ゴールデンスランバー

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評判

ゴールデンスランバーの評価:

3.83/5点 レビュー 474件。 S ランク

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平均点3.83pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全137件 101〜120 6/7ページ
No.37
(1pt)

すべて解決するのはリアリティじゃない、とか言う作家

よくこういう作品を書く作家の反論に”すべて解決するのはリアリティじゃない”という作家の反論がありますが、
テメーの作ってんのは徹頭徹尾フィクションなんだよ!と言いたい。

リアリティ云々の前につまんねぇフィクション作りやがって。


ゴールデンスランバー Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバーより
4104596035
No.36
(2pt)

最後がいただけない・・・

山本周五郎賞&本屋大賞を受賞した本作品が文庫本になったので、期待して読みました。
ケネディ大統領暗殺事件を模した作品でありながらも、伊坂氏のアイデアを盛り込んだ内容になっています。
この作品の大半は、主人公が首相暗殺の犯人に仕立て上げられて、逃亡を繰り返す中で、様々な理解者の協力を得ながら、なんとか捕まらずに済む様子が描かれてます。
ただ、最後にはどんなエンディングが待っているんだろう、と期待しながら読んでいたのですが、なんとも冴えない終わり方で、拍子抜けしました。
逃亡の様子の描き方やアイデアが良かっただけに、締まりのない最後が残念でした。
ゴールデンスランバー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバー (新潮文庫)より
410125026X
No.35
(1pt)

理解不能

前々から話題の作家さんだったので
本作「ゴールデンスランバー」を楽しみに
読ませて頂きました。

 読み終えた感想は、
「結局何が言いたいの?結論は?首相を暗殺した
真犯人は?なぜ主人公が犯人に仕立て上げられたの?
美容整形するって、あの外国人留学生殺害事件の犯人かっ!」
と、”難解”過ぎて、正直腹立たしい気分になりました。

 入門編としては不適格な作品だったのでしょうか。

 確かに文章運びはリズミカルでテンポ良く読み進める
ことが出来ましたが、延々と続く登場人物たちの
”会話”に、時より(というか何度も)強烈な眠気に襲われました。
文庫本の裏面の宣伝文句には「超ど級のエンターテイメント作品」
と書いてありましたが、本当でしょうか。

 この作品に高評価をつけている人に言わせれば
作品の良さを理解出来ない人は、感受性がないか
理解力に乏しいということになるのでしょうか。
だとすれば、この作品は超一級の純文学作品ですね。

ゴールデンスランバー Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバーより
4104596035
No.34
(1pt)

消化不良に感じた作品

いわゆる逃亡ものなんですが、結末にどうしても納得ができません。
他の方も書いていますが、主人公が犯人として扱われるに至った背景や、黒幕を爽快にやり込める的な
ラストを期待していたので、肩透かしもいいところです。まぁ、こういう結末の方がリアル、であるというのは分りますけどね。エンタメなんだから、もっと爽快感のある締めを見たかったかな……

疎遠になっていた友人たちとのやりとりや、追手から逃れる緊迫感など、過去作と比べてもあんまり抜きんでているとは感じませんでした。人物設定がこれまでにも見かけた『伊坂節』全快なので、あまり新鮮感がなかったのも痛かったです。又、ユーモアも少し弱いですね。

正直に言って、これだけ(500ページ)の長編にもかかわらず、伝えたいメッセージや読了した際の満足感が全くなかったです。個人的に今までの伊坂さんの作品で一番時間を無駄にしたと感じました。

ゴールデンスランバー Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバーより
4104596035
No.33
(2pt)

分厚くて薄っぺらい

事件の重大さと、それに巻き込まれて数奇な(というほど意外性もないが)運命を辿る登場人物たちが交わす軽妙(風)な言動のギャップが埋められないまま読了。タイトルのビートルズ曲は事件の鍵を握るでもなんでもなく、作中で「ただ流れただけ」といってもよい。ある音楽を題材に小説を書くのと、音楽をBGM代わりに小説を書くのとでは文章から伝わってくる「音楽感」がまるで違ってくるが、残念ながら本作の印象は後者で、似たような手法をとる村上春樹と比べてしまうと、その圧倒的な表現力の差というものを痛感してしまう。そのため「バラバラになったメンバーの演奏を一人でつなぎ合わせるマッカートニー」というイメージが、大事件を通じて「どこかでつながっているかも」といった事件とはあまりにかけ離れた青春感情に重なるつくりは、テーマのもつべき緊張感に欠け、テンポよく話は進むもののそれを軸とする展開に深みを生み出さない。仮にも首相殺害である。実際に身に振りかかればそうなるのが人間なのかもしれないが、「サークルでのあの会話、楽しかったなぁ」などと同列に語られること自体に大きな違和感が隠せない。
物語としては悲劇でも絶望的な結末を迎えるというわけでもない(ような書き方をする)のに、「登場人物たちの損なわれた人生」と「物語の結び」とのバランスが非常に悪いように感じる。その根源を「巨大な陰謀」というからには、どんなに挑戦的な構成をとるにしてもやはり鮮やかな解決(カタストロフィ)が欲しかった。主に事件に巻き込まれるサークルのメンバーよりも、ヒロインの友人の彼氏とか、事件の視聴者にすぎなかった入院中の男とか、昔のバイト先の社長の息子とか、以前助けたアイドルとか、あんまり物語の中核とは関係のない人々の活躍の方が目立つし物語としても実質的に重要という点で、この物語にはあまり練り込まれた人物像というものが感じられない。分厚いだけあって描写は丁寧だが、会話やモノローグがあまりに大学生的というか「文章で読む興奮」のない書き方で(そういう作家は他にもいるが)、良くも悪くも映画のノベライズを読んでいるよう。
ゴールデンスランバー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバー (新潮文庫)より
410125026X
No.32
(1pt)

反体制に酔っているだけの左翼的駄作

話題になっているので読んでみましたが、無駄に長いだけで一体何が面白いのか全く分かりませんでした。この批評をするだけで論文が書けてしまいそうです。とりあえず要約すると、1.設定がありきたりすぎ 政府の陰謀によって貶められた主人公の逃亡劇なんで、ハリウッド映画で腐るほど見てきた。この時点で新鮮味が感じられない。2.不自然な登場人物の行動 何者かの陰謀によって警察から追われることとなった主人公だが、何故か出会う人々が全て主人公に協力的で、逃亡の手助けをしてくれる。特に、昔(身勝手な理由で)主人公を振ったもと恋人が、(家庭があるのに)主人公に献身的になるのが理解できない。私見だが、逃亡中の殺人容疑者に対しては避けて通るのが一般人の心理ではないだろうか。接する人がいたとしたら、それは懸賞金目当ての輩ぐらいだろう。むしろ、会う人間が全て敵に協力し、主人公を追い詰めていく設定の方が盛り上がるのではないか。他力本願の逃亡劇などどこが面白いのか。3.間抜けすぎる敵 その登場人物以上に不自然なのが敵の行動である。まず、ある人物Aを陥れる陰謀で、Aの友人を計画に加えることなどありえない。友情からAに危険を教えてしまう可能性が大いにあるからだ。(実際、それで主人公は難を逃れた)さらにエンディングでは、ご丁寧にも主人公を社会的に抹殺し、主人公が別人として生き延びるチャンスを作ってしまった。「お前らどれだけ良心的なんだよ!」とツッコミの一つでも入れたくなります。4.最後のお粗末なエンディング 追い詰められた主人公は、敵から逃れるため整形して別人になりすまします(勿論、他力本願で)。これを読んで私は衝撃を受けました。整形して逃げるなんて誰もが最初に思いつくことです。あれだけ長々とやっておいて、厚顔無恥にもこの終わり方なんて考えられません。一体どこがミステリーなのでしょうか。長くなってしまいましたが、要は反体制に酔っているだけの駄作です。時代感覚が3,40年位ずれています。内容がモロバレで恐縮ですが、読むだけ時間の無駄です。どうしても内容が知りたければ、映画版を見た方がはるかに時間の節約です。
ゴールデンスランバー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバー (新潮文庫)より
410125026X
No.31
(2pt)

期待度に対しての評価です。

一見、よくできたお話のようですが今までの様な伊坂作品を期待していた者としては期待はずれの感が否めません。星2つは厳しいようですが期待度に対しての評価です。残念な事に今までのようにわくわく、ドキドキもあまりなく、最後までどっぷり話に入り込む事が出来ませんでした。主人公のパッとしなさかげん(そう言うのが魅力になる場合もあるけど今回のは今一でした)や周りの個性的な人物に関しても無理があって(個性的な人物を演じている人達って感じ)今ひとつ魅力を感じなかったなあ・・・。主人公も周りもなんか飄々としすぎていてリアリティがなさ過ぎです。もう少し死の恐怖や苦悩みたいなダークな部分も描かれるべきだったのではないかと思います。思い出のエピソードの断片は悪くないのですが人物描写の掘り下げ方が足りないせいか大事な思い出のシーンもいまいち生きてこないし、マスコミ問題とか、それに振り回される市民とか、巨大権力の陰謀説とかあえて使い古された様なテーマを使って最終的に作者が何をしたかったのかもよくわかりませんでした。よくわからない巨大な力の不気味さでいえば村上春樹の1Q84には足下も及ばないし単純明快なストーリーって訳でもなくとっても中途半端。事件や戦争があっても日々営まれる日常生活とか描くにはやはり登場人物の魅力や少なくとも影の部分がしっかりと書かれていないと心には響きません。ダークな部分を描かない描写の仕方により現代社会の空気を読んでなるべく目立たず平和に過ごそうとする閉鎖感みたいなものを狙っているとしたらある程度成功しているかもしれませんが読後感がスッキリせず好き嫌いで言うと後者になってしまいます。解説を読むとあえて受けを狙わず今までの手法でなく書きたいように書いたとの事。「物語の風呂敷は畳む過程がいちばんつまらない」「いちいち描写しなければ、言葉がなくなってしまう。」だそうですがピンときませんでした。その描写が一番引っかかっているとこなので・・・すごく勝手な解釈かもしれませんが何か言い訳っぽく聞こえてしまうんですけど・・・。とにかく、私自身は正直、前のように「伊坂光太郎の新作が出てうれしい!読むのがすごく楽しみ!」って感じでなくなった事だけは確かです。
ゴールデンスランバー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバー (新潮文庫)より
410125026X
No.30
(2pt)

ありえない偶然が多すぎる

評判の作品なので期待して読んだのだが、何か期待はずれ。小説の構造としては、過去と現在が入り混じり、様々な伏線が敷かれ、すごい大作のように見える。気の利いた警句がまじり、ビートルズやケネディにまつわる様々な知識、監視社会の風刺や、マスコミのえげつなさや、花火や、学生生活に対するロマンチシズム等々、もりだくさんの内容で飽きさせない。しかし、ストーリー展開があまりにリアリティがなく、偶然が多すぎる。こんなことありえないだろう、という突っ込みどころ満載で途中で白けてきたというのが実情である。結局首相暗殺犯人は伏せられたままで、闇の組織が暗示されたままで終わるのも、欲求不満である。もっと骨太のミステリーを期待したのが間違いだった。
ゴールデンスランバー Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバーより
4104596035
No.29
(2pt)

ただ逃げるだけのお話

ただ主人公が逃げ回るだけの小説です。最後まで真相は一切明かされません。国家レベルの組織から追われているにしては、ベランダやトイレの窓から間一髪逃げ切れたりするところなんか、安っぽくご都合主義的な感じは否めません。この後どんな展開が待ち受けているのかな。。。とワクワクしながら最後まで読みましたが、結局最後まで逃げ回っているだけで何もありませんでした。
ゴールデンスランバー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバー (新潮文庫)より
410125026X
No.28
(2pt)

ミステリー??

個人的には「ミステリー=謎解き」と思っています。本レビューを見ると「ご都合主義」という言葉が散見されますが、本作品においては、私はその点はあまり気になりませんでした。ミステリーには、ある程度のストーリーの強引さはつき物ですから。それよりも、私が残念に思ったのは、謎が解かれる事なく物語が完結してしまった事です。犯人(黒幕)は誰か、なぜ主人公が濡れ衣を着せられたのか、が分からぬまま終わってしまい、まったくの消化不良でした。主人公がマスコミを通じて今回の首謀者(政府?警察上層部?等の国家権力)を暴き、その結果、世論から糾弾され腐敗した組織が更生される、といった勧善懲悪を期待しながら読んでいたので、余計に消化不良でした。伏線や構成などの文筆力が優れている作品である事に異論はありませんが、「ミステリー」を謳っている以上、ミステリー作品として評価すると、星2つとさせて頂きます。
ゴールデンスランバー Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバーより
4104596035
No.27
(1pt)

ミステリーではない。

普段あまり小説を読まないのですが、話題の本ということで手にとってみました。結末に全く納得できずもやもやしていたのですが、ここで皆さんのレビューを読んですっきりしました。そもそもこの本をミステリーとして読んでいたのが間違いだったのです。「首相暗殺」というドでかいテーマで、冒頭からこれでもかって程の伏線が貼りめぐらされています。ストーリーの大半を占める逃走劇もなかなか手に汗握るところがあり、「こんなにたくさんの伏線、一体どうやって回収するんだ?! 真実はなんなんだろう?!」と、かなり興奮して鼻息荒く読み進めましたが…結局私が最も知りたかった「首相暗殺の黒幕は誰なのか」「なぜ青柳が狙われたのか」という謎は謎のまま。残りのページが少なくなっていくに連れ、「ねえ、もう終わっちゃうよ?? 話が終わりに近づいてるよ?? なのに今のところ一つも謎が解かれてないけど、大丈夫これ?? もしかして夢オチ?? もしかしてあんまり期待しないほうがいいのかも…」と、だんだん疑心暗鬼になりつつも最後の最後での大どんでん返しに望みをかけましたが、結果やっぱりかぁ…といったかんじです。あいつが怪しいなとか、もしかしてこの章の青柳は偽物青柳なのかも…とかいろいろ(勝手に)考えてたのに、すべて無駄に終わりました。いや、私が勝手に「ミステリー小説」としてこの本に期待を膨らましてただけなんですけど、やっぱり納得できない…!なので今は、「青柳は生き残った=敵に勝った」ってことで、この物語はそれでいいのだ!と無理矢理考えています。何年後かに読んだらもっと違った感想が生まれるかもしれません。とりあえず今回は星一つで…。 
ゴールデンスランバー Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバーより
4104596035
No.26
(1pt)

とにかく軽い

全てが明らかにならないことに対して批判があるようだが、それ(追われている理由など)は、この主人公の立場になってみると、絶対知りようが無いわけで、明らかにならなくても、それは有りかなと思う。しかし、この本の問題は、そんなところにあるのではないと思う。主人公が逃げると決心した理由が、そもそも弱い。主人公の立場になるということであるなら、権力の罠があることなど、知りようが無いのだから、逃げる前に捕まるのが普通だろう。逃げることを初めとして、主人公の行動に脈絡も理由も無く、ただ、作者が決めたように主人公他の登場人物が動く。あまりにご都合主義が多くて、辟易してしまう。それはストーリーの話。書きっぷりに関しても、ここの登場人物の心理描写が全く無く、登場人物の人格が全く不明である。そういう人物達が、手を貸したりする理由も全くわからず。ご都合主義が際立つのは、その辺りも原因となっている。伏線はストーリーに繋がってこその伏線であるのであって、意味が無ければ、伏線でもなんでもない。とにかく、会話を初めとして、軽い小説で、自分には向かないことは確か。物語を解決させない手法は新しいのかもしれないが、商品として、あまりに不完全。
ゴールデンスランバー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバー (新潮文庫)より
410125026X
No.25
(2pt)

これで終わり?

本当にこれでいいのか?っと何度も自問自答を繰り返すラストでした。 ミステリーの大原則である、謎の種明かしが何カ所にも亘って全く成されず、消化不良極まりない作品でした。これが「このミス」1位と言うのは、全く府に落ちませんが、これを評価している人は、ミステリー系ではなく、エンターテイメント系の人なんでしょうな。 バリバリの推理作家や読者なら、「不誠実だ!」と一括されることは言を待ちません。 まぁ、ノンストップエンターテイメントとしての作品なら、少しは頷けます。期待してラストを待っていただけに、大変残念です。
ゴールデンスランバー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバー (新潮文庫)より
410125026X
No.24
(2pt)

ミステリーじゃないでしょ

ネタバレになるので,詳しくはかけませんが,ミステリーではないでしょ.昔の仲間を懐かしむ味はあるように思いますが,ひねりは最後までなかったように思えて,肩すかしでした
ゴールデンスランバー (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバー (新潮文庫)より
410125026X
No.23
(2pt)

これで終わり?

正直この作品が「このミス」で1位になった理由が全く分らない。少なくともミステリー有識者の賛同を得たって事ですからねぇ。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、個の作品を広義のミステリーとして位置づける場合、必ず解決しなければならない事柄が数多く積み残しになったまま物語が終わっているのです。普通このような所業は、純文学ならまだしも、ミステリーとしては「不誠実」「アンフェア」と見做される場合が多く、私もそういう観点から、大きく期待を裏切られました。元々伊坂作品は奇を衒った舞台設定が多く、あまり好きではありませんでしたが、それよりもこの作品がある程度の評価を受けている事に驚きです。
ゴールデンスランバー Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバーより
4104596035
No.22
(2pt)

あと100頁ほしい

フィクションなんだから、思いっきりJFK暗殺を真似る必要ないよね。 計画者を教えなくても、せめて組織側のいざこざが見えれば想像が膨らんだのに、ちょっとつまらなかった。 ここまで友情ストーリーを描きたかったら題名を習慣と信頼にすればよかったのにね。
ゴールデンスランバー Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバーより
4104596035
No.21
(1pt)

文学的価値について思いを馳せる

 この小説の大半を占める第四部「事件」は、小説でなくても済まされる話である。
つまりプロットだけ取り上げるなら、漫画でも映画でも媒体は何でもよかったと思われる(私はメディアミックスなる言葉を思い出した)。
したがって真の文学的価値を追求するならば、ご都合主義のドタバタ逃走劇に終始せず、
一般市民を突如襲う「権力」という恐るべき化け物の正体の一部でよいから、例えそれが幼くても拙くても構わないから、
何としても炙り出すべきだったと思われる。
 金田首相には金田首相を押す「権力」というバックボーンがあったはずだから、
事件後それまで彼を支えてきたバックボーンがまったくテロの真相について踏み込んだ言及を避けたまま、只いたずらに犯人探しのみに拘泥し、
警察という国家権力と歩調を合わせて、反金田の勢力と共に犯人逮捕のみを目的に奔走し続けるとはとても思えない。
以下本文より抜粋し、問題点の「も」の字程度は、はっきりさせておきたい。
 “テレビ番組は活き活きとしている。”コメンテーターはテロの真相について、首相寄りの人物から何も聞こうとしない。
犯人の情報のみを放送している。真相に迫ろうと金田側の政治家すら番組に出てこない。
 “金田貞義暗殺事件の真相については、二十年が経過した今も明らかになっていない。”これこそ犯人逮捕よりも明らかにすべきだと思う。
 “さらに、海老沢克男首相が鵜飼調査委員会や警察庁をはじめとする各種機関が収集した情報に関し、その後百年は公開しないことを決定したため…”
とあるが、金田側の権力のバックボーンは易々とそれを認めてしまい、対立する権力にみすみす寝返ってしまったのだろうか?
 金田首相を支えてきた政治権力がすべて反金田に翻ったのなら、一文でよいから著者はそこに触れるべきではなかったろうか?
 逃走劇というものは得てして追われる側に都合のよい展開となってしまいがちだが、ここまでご都合主義に徹してしまうと
一部の読者は興ざめしてしまうと思われる。かてて加えて話の終わりで、「たいへんよくできました」などというスタンプを
都合よく樋口晴子の家族が携帯していて、彼女の娘から青柳の左手の甲に押させるなどというのは、如何なものであろうか?
 この度重なる「ご都合主義」の方が、黙して語られない「権力」の真相よりよほど怖いものと私には思われる次第であった。
ゴールデンスランバー Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバーより
4104596035
No.20
(1pt)

評価が完璧に分かれる作品

伊坂幸太郎らしく高評価が多いのであえて反論する側からレビューを書きます。
既に★2つ以下の方々が書いてるのであまり書きませんが、首相暗殺を主人公に濡れ衣を着せる理由、その主人公が数年前にアイドルを助けて有名に
なってる意味、主人公を助ける人(モトカノはともかく)の理由、特に殺人犯が応援してくれる理由、街中で銃をぶっ放すほど主人公に罪をきせねば
ならない組織の存在理由、すべて何も解決しません。主人公と彼を逃がそうとする人たちの心温まる話・・・であれば納得。
これはミステリーではないと思います。僕は伊坂幸太郎のだらだらしながらも繊細な文章が好きなのでまあこれもありかなとは思います。まあ現実に
強大な組織が一個人を犯人にしたてあげようとすれば逃げるしかないのですが・・・。
わかってはいますがが、結末を求める方はご注意を。
ゴールデンスランバー Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバーより
4104596035
No.19
(2pt)

あれ?と数ページ前から読み直して確認するのが大変

追いかけてきているはずの警官や警備員がいきなり追いかけてこなくなったり
登場人物を厳しく監視していたはずの捜査官が突然、一番怪しい行動を見逃してくれたり
あれ、これどういう状況?と思うことばかりでした。
なにより日本の話なのに物騒すぎます。読んでいてもう、えー…、と。
ラストシーンに向けて準備を進める主人公たちには、高揚感を感じましたが
なんとなく肩透かしで終わってしまいます。
ゴールデンスランバー Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバーより
4104596035
No.18
(1pt)

拍子抜け…

来年映画が公開されるらしいので観る前に読んでおこうと思って読みすすめた。初めて読んだ伊坂幸太郎の小説だったが、各所に伏線と思われるものが張り巡らされていて、最後には全てきれいに回収してくれるのだろうと期待していた。話自体はどこかで読んだものだが、文章は下手ではないので残り30ページあたりまではまあ★3つくらいかなと思っていたが、ラスト30ページで裏切られた。もちろん悪い意味で。あまりにもがっかりする結末。ラストに至るまでの500ページはなんだったのだろうと思うほどだった。正直、評価された理由がわからない。
ゴールデンスランバー Amazon書評・レビュー: ゴールデンスランバーより
4104596035