(短編集)

真綿荘の住人たち

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評判

真綿荘の住人たちの評価:

3.56/5点 レビュー 18件。 C ランク

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平均点3.56pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 21〜27 2/2ページ
No.7
(4pt)

風貌も性癖も色々…

短編集です。
ラストの管理人の話はある意味、幸福な人生に他ならないと思える作品です。独特な世界の住人でした。
真綿荘の住人たち Amazon書評・レビュー: 真綿荘の住人たちより
4163289402
No.6
(5pt)

真綿荘の住人たち

かなり
『島本理生っぽい』小説だったと思います。

ちょっと中途半端な感じで
物語が進んで行き、
最終章で全てのピースが一つになる感じです。

コミカルな文やしっとりとした文など
それぞれの章に独特の書き方があって
結構読みごたえがあります。
真綿荘の住人たち Amazon書評・レビュー: 真綿荘の住人たちより
4163289402
No.5
(4pt)

島本さんの絵の具の色が増えたんですね。

「シルエット (講談社文庫)」以来、
ほぼずっと読み続けている島本理生の最新刊(2010年1月現在)。

彼女の作品をずっと読んでいて
「誰かをずっと思いながらも他の人と付き合う」
(ナラタージュ、シルエット (講談社文庫)、生まれる森 (講談社文庫)、波打ち際の蛍)という設定の多さに、
心の中でいささか食傷を感じていたのですが
今作は、彼女の作品の中で新境地とも言える一冊です。

A編での主人公がB編では脇役に、という連作形式で
“真綿荘”の住人の内面が描かれていきます。

東京での、いろんな人との共同生活というと
わたしは「パレード (幻冬舎文庫)」、「風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8)」を思い出しましたが、
前者が好きな方には、面白く読めるのではないでしょうか。

ちなみに、今回のこの本は最終章に重力があるがゆえ、
その章に賛否が分かれるかと思いますが
不思議と自分は腑に落ちました。
そしてこの章を読んでようやく綿貫さんが理解できた気がします。

恋愛だけではなく、他者との関係性を構築すると言うことの
難しさや、かけがえのなさを描いたことで
島本さんの描く物語世界に新しい絵の具の色が加わり、
幅と奥行きが増したことに嬉しさを感じました。

おそらく彼女の「一千一秒の日々 (角川文庫)」が好きな人には
おすすめな一冊だと思います。
逆に「あなたの呼吸が止まるまで」がお嫌いな方には、もしかしたら合わないかもしれません。
真綿荘の住人たち (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 真綿荘の住人たち (文春文庫)より
4167852012
No.4
(4pt)

島本さんの絵の具の色が増えたんですね。

「」以来、
ほぼずっと読み続けている島本理生の最新刊(2010年1月現在)。

彼女の作品をずっと読んでいて
「誰かをずっと思いながらも他の人と付き合う」
(、、、)という設定の多さに、
心の中でいささか食傷を感じていたのですが
今作は、彼女の作品の中で新境地とも言える一冊です。

A編での主人公がB編では脇役に、という連作形式で
“真綿荘”の住人の内面が描かれていきます。

東京での、いろんな人との共同生活というと
わたしは「」、「」を思い出しましたが、
前者が好きな方には、面白く読めるのではないでしょうか。

ちなみに、今回のこの本は最終章に重力があるがゆえ、
その章に賛否が分かれるかと思いますが
不思議と自分は腑に落ちました。
そしてこの章を読んでようやく綿貫さんが理解できた気がします。

恋愛だけではなく、他者との関係性を構築すると言うことの
難しさや、かけがえのなさを描いたことで
島本さんの描く物語世界に新しい絵の具の色が加わり、
幅と奥行きが増したことに嬉しさを感じました。

おそらく彼女の「」が好きな人には
おすすめな一冊だと思います。
逆に「」がお嫌いな方には、もしかしたら合わないかもしれません。
真綿荘の住人たち Amazon書評・レビュー: 真綿荘の住人たちより
4163289402
No.3
(4pt)

共感と仮想体験

真綿荘の住人それぞれの恋愛話オムニバスみたいな本です。

それぞれかなりタイプが違っているので、
共感出来たり、全く出来なかったり。

特に大家さんと晴雨の関係は1ミリも分かりません。

が、自分と全く関係の無い感情を仮想体験できるのも
読書の楽しみですよね。

丁寧な描写と、ところどころで
グッとくる印象的なフレーズがあり良かったです。

ナタラージュも読んでみようかな。
真綿荘の住人たち Amazon書評・レビュー: 真綿荘の住人たちより
4163289402
No.2
(4pt)

次の同居人になってみたい。

池袋駅から遠くない場所に構える真綿荘の大家の綿貫千鶴と
入居者大和葉介、山岡椿、鯨井小春、真島晴雨の4人を中心に
展開するヒューマンドラマ。

「めぞん一刻」みたいな展開になるのかと思いきや、
章ごとにそれそれの人物の心の襞を丁寧に描き出していて、一気に私も同居人になった気分。

冒頭は、軽快な青年の淡い恋心や大学進学のために上京した時の心境。
徐々に部活の先輩への想い、駆け落ち、
失恋、同性愛、カミングアウト、強姦、幼児虐待、親子愛と男女の愛等
重いテーマに移っていく...が、決して息苦しくなることはない。

各章ごとにホロッとする山場があり、笑いあり。

こんな共同生活なら、ありかな、と思わせる心温まる一冊。
真綿荘の住人たち Amazon書評・レビュー: 真綿荘の住人たちより
4163289402
No.1
(3pt)

まあまあ面白かったです!

レトロな下宿「真綿荘」を舞台に繰り広げられるドラマを時に楽しく時に切なく描いた連作小説集

青少年のための手引き・清潔な視線・シスター・海へむかう魚たち
押入れの傍観者・真綿荘の恋人、の全6篇で構成されています。

超絶に性格の悪い美女に駆け落ちを迫られる大和君、彼に片想い中だが先輩に告白されて揺れる鯨ちゃん、
女子高生の恋人の一途な愛情表現に戸惑う男嫌いでクールな椿。
そして17年前ただ一度自分を抱いた男・晴雨(せう)を内縁の夫と呼ぶ大家で小説家の綿貫さん。

一見どこにでもいそうな人々だが、1人1人の人物描写が巧みで
「真綿荘」や彼らの生活を覗いている様な錯覚に陥ります。

脳内映像と共に最後まで楽しく読めました。
真綿荘の住人たち Amazon書評・レビュー: 真綿荘の住人たちより
4163289402