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スフィアの死天使: 天久鷹央の事件カルテ



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スフィアの死天使: 天久鷹央の事件カルテの評価: 3.89/5点 レビュー 27件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

長編にするほどの内容か?

まあまあかな。

天久先生のキャラクターはかわいいけれど、肝心の事件はどうもパッとしない。
トリックや犯人などに意外性がないし、動機がどうにも付け焼刃な感じ。

文章は変な癖もなく、読みやすいけれど、とりあえず続きは読まなくてもいいかな。
しかし、『星籠の海』でもちょっと思ったけれど、ミステリーにおいてカルト教団という存在は非常に便利なものであるまぁ、と。
このくらいの内容なら、長編にしなくてもいいような気もした。
スフィアの死天使: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:スフィアの死天使: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)より
4101800448
No.1:
(3pt)

『第0巻』の雰囲気も,シリーズらしさは薄れて…

時系列は主人公ら二人の出会いへ遡り,彼女たちがこの場所に居る理由が語られるなど,
四作目ながらナンバリングの外された本巻は,1巻のその前,『第0巻』のように感じます.

ただ,全体的に医療ミステリの要素は弱く,宗教団体のインチキを暴こうとする展開は,
深夜ドラマ『TRICK』を思い起こさせ,このシリーズならではのものには欠ける印象です.
また,読みやすさは変わらずですが,事が動くまでの間延び気味のテンポも気になります.

このほか,終盤での延命治療や安楽死を巡るやり取りも,正直なところ,既視感が強く,
話の流れが一区切りついたあとでもあったため,どうしても取って付けた雰囲気は拭えず,
この題材を扱うのであれば,それこそ本巻一冊を使ってじっくりと読ませてほしかったです.
スフィアの死天使: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:スフィアの死天使: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)より
4101800448

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