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からくさ図書館来客簿 ~冥官・小野篁と優しい道なしたち~
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からくさ図書館来客簿 ~冥官・小野篁と優しい道なしたち~の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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あやかしものが大好きな私にとっては興味津々の内容です。 隣りの晴明さんにもでてくるあやかし2人の会話がめちゃくちゃおもしろく感じます。 | ||||
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歴史上の人物がとても身近に感じ、京都に住んでいるので、すごくその場所に行ってみたくなります。篁と時子様の関係がとても素敵です。 | ||||
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毎度おなじみのお仕事ミステリ、これは図書館物ですか……と思いきやそんなことはぜんぜんなかった! 閻魔庁の役人としてスカウトされた平安京の官人・小野篁と斎院時子姫。平安時代の人間なのに二人揃って現代に馴染み過ぎなのであります。 そんな二人のお仕事は私設図書館を隠れ蓑にして、現世への執着のために天道へ行けない「道なし」たちを成仏?させること。 幽霊は登場しますがおどろおどろしさはなくて、オカルトにあらず、ハートフルなファンタジー寄り。ミステリでもバトルでもございませんので御注意を。 快い読書の時間を楽しめますが、ただし表紙と口絵はけっこうなイラスト詐欺。イラストのイメージで本編を読んでいると、篁といい時子姫といい、実際のキャラクターとのギャップの違いに面食らいます。 | ||||
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表紙の少女、時子は平安の世で栗色の髪に生まれたことを思い悩んでおり、それを篁が慰める、といった場面があるのですが、表紙の彼女の髪は真っ黒。誰が描いたのか知りませんが、髪の色くらいちゃんと調べてから描いてほしいですね。 | ||||
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表紙が綺麗だったので手にとってみました。主人公が歴史上の人物の名前なので、私のように日本史苦手な人には取っつきにくい印象ですが、全くそんな事ありません!舞台は現代ですし、すぐにからくさ図書館の世界に引き込まれます(^_^)普段聞き慣れない言葉が出てくるため、最初だけ、世界観は掴みにくいですが、そこで読むの辞めてしまったら損ですよ! | ||||
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面白かったです。 以前、設定に難があるというレビューを見たのですが、これはこれで私は気にならず読み進めました。 篁さんと、時子さまの関係とやりとりが楽しみです。 | ||||
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昨今ライトノベルのレーベルでは、歴史上のオカルティックな人物や神や精霊が、現代人とからむという設定が多くなっている。その題材が興味深いので、つい手にとってしまうが、どうもそれらの存在の時代感が出ず、現代の美形が、過去の時代のコスプレをしているような、そんな造形に終わっていることも多い。 で、本作は、夜のあいだ地獄で冥官をつとめていたという伝説で有名な小野篁。 冒頭のイケメン青年の登場から、またか、とあまり期待せずに読みはじめたが、「これは当たり」だった。 作者は、小野篁の来歴や属性、能力などを「データ」として、この青年に記号的にまとわせるのではなく、ちゃんと平安時代の人間としての重たいバックグラウンドを感じさせてくれた。 ことに、相方の時子姫が、アニメ美少女のように見えて、実は賀茂の齋院として、哀しい夭折の生涯を送ったことが明かされる後半から、すっかり平安時代の幽明の空気の中に拉致された。 からくさ図書館は、彼らが、この世に未練を残した霊にとりつかれた人を引き寄せるトラップのようなものに過ぎないが、一話一話の因縁話はそれぞれに深みがあり、きちんとした民俗学的考証のあと(例えば仏教と天皇家の祭儀の違いなど)を感じさせる。 戦場の桜にもたれかかって死んだ武将、身ごもったまま亡くなった女性にほどこす千日灌頂、斎王代に選ばれながら役を果たせなかった老女、いずれも「恨み」ではなく、「せつない未練」であるゆえに、この世に残ってしまった魂。 その哀しみが癒やされることも、この手の話にありがちな「怨霊調伏」とは違って、後味を柔らかなものにしている。 謎の解きほぐしとともに歴史の深さをまとった作品集。 | ||||
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先に読んだ著者様の近著、「南都あやかし帖」のあとがきを読んでいてこちらが気になり、手にとってみました。 正直、一話目を読んだ時はいまいちのれないかもしれない・・・と、途中下車しそうでした。 理由の一つとして、からくさ図書館で働くメインキャラ二人の設定や背景が入り組んでいる上に、両者とも現代の人ではなかったからです。 一方は千二百年もの間、冥官を務めている男性だし、もう一方は夭折し天道にいた女性という組み合わせです。 かつては臣下と姫だった二人が今度は上官と部下として、「道なし」という存在とそれらに関わる者達の心を救う、というのがメインです。 お話の雰囲気は柔らかで好みなのですが、もう少し二人が現代の人達と親密に関わってほしかったなーというか、彼らに関わった者達の記憶が最終的に操作されてしまうというのがちょっと寂しい。 メインキャラに関しては、初めのうちはなかなか状況が把握しづらかったのですが、第三話で二人の過去話が語られていくシーンから印象が変わっていきました。 特に篁が冥官になったいきさつとか、なぜこういう形でしか二人が出会えなかったとかが分かってくると、いろいろ切ないです。(彼らも未だに長い旅の途中なのかな、と思ったり) タイトルにもある図書館というのはある意味、挨拶代りの名刺みたいなものでしかなく、実際は彷徨える魂のためのお悩み相談といった感じです。 時々文中に見られる、人の心や無意識を映し出す「偽書」というものがなかなか興味深かったですし、二人の今後が気になる一冊でした。 慇懃無礼でちょっと変態っぽい篁と、ツンケンしながらも好奇心旺盛な時子とのやりとりが面白かったです。 ただし、過去と現実とファンタジーが複雑に交差した感じになっているので、好みがわかれそうです。 個人的には、南都を舞台に術者と仕え女が活躍している別作品の方が時代や背景が分かりやすい分、読みやすいのではないかと思いました。 表紙イラストや目次内のカラー絵の色使いが綺麗で、独特な雰囲気を味わえました。 | ||||
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小野篁が好きなので読んでみた。 お話自体は可もなく服もなくでまずまず楽しめたけど、文章がすごく読みづらかった印象。 頭に入ってきづらいと言うか。 小野篁の出てくる本でいうと、鈴木麻純さんの小説の方がよかったかなあ。 | ||||
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冥官 小野篁と元賀茂の斎院 時子が現代で「道なし」というあやかしを天道に送るお話です。 なぜ図書館かというと、小野篁の現代での居場所が私設図書館だからです。 訪れる人の悩みが本となって現れる図書館、京の都の不思議な描写、ふわふわとした印象が残る話でした。 ゆったりとした気分の時に読みたいと思います。 | ||||
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表紙はなかなか良いかなぁ…。 文章がとても読みにくい。篁の(頭の中での)言葉など、言い回しがこちらに入りにくい。使い方変。 短編集だけど、その話毎に作者の力の入れようが違うのかなんなのか 他の人が書いてるような印象も受けた。 作者、難しい言葉を無理に使って…それに振り回されてる感じ。 1.2.3と読みましたが 『だからなに?』って感じです。ずっとだらだらしてます。 意味もない文章・内容を、やたら凝ってみた使い方をしてみて、更に歴史上の人物、また黄泉の国など出してこねくり回してるだけ。 設定だけがまだ読んでない人を惹きつけるのかと思う。 小説を読み慣れた人には不向きだと思います。 若い世代が(日本の?)小説を読んでみよう…な感じでスタートするならオススメでしょう。 | ||||
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これは読んで損はありません!読んで心が暖まる物語ですね。この本は自分のお気に入りです^ ^ | ||||
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色々な人の心を映し出す優しい物語が続いてほしいと思った。 期待を込めた☆の数です。 | ||||
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書店で表紙と帯の文句に惹かれて購入。5月25日初版で7月1日再版と奥付にあるから、売れているのかな? まだ刷りたてのインクの匂いがする(笑)愛すべき人間模様が丁寧に書かれていて、気持ち良く読めた。京都らしさがさりげなく香るお話。 追記:「すみれファンファーレ」と一緒に友達に贈るため、Amazonで二冊目を購入。いい人に囲まれていても、哀しい出来事とかうまく行かないことは起きる。それでも元気でいようというメッセージみたいなものが似ていると思う。 | ||||
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一見 図書館とは思えないような造りの建物、たまに裏道で見かける自宅のような喫茶店を思い出す。 本を探しに来るというより、そこの「空間・空気・場」や「図書館の人物」に惹かれ人々が訪れるのだろう。 やがて不思議な会話や情景が、訪れた人の目の前で展開するのだが、怒りたいのか笑いたいのかあっけにとられるやら、自分ではわからないまま巻き込まれて行く。 霊的なことを織り込んだ過去と現在を結ぶファンタジー。 会話や情景を、想像膨らませて読める人には奥深い面白さがあると思う。 登場人物の行動や様子をを分析的に読める人にも面白さがわかるかと思う。 ただ文章のみを読む読者には、文の洗練という観点からすると辛口評価になるかもしれない。 そういう意味で、先が楽しみ。 | ||||
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平安なお話が大好きなので期待大だっただけに、ちょっと残念。 その設定が逆に浮いてしまっているかな? 面白くないとまでは言わないけれども、設定も文章もなんだかごちゃごちゃしている印象で、時々戻って確認しながら読んだりしました。 流行りの食材を色々詰め込んでみたけど、味付けに失敗しちゃったかな?みたいな。 でも美味しくなりそうな予感はあるので、期待を込めて★3つで! | ||||
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作品に関連するキーワード挙げてみると,京都,図書館,カフェスタイル,あやかし, なんと言っていいのか,あれこれといろいろ持ってきたなというのが率直なところです. ただ,『図書館』から連想,期待される内容とはだいぶ違い,こちらには注意が必要です. その内容ですが,確かに図書館を舞台に,訪れる人へ必要な本を…という流れですが, あくまでもそのあとへのきっかけの役割で,本や図書館が中心になることはありません. また,その人ではなく,憑いた『道なし』と称する霊を解放するやり取りに重きが置かれ, 結果として,人も前進はするものの,霊と彼らの繋がりなどには希薄さを感じてしまいます. 終盤,主人公とヒロインの物語が前に出てきだすと,ますますその傾向は強くなっていき, その割には,少しの『回復」を見せたヒロインを含め,二人の物語はあと一歩が足りない感. このほか,時折,流れや会話を掴みきれなくなり,戸惑うことがあったのも引っ掛かりました. 華やかな祭の様子を描きながら,そこへ朽ちていく悲しみを重ねる対比の演出であったり, サブタイトルの通り,霊や語られる物語自体はいずれも穏やかで,よい話ではあるのですが, 主人公らの素性から京都はともかく,ほかの素材はあまりうまく生かし切れなかった印象です. | ||||
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作品のタイトルやカバージャケットからは分からないですが、 平安時代の人間である図書館の館長と現代人が織りなす完全なファンタジー作品です。 この平安人という設定が受け入れられませんでした。 普通に不思議な館長とかだったら良かったんですが、途中で読むに耐えなくなりました。 | ||||
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