくて、だいたいは学校の世界の中で収まる事だった。世界は小さかった。

でも、急に世界が大きくなることがあるかもしれない。突如として、何か大きな世界が見えてしまうかもしれない。そんなお話。

中学生1年生の男の子と親友の物語。家にある男がやってきた所から物語は始まる。家庭の話が日本中に知られるスキャンダルとなる。ある男の遺産が突然母親の元へ転がり込んできた。そこから始まるお話。

中学生1年になる息子は親友の島崎君と謎解きをしていく。学校の中で収まっていた世界が大きくなる。

キーワードは家族とギャンブル。ギャンブルの対象として賭けの対象になったものは何か。最後の最後まで読み切って欲しい。

ミステリーだけど、なんか叙情的でもある。子どもが大人になる姿も垣間見える。

自分的宮部みゆきの作品では間違いなくベスト3に入る、もしかしたらベスト1かもしれない一作。

ある夏の大きくて小さくてやっぱり大きな物語。

【引用】

「忘れがちなことだけど」と、島崎は言った。「僕らの親にも青春はあったんだ」「そうなんだりうちの母さんにも19歳の春はあった」

子供はみんな、時代の子だよ

子供はすぐに大人になれるわけじゃない。煉瓦を積んで塔を建てるように、一日ごと、一時間ごとに積み上げられた経験が、喜びや悲しみが、子供を大人へと積み変えてゆく。

【手に入れたきっかけ】

家にあったので読んでみたらハマった!
今夜は眠れない (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れない (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125004374
No.186
(5pt)

ある夏の大きくて小さくてやっぱり大きな物語。宮部みゆき作品の中で一押し!

中学生の頃、身の回りで起きてることを大袈裟に捉えて考えるような子どもだった。

理屈っぽいとか、マイペースとか、友達いないとか、妄想癖があるとか、自信過剰とか、いろんな言葉で表された。

でも、中学生レベルで知り得ることなんかさほど大きいことじゃなくて、だいたいは学校の世界の中で収まる事だった。世界は小さかった。

でも、急に世界が大きくなることがあるかもしれない。突如として、何か大きな世界が見えてしまうかもしれない。そんなお話。

中学生1年生の男の子と親友の物語。家にある男がやってきた所から物語は始まる。家庭の話が日本中に知られるスキャンダルとなる。ある男の遺産が突然母親の元へ転がり込んできた。そこから始まるお話。

中学生1年になる息子は親友の島崎君と謎解きをしていく。学校の中で収まっていた世界が大きくなる。

キーワードは家族とギャンブル。ギャンブルの対象として賭けの対象になったものは何か。最後の最後まで読み切って欲しい。

ミステリーだけど、なんか叙情的でもある。子どもが大人になる姿も垣間見える。

自分的宮部みゆきの作品では間違いなくベスト3に入る、もしかしたらベスト1かもしれない一作。

ある夏の大きくて小さくてやっぱり大きな物語。

【引用】

「忘れがちなことだけど」と、島崎は言った。「僕らの親にも青春はあったんだ」「そうなんだりうちの母さんにも19歳の春はあった」

子供はみんな、時代の子だよ

子供はすぐに大人になれるわけじゃない。煉瓦を積んで塔を建てるように、一日ごと、一時間ごとに積み上げられた経験が、喜びや悲しみが、子供を大人へと積み変えてゆく。

【手に入れたきっかけ】

家にあったので読んでみたらハマった!
今夜は眠れない Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れないより
4120020916
No.185
(3pt)

中学生の夏休み、5億円冒険活劇。

著者は、『龍は眠る』で日本推理作家協会賞を受賞した宮部みゆき。
(1998/11/18 第1刷発行)

『夢にも思わない』(2002、角川書店)の前部作となる一冊。
先に『夢にも思わない』を読んじゃったけれど、それは失敗だったな。

一家に突如「放浪の相場師」と呼ばれた人物から5億円が遺贈される。
お隣さんや同級生からの態度が変わり、見知らぬ氏とからの嫌がらせが殺到、父さんは家出…相場師はなぜ母さんに5億円を遺したのか。
僕と、親友で将棋部のエースの島崎と真相究明に乗り出すが…。

物語の主題は、飽く迄「5億円事件」をメインストリームに展開されるが、物語の終焉は自分にとってはそれなりに「普通」に訪れる。
読み終わった後で、改めて題名を鑑みると、物語は違って見えてくる。
「5億円」という一事象によって(それ以外は何も変わらない日常にも関わらず)、「周りの人々」は思いを巡らし、様々な行動を取りだす。

宮部みゆき作品はどれも、“インフルエンサー”をとても重要視しているように感じる。そのリンケージはどこへ続き、人々に何をもたらすのか。
本作では特に「お父さん」が振り回されたね。最初の喧嘩もお母さんは演技してたとは、お父さんは、「夢にも思わない」ことだったろうね。
今夜は眠れない (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れない (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125004374
No.184
(3pt)

中学生の夏休み、5億円冒険活劇。

著者は、『龍は眠る』で日本推理作家協会賞を受賞した宮部みゆき。
(1998/11/18 第1刷発行)

『夢にも思わない』(2002、角川書店)の前部作となる一冊。
先に『夢にも思わない』を読んじゃったけれど、それは失敗だったな。

一家に突如「放浪の相場師」と呼ばれた人物から5億円が遺贈される。
お隣さんや同級生からの態度が変わり、見知らぬ氏とからの嫌がらせが殺到、父さんは家出…相場師はなぜ母さんに5億円を遺したのか。
僕と、親友で将棋部のエースの島崎と真相究明に乗り出すが…。

物語の主題は、飽く迄「5億円事件」をメインストリームに展開されるが、物語の終焉は自分にとってはそれなりに「普通」に訪れる。
読み終わった後で、改めて題名を鑑みると、物語は違って見えてくる。
「5億円」という一事象によって(それ以外は何も変わらない日常にも関わらず)、「周りの人々」は思いを巡らし、様々な行動を取りだす。

宮部みゆき作品はどれも、“インフルエンサー”をとても重要視しているように感じる。そのリンケージはどこへ続き、人々に何をもたらすのか。
本作では特に「お父さん」が振り回されたね。最初の喧嘩もお母さんは演技してたとは、お父さんは、「夢にも思わない」ことだったろうね。
今夜は眠れない (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れない (中公文庫)より
4122032784
No.183
(3pt)

中学生の夏休み、5億円冒険活劇。

著者は、『龍は眠る』で日本推理作家協会賞を受賞した宮部みゆき。
(1998/11/18 第1刷発行)

『夢にも思わない』(2002、角川書店)の前部作となる一冊。
先に『夢にも思わない』を読んじゃったけれど、それは失敗だったな。

一家に突如「放浪の相場師」と呼ばれた人物から5億円が遺贈される。
お隣さんや同級生からの態度が変わり、見知らぬ氏とからの嫌がらせが殺到、父さんは家出…相場師はなぜ母さんに5億円を遺したのか。
僕と、親友で将棋部のエースの島崎と真相究明に乗り出すが…。

物語の主題は、飽く迄「5億円事件」をメインストリームに展開されるが、物語の終焉は自分にとってはそれなりに「普通」に訪れる。
読み終わった後で、改めて題名を鑑みると、物語は違って見えてくる。
「5億円」という一事象によって(それ以外は何も変わらない日常にも関わらず)、「周りの人々」は思いを巡らし、様々な行動を取りだす。

宮部みゆき作品はどれも、“インフルエンサー”をとても重要視しているように感じる。そのリンケージはどこへ続き、人々に何をもたらすのか。
本作では特に「お父さん」が振り回されたね。最初の喧嘩もお母さんは演技してたとは、お父さんは、「夢にも思わない」ことだったろうね。
今夜は眠れない Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れないより
4120020916
No.182
(3pt)

中学生の夏休み、5億円冒険活劇。

著者は、『龍は眠る』で日本推理作家協会賞を受賞した宮部みゆき。
(1998/11/18 第1刷発行)

『夢にも思わない』(2002、角川書店)の前部作となる一冊。
先に『夢にも思わない』を読んじゃったけれど、それは失敗だったな。

一家に突如「放浪の相場師」と呼ばれた人物から5億円が遺贈される。
お隣さんや同級生からの態度が変わり、見知らぬ氏とからの嫌がらせが殺到、父さんは家出…相場師はなぜ母さんに5億円を遺したのか。
僕と、親友で将棋部のエースの島崎と真相究明に乗り出すが…。

物語の主題は、飽く迄「5億円事件」をメインストリームに展開されるが、物語の終焉は自分にとってはそれなりに「普通」に訪れる。
読み終わった後で、改めて題名を鑑みると、物語は違って見えてくる。
「5億円」という一事象によって(それ以外は何も変わらない日常にも関わらず)、「周りの人々」は思いを巡らし、様々な行動を取りだす。

宮部みゆき作品はどれも、“インフルエンサー”をとても重要視しているように感じる。そのリンケージはどこへ続き、人々に何をもたらすのか。
本作では特に「お父さん」が振り回されたね。最初の喧嘩もお母さんは演技してたとは、お父さんは、「夢にも思わない」ことだったろうね。
今夜は眠れない (講談社青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れない (講談社青い鳥文庫)より
4061487183
No.181
(3pt)

中学生の夏休み、5億円冒険活劇。

著者は、『龍は眠る』で日本推理作家協会賞を受賞した宮部みゆき。
(1998/11/18 第1刷発行)

『夢にも思わない』(2002、角川書店)の前部作となる一冊。
先に『夢にも思わない』を読んじゃったけれど、それは失敗だったな。

一家に突如「放浪の相場師」と呼ばれた人物から5億円が遺贈される。
お隣さんや同級生からの態度が変わり、見知らぬ氏とからの嫌がらせが殺到、父さんは家出…相場師はなぜ母さんに5億円を遺したのか。
僕と、親友で将棋部のエースの島崎と真相究明に乗り出すが…。

物語の主題は、飽く迄「5億円事件」をメインストリームに展開されるが、物語の終焉は自分にとってはそれなりに「普通」に訪れる。
読み終わった後で、改めて題名を鑑みると、物語は違って見えてくる。
「5億円」という一事象によって(それ以外は何も変わらない日常にも関わらず)、「周りの人々」は思いを巡らし、様々な行動を取りだす。

宮部みゆき作品はどれも、“インフルエンサー”をとても重要視しているように感じる。そのリンケージはどこへ続き、人々に何をもたらすのか。
本作では特に「お父さん」が振り回されたね。最初の喧嘩もお母さんは演技してたとは、お父さんは、「夢にも思わない」ことだったろうね。
今夜は眠れない (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れない (角川文庫)より
4043611013
No.180
(4pt)

気に入った。

宮部みゆきのファンで購入しました。読んでみてやはり期待を裏切らない面白さでした。
今夜は眠れない (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れない (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125004374
No.179
(4pt)

気に入った。

宮部みゆきのファンで購入しました。読んでみてやはり期待を裏切らない面白さでした。
今夜は眠れない (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れない (中公文庫)より
4122032784
No.178
(4pt)

気に入った。

宮部みゆきのファンで購入しました。読んでみてやはり期待を裏切らない面白さでした。
今夜は眠れない Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れないより
4120020916
No.177
(4pt)

気に入った。

宮部みゆきのファンで購入しました。読んでみてやはり期待を裏切らない面白さでした。
今夜は眠れない (講談社青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れない (講談社青い鳥文庫)より
4061487183
No.176
(4pt)

気に入った。

宮部みゆきのファンで購入しました。読んでみてやはり期待を裏切らない面白さでした。
今夜は眠れない (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れない (角川文庫)より
4043611013
No.175
(3pt)

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。
今夜は眠れない (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れない (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125004374
No.174
(3pt)

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。
今夜は眠れない (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れない (中公文庫)より
4122032784
No.173
(3pt)

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。
今夜は眠れない Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れないより
4120020916
No.172
(3pt)

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。
今夜は眠れない (講談社青い鳥文庫) Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れない (講談社青い鳥文庫)より
4061487183
No.171
(3pt)

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。
今夜は眠れない (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れない (角川文庫)より
4043611013
No.170
(5pt)

読後感がいい、やさしいミステリー

やはり宮部みゆきは天才だと思う。こんなに温かく、しかしどこか切ない余韻のするミステリーはなかなかない。誰も傷つかないミステリー。平凡な一家族を巻き込んだ大騒動の裏には、巧妙なからくりと切なる思い、博打師の賭けが隠されていた――。

ストーリーは予想もしない方向にどんどん展開していき、飽きさせない。しかし、単なる推理の論理や事件の仕掛けだけに凝ったミステリーではなく、この話では「人間」が生きている。人の心が、その思いがストーリーを動かしている。それが私がこの作品を好きな何よりの理由だ。

主人公の「僕」、緒方君も素直で可愛らしく、文章も、この年の男の子が書いたような形になっていて、ほほえましい。こんな風に自在に文章を操れ、作品独自の雰囲気を作り出すのもさすが宮部みゆき、お手のものだ。近頃の子供はもっとませてるような気がしないでもないが・・・。読後感が素晴らしい、おすすめの本。
今夜は眠れない (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 今夜は眠れない (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125004374