くちびるに歌を

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評判

くちびるに歌をの評価:

4.29/5点 レビュー 34件。 B ランク

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平均点4.29pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 21〜34 2/2ページ
No.14
(5pt)

個性豊かな、でも普通の子どもたちが悩みながら成長する眩しさ

映画の方は見ていないので、これだけを読んでの感想です。
素直に読めばとても良い小説だと思いました。
合唱部の活動の中で、仲村ナズナ、桑原サトル、長谷川コトミ、向井ケイスケといった中学生たちが、家族を捨てた父親への嫌悪、自閉症の兄の桎梏と愛、リベンジポルノの心配、恋心に向き合って、コンクール課題曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」のように迷いと不安の中を成長していく様子が温かい筆致で描かれています。彼らはもちろん、柏木先生、部長の辻エリ、部員の三田村リクも元々の性格とその変化が読み取れますし、葛藤を抱えながらも優しい桑原サトルの母には心を打たれます。他のメンバー、福永ヨウコ、横峰カオルや産休の松山ハルコ先生も個性ある人たちとしてはっきり描き出されています。
彼らの抱える問題が何処にでもある普遍的な問題であることから誰もが興味を持てると思いますが、この群像劇を色鮮やかにしているのが、舞台となっている五島とそこの方言という特殊性です。地方性を持ち込んだことで普遍的な問題を一般論に浮かび上がらせず、「私の問題」と感じさせてくれている気がします。
こんな青春をこれから迎える若い人にも良し。自分は既に通り過ぎてしまい、渦中にある次の世代を見ている人にも良し。誰にもお薦めしたい作品です。
くちびるに歌を (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: くちびるに歌を (小学館文庫)より
4094088814
No.13
(5pt)

登場人物のキャラが立っている

中田永一とかかれているが本名は乙一。乙一さんの作品はアイディアが逸脱なので濃厚な読書体験ができるので結構好きです。映画アニメゲーム本漫画といったあらゆるサブカルチャーが好きなオタクですが・・・・。今回は青春物。なんやかんや、話を楽しむことができました。登場人物のキャラが立っているので、想像しながら楽しめる。
意外にも青春物を書く乙一も面白いと感じた。
くちびるに歌を (小学館ジュニア文庫) Amazon書評・レビュー: くちびるに歌を (小学館ジュニア文庫)より
4092307934
No.12
(5pt)

登場人物のキャラが立っている

中田永一とかかれているが本名は乙一。乙一さんの作品はアイディアが逸脱なので濃厚な読書体験ができるので結構好きです。映画アニメゲーム本漫画といったあらゆるサブカルチャーが好きなオタクですが・・・・。今回は青春物。なんやかんや、話を楽しむことができました。登場人物のキャラが立っているので、想像しながら楽しめる。
意外にも青春物を書く乙一も面白いと感じた。
くちびるに歌を (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: くちびるに歌を (小学館文庫)より
4094088814
No.11
(5pt)

90点。五島列島の風

年代は分かりませんが、携帯があって、パソコンの画像が
あるから、最近のお話なんですよね。

 ぼっちの達人サトル君。誰ともしゃべらず、自閉症のお兄ちゃんの
お世話のためにぼっち、ぼっち、独りぼっち。
 そのサトル君の心、視線、体温のベクトルの向きが少しづつ変わる。
そのきっかけは柏木先生。美人で、ピアノの達人。一年間の代用教員。
松山先生の代わりに合唱部の顧問就任。色めき立つ男子生徒は、合唱部に
入部希望多数。何の因果かサトルもその扉を開く。
 性別が違えば、声も違う、考えも違う、揃わない声が、ゆっくりと
ゆっくりと揃い始める。その声の勢いが増す頃、サトル君は何を感じ、
何を語り、何を見つめているのか。

 良かったです。
 ちょっと文章は未熟、場面転換が不自然。柏木先生のキャラクターが
生きてない、部長とケイスケの恋愛は必要ないでしょ。
 そんな細かいマイナスが吹き飛ばされた歌声の勢い。
 90点。
 この未熟な作品に100点はあげられないでしょ。流石に。その位下手。
でも、五島列島の風景と歌声がその下手さを吹き飛ばしました。
 「百瀬」の覆面作家。勢いだけですが、秀作としておきましょう。
 お勧めです。五島列島の風。
くちびるに歌を (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: くちびるに歌を (小学館文庫)より
4094088814
No.10
(5pt)

「映画のノベライズ」という誤解を払しょくして読んでほしい佳作

アンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓 十五の君へ~」をベースにした小説で、少し遅れて映画化された、という流れです。
歌と小説…このメディアミックスはめずらしい。
正直、私自身も映画をきっかけに文庫を手に入れ、先に本作を読んでから映画を見たのですが、だいぶ印象が違います。
本作は、文学作品らしく中学生たちの頭の中の機微がていねいに描かれ、その中によく知られた「手紙…」の曲が頭の中に流れ、感情をもりたてる気持ちのいい佳作。
ラストシーンは、映画のようすより、本作をもとに頭の中で映像化されたものの方がダイナミックで感動的。
映画が主演女優にフォーカスしたアレンジを加えたのはいろいろな事情が想像されてしまいます。
映画を見た人、とくに青春映画という点で物足りなさを感じた人にこそ、読み、味わってほしい世界です。
くちびるに歌を (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: くちびるに歌を (小学館文庫)より
4094088814
No.9
(5pt)

方言がいい

みんのみんにみじょかもんのついとっね「右の耳に美女か(可愛らしい)ものがついてますね」
子供の頃、「みじょか」と親戚に言われたのを思い出しました。
くちびるに歌を (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: くちびるに歌を (小学館文庫)より
4094088814
No.8
(4pt)

プレゼントなので

読んではいませんが、CMで小説の宣伝が流れるなんて珍しいなと思ってずっと気になってました。
くちびるに歌を (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: くちびるに歌を (小学館文庫)より
4094088814
No.7
(5pt)

中学生に読んでほしい 青春小説における大本命!

中学に入ったばかりの子供にお薦めをと言われて買っ手渡したところ,
子供が「面白かったー!」とほぼ1日で一気読みしてきました。
「特に,中盤が好き!」とのことです。

子供が,あまりにも楽しそうなので 私も読んだら,
同じくほぼ1日でどっぷりつかって読んでしまいました。
同じくとっても楽しい読書の時間を過ごすことができました。

最初,女性教師が主人公の教師もの下と思っていましが,
実は合唱をする等身大の中学生たちが主人公で,五島列島のきれいな描写と合わせて
一つひとつていねいに宝物のように描かれています。
(実際,中学時代の一つ一つは その当時はそうは思えませんでしが,確かに宝物なんですよね)

いろいろな思いも,悩みも抱えながら,一つ一つ大人になっていく 主人公たちに拍手を送りたい小説で
同年代の中学生はもちろん,大人にも読んでほしい青春小説の大本命です!
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4094088814
No.6
(5pt)

古本でも綺麗でした

子供の読書感想文ように購入。もう販売されてない本らしく、綺麗なものが手に入って良かったです。
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4094088814
No.5
(4pt)

原作がすぐれている点と映画が分りやすかった設定とあります。

映画とは違った楽しみ方がありましたが、物語としては映画のほうがおもしろかった。
くちびるに歌を (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: くちびるに歌を (小学館文庫)より
4094088814
No.4
(5pt)

泣けました

最初は合唱で孤島の話なんだなと思うぐらいで、友達に借りたまま、なかなか読まずにいました。
でもふと読み出したら止まらなくなりそのまま一気に読みました。
心が洗われるような温かいものがいっぱい詰まっている、そんな本でした。
この作者さんの本ならもっと読みたいなと思いました。
ちょうど「レインツリーの国」と同時に友達から借りて読みましたが、比べ物にならないくらいこちらの方が私には良かったです。
くちびるに歌を (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: くちびるに歌を (小学館文庫)より
4094088814
No.3
(5pt)

青春、エンタメというジャンルに留めておくのは勿体無いというより間違い。そう思わせるほど秀逸な文学作品だと思います。

中田永一著『くちびるに歌を』P75、76より抜粋

「(中略)サトルは部活に行かんね」

「よかと?」

「部活にでもはいらんば、あんた、友だちできんばい。あんたが結婚するとはもうあきらめとるけどね、友だちくらいはできんといかんばい」

 なんだかいろいろひどいけど、全体的には母の気持ちがつたわってきた。

「うん、ごめん」

「あんた、ごめんち言うとはやめんね。そういうときは、ありがとうち言うとよ」

「そうか、ありがとう」

 満足ではなく大満足の佳作青春小説でした。

上記の箇所を読んで作者とこの物語のセンスの良さに

ピンとくる人もいると思い一部抜粋させてもらいました。

 これだけ密度の濃い物語を300ページ弱にまとめ上げ、

読み応えも、気持ちよく後を引く満足感と読後感も

得られる作品に仕上がっているのは、

青春、エンタメというジャンルに留めておくのは

もったいない(というか間違いだとすら訴えたい)ほどの

文学的な才能と文章のセンスが下支えしているからだと思います。

 そうです、この小説は日本が誇る秀逸な文学作品だと思うのです。

そして読書好きも、小説読まず嫌いの方や偶に話題作は読みます派の方、

さらに老若男女、古今東西を問わず、

誰が読んでも大満足間違いなしの素敵な物語の世界を

どうか多くの人が共有できることを

私のくちびるに歌を持つように

願いを込めて伝えたいと思います。
くちびるに歌を (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: くちびるに歌を (小学館文庫)より
4094088814
No.2
(4pt)

受験用に購入しました。

中学受験用に買いました。よく出題されやすい本として書かれていたので読んでみました。
とても良い内容でした。映画にもなりましたし、読んで損はないと思います。
くちびるに歌を (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: くちびるに歌を (小学館文庫)より
4094088814
No.1
(5pt)

面白かった

すごくよかったです。
同じくらいの年の子の話だったからすごく親近感がわいたし面白かった。
くちびるに歌を (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: くちびるに歌を (小学館文庫)より
4094088814