エウレカの確率 よくわかる殺人経済学入門(経済学捜査員とナッシュ均衡の殺人)
評判
エウレカの確率 よくわかる殺人経済学入門(経済学捜査員とナッシュ均衡の殺人)の評価:
3.75/5点 レビュー 4件。 B ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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エウレカの確率 よくわかる殺人経済学入門(経済学捜査員とナッシュ均衡の殺人)の評価:
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行動経済学を犯罪捜査に応用する、というアイデアは、目新しくて読者の興味をそそるに足るが、実際に中身を読んでみると、別に行動経済学が捜査に役立ったという形跡が見当たらない。
肝心の、犯罪のトリックや犯行の動機に至るプロットも、一見理屈が通っているように見えるが実際はあやふやで、ツッコミどころがいくつも見えてしまう。
(1) 殺人のトリックが、被害者のアナフィラキシーショックを引き起こすアレルギー反応の強弱に依存したものだが、アレルギー反応なんてそんなうまく犯人の意図どおりにコントロールできるものではない
(2) 犯人となる登場人物の、犯行に至る動機となった(最後に露見する)行動理由が理解しがたい
(3) 物語の底流に、女性の妊娠を持って来たいようだが、ありきたりでかつ、無理筋じゃね?という印象を与える
前作は、まだ真犯人の特定に、いくつもの迷彩が施されていたため結構読ませたのだが、それでも結局は、言ってみればエラリー・クイーンの模倣のようなもの。この著者は、ミステリの根本(核心的なトリックや犯行動機に至るプロット)の創作に対する姿勢を全面的に改めないと、数年後には消えているのではないか。