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マジカル†デスゲーム 少女は魔法で嘘をつく/反証のアーギュメント
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【この小説が収録されている参考書籍】
マジカル†デスゲーム 少女は魔法で嘘をつく/反証のアーギュメントの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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13人の魔法少女から一人の嘘つき(魔女)を探し出す。 密閉空間の中でサスペンス風に物語が進んでいきます。 2巻で完結の作品です。女子が多く百合な表現もありますが ゲームの性質上どんどん死んでいきます。 結末も自分としてはビターに感じましたので、ゆるふわで甘い 結末を期待していると受けるダメージが大きくなるのでご注意を。 1巻はゲームの中盤まで、魔女もなりを潜めつつ慎重に行動 しています。キャラ紹介の回想をはさみつつゲームを進めており ダレることなる良いテンポで話が展開します。 あやしいと睨んだ魔法少女が最後に死んで少し驚きました。 | ||||
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ゲームの完結巻。1巻を読み直し目星をつけた上で臨みました。 結果、消化不良の多い後味の悪い結末になりました。 1巻あとがきの「謎は全部推測可能」という言葉に期待しすぎた のかもしれません。いや、推測可能だけど作品中で語るつもりは なかっただけかもしれないですね。 作品の風呂敷は、限界まで広げ然るべきときにたたむのが王道かと 思います。この作品は、推理物を意識していたでしょうから、謎 には、一定の種明かしが必要です。ここで謎とは、劇中の人物たちが 「どうしてこんなことが」と頭をヒネる現象で、説明がつけられなかった ものを指します。提示された謎が解き明かされるところにカタルシス があるのですから、明かされない謎は広げすぎた風呂敷です。展開上 明かすことができなくなってしまったのであれば、それが作家の力量 なのかもしれません。 また最終盤におけるレナの行動に不可解な点が多かったです。 最後の投票時に「合理的に考えるならば」として一人の名前を上げています。 この文に至るまで相当の手がかりが提示され、レナにも魔女の正体について 確信めいたものが生まれていました。しかし直後の描写では、魔女の正体に 相当の迷いが生まれています。一体どっちなんだよと。 少し読み進めると魔女に確信がもてなかったので、最後の選択をしたと 描写されています。だったら、なおさら逆の選択もあったと思えてなりません。 迷いがある状態なら合理的な選択は、消極的で先送り的な選択になりがちです。 一方、魔女と戦うために武器を準備したり、積極的な姿も見られます。 このあたりもチグハグで極限状態に追い詰められた作者かレナが、合理性から それた行動をとらせたのでしょう。 穿った見方をすれば、先の展開をサトラレたくないがために描写が歪み 整合を外れたように思えます。きっちり話をまとめるのは作家の器量です。 普通に閉じても面白い題材だったのに、残念でした。 それからレナが「これ以上、誰一人の犠牲も出さずにこのゲームを終えられる」 という可能性に気づいています。言ったそばから犠牲者がでてますし、ギャグ的な なにかだったのでしょうか。なにかすごいどんでん返しを期待して損しました。 文句ばかりを書き連ねましが、自分はこの作品を楽しんでいたんだなと 思いました。次は、ゆるふわな嘘つきゲームでも読んでみたいですね。 | ||||
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魔法少女が登場人物となった人狼+ライアーゲーム。 まどかマギカ以降に急激に増えてきた魔法少女の殺し合いものの一つではあるのだが、魔法少女がキャラクターなだけあって話の中に「魔法」を組み込める点が面白い。 本来なら4点つけたかったのだが、口絵がネタバレになっているのと「フィア」が三流ヤクザとも思えるキャラ付けのためにマイナス一点させて頂いた。 魅力的な物語を作ろうとするのであれば魅力的な悪役は必要不可欠であり、出てきて即秘孔を突かれて退場しそうなキャラではいかんせん読んでいて残念な気持ちになる。 | ||||
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