■スポンサードリンク


交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル (集英社文庫)

交錯捜査 沖縄コンフィデンシャルの評価: 3.25/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

沖縄の軍用地をめぐっての暗躍する人たち。

沖縄コンフィデンシャルの第1作。沖縄県警捜査一課の反町刑事に対する具志堅刑事の対応が、いかにも職人肌。沖縄に生きているがゆえに、具志堅にはいろんな想いとつながりがある。黒龍会の喜屋武とは、同級生というのが、物語を紡いでいく。反町刑事の軽さと上司に対してもはっきりモノを言う姿勢は良い。
軍用地をめぐる本土の不動産屋の暗躍。その金を巡っての黒龍会、中国マフィアの暗躍と政治家。具志堅は、中国マフィアのチャンを宮古島で、逮捕するが本部長から、逮捕するなと指示される。なぜ?
そして、那覇市内の高級ホテルで男女の遺体事件は、さらに二人の死者を出して、表面的に処理されて終わってしまう。ちょっと、物足らない上に、消化不良である。次作「ブルードラゴン」に期待かな。
交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル (集英社文庫)より
4087454274
No.7:
(1pt)

面白くない

那覇市内の高級ホテルで男女の遺体が発見された。沖縄県警捜査一課の若手刑事・反町は、叩き上げのベテラン・具志堅とともに事件捜査に当たる。当初、ただの無理心中と思われたが、準キャリアで同期の赤堀が追う米軍用地をめぐる土地取引事件との関連性が急浮上。二つの事件の背後には、日本の表と裏の“権力”による壮大な陰謀の影が…。著者会心にして渾身の長編警察小説。いきなり文庫!
交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル (集英社文庫)より
4087454274
No.6:
(2pt)

まあまあ

沖縄の方言は多少全国的にわかるように記述しなければいけないので評価は対象外だが、全くおかしいというわけではない。
那覇の街や沖縄市など移動に描写がないのでのっぺりとした印象。
巨悪はどうなるのか、という書き方も何やら空中分解してなくもない。もうちょっと練って、あっと言うどんでん返しが書ければね。
交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル (集英社文庫)より
4087454274
No.5:
(5pt)

エンターテイメントを超えている

沖縄基地問題の裏側が透けて見える小説である。単なるエンターテインメントではなく、社会風刺の面もあると感じた。
交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル (集英社文庫)より
4087454274
No.4:
(5pt)

結末は不気味

沖縄に関連する本はある程度読んでいるので、米軍の軍用地利権など沖縄の歴史と事件の背景を理解しながら面白く読み進めることができました。それらを知らずに読んだら判りにくいでしょうね、あまり解説されていませんから。それに方言にも馴染めない人が多いでしょう。
また警察官がスマートフォンで写真等の情報を頻繁にやり取りするのは本当なのと疑問符もつきました。
でも結末は余韻が強く残る不気味なもので、今後展開されるという沖縄の警察ものシリーズに期待します。
蛇足ですが、沖縄の離島で読了しました。
交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル (集英社文庫)より
4087454274
No.3:
(5pt)

沖縄の抱える問題がよくわかる

「沖縄県警シリーズ」とあるのでシリーズものだそうです。調べてみたら、集英社文庫のところで連載してたんですね。沖縄の軍用地という「ビジネス」をめぐる日本の警察とヤクザ、中国マフィア、米軍とそれぞれの思惑がからんで複雑なお話をわかりやすく描いてます。場所もイメージしやすいし、沖縄が抱えているある種の闇について勉強にもなりました。ちょっと沖縄弁が???というところもありましたけど、しょせん地元民ではないのでこの辺、正確なのかどうかはわからず。事件の深いところについても、どうやら次に持ち越しのよう。続編、絶対読む!
交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル (集英社文庫)より
4087454274
No.2:
(1pt)

消化不良

最初から連作を予定しているのだろうか?
帯には「沖縄県警シリーズ刊行開始」とあるが、本書で明確にされなかった謎が次作で明らかになるとすれば、読者にあまりにも不親切。

最後まで読んでも結論がよくわからなかったため、あらゆる点で消化不良をおこした。
テーマとしては面白そうな素材を取り扱っていたため、残念に感じた。
交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル (集英社文庫)より
4087454274
No.1:
(4pt)

沖縄を舞台にした本格警察小説シリーズの第1弾。

沖縄を舞台にした本格警察小説シリーズの第1弾。沖縄の特殊性を上手くストーリーに織り込みながら、若手刑事の反町とベテラン刑事の具志堅の活躍を描く。

那覇市内の高級ホテルの一室で発見された若い女性と中年男性の他殺体。事件は意外な展開を見せるが…

高嶋哲夫と言えば災害パニック小説が有名で、警察小説は数作しか無いだけに貴重な作品ではないだろうか。反町と具志堅の二人の刑事の半ば強引な捜査は面白く、テンポの良い事件の展開にも好感が持てるのだが、如何せん結末が…

スッキリした結末であれば、非常に良い作品だったと思う。
交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:交錯捜査 沖縄コンフィデンシャル (集英社文庫)より
4087454274

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!