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ケイヴマン



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【この小説が収録されている参考書籍】
ケイヴマン (Hayakawa novels)
ケイヴマン (ハヤカワ文庫NV)

ケイヴマンの評価: 3.00/5点 レビュー 1件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

異色!

精神を病んだ元ピアニストが殺人事件の謎を追うミステリ作品。

都会の洞窟で暮らすアフリカ系アメリカ人通称ケイヴマン。
彼は、常にある者の攻撃にさらされている妄想を抱き、妻と警察官の娘と離れ、ひっそりと生きていた。

そんな中、男の凍死体が発見される。
その男のホームレスの友人が殺人であることを仄めかしたことから、ケイヴマンは死の真相を探るべく動き出す。

無一文の上に、頭の中に天使が舞い降りる(!)と異常行動を起こすケイヴマンが、夢か現かの状態で捜査活動を繰り広げる、という異色作品である。
今の世の中では、受け入れられないプロットかもしれない。
いつおかしくなるか分からないという、別な意味でのスリルを味わいながら読み進めることになるだろう。

ケイヴマンは、疑惑の芸術家のパーティに潜り込んで・・・

ラブアフェアがあったり、銃撃戦があったり、どんでん返しがあったりと、見所はある。
真犯人は、あぁこの人なのね、ぐらいで衝撃は少ないのだが、本作品はケイヴマンの愛され?キャラが良い。
(ビジネスマンカップルからスーツ一式を恵んでもらったりするのだ)

クライマックスは、ケイヴマンの妄想が吹っ飛び、すっかりデキる男になって真相究明である。
そして哀愁漂うラスト。

なんと、サミュエル・L・ジャクソン主演で映画化とな!

【MWA賞】
ケイヴマン (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:ケイヴマン (ハヤカワ文庫NV)より
4150408742

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