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ブルーもしくはブルー
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ブルーもしくはブルーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全66件 21~40 2/4ページ
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何か面白い事が起きるのか?と思いながら読んでいるうちに、私はAになってしまいとても恐怖を感じてしまった。 | ||||
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気がついたら夢中になって読んでしまいました。 物語自体は非現実的ですが、どこか現実的な要素があり 非常に考えさせられるところがありました。 普段あまり本を読まない自分ですが この作品は夢中になり楽しく読めました。 | ||||
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とても印象的な作品でした。 自分のほうが 優位な立場だったはずなのに もうひとりの自分は偽物。 あくまで自分がほんもので、 あっちが分身だったはずなのに。 ある時から歯車が狂い出して なにもかもうまくいかなくなって...。 途中から手が止まらず 夢中で朝まで読んでしまいました。 やばいです!(笑) | ||||
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心の成長が必要なのかな、と。今現在、作者はこの作品をどう感じられるのか。 | ||||
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どちらを選んだらよかったのだろうと、思うことはあります。本当にその先を知ることは、怖くて切ないです。幸せについて考えて、ただ生きてゆくしかないと思って、読了しました。 | ||||
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読みました。 凄く面白い! 人生の分岐点に差し掛かった時、どちらかを選ばなくてはならなくて いつか「あのときあっちを選んでいたら…」 そう思ってしまうことって誰にでもあることですよね。 それがとある現象によって体験できることに。 最後まで一気に読みました。 ファンタジーではあるけれど、「万華鏡のような美しい小説」ではないと思います。 女の打算や思惑が詰まってますから。 | ||||
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稲森いづみ主演でドラマ化されたことがあります。もういっぺん観たいなー稲森さんきれいだったな。 でも原作も十分面白いです。物語の原型みたいなドッペルゲンガーものだけれど、そうねーもう若くない女の意識、みたいなものが、軽い感じの物語に乗せられていて、スマッシュヒット、ですかね。 | ||||
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自分とそっくりの存在に出会ったらビックリしますよね。…ドッペルゲンガーに出会ってしまったら、自分の死期が近いという噂もあるみたいです。入れ替わって生活するのも最初は楽しそうですが、やはり問題点がちらほらと出てきますね。まぁ、大人のファンタジーとして楽しめる内容だと思います。 | ||||
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もしもあの時こうしてたらああしてたら何て誰でもよく考えますよね。 でもそれが現実になった時には結局様々な綻びが出てくる。 段々と狂気じみて行く二人の蒼子がリアルで怖かった。 今の生活を大事にしなくてはと考えさせられました | ||||
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現在の生活に嫌気がさした時、運命の岐路で別の道を歩んだもう一人の自分に出会う。妬みはやがて嫉妬を生み、それは肥大化し、理性を抑えられない衝動に駆られます。知らなくて良い事を知ってしまった後に何が訪れているのでしょうか。 あの時別の道を歩んでいれば、今の自分とは違った道があったのかもしれません。しかし、そのような議論は不毛なものであり、必ずしも期待していた物が得られるとは限らないのかもしれません…。 「人間のからだって強いのか弱いねか分かんないわね。」 | ||||
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解説にあったように、私には結婚小説というよりは、ホラー小説に感じた。 ドッペルゲンガーの存在がホラーというより、 八方塞でどっちを選んでもうまくいかない人生、というのがもう恐怖だ。 もしあのときこうしていたら、というのは人間だれしも思うもので、 だからドラえもんも『もしもボックス』を持っているわけだし、 どうあがいても結局変えることはできないのだという説も出てくるわけで…。 人生を交換して、最初は真っ青に見えた隣の芝生だけど、よく考えたら 自分の家の芝生だってそれなりに綺麗じゃないか、と思って元に戻って それぞれにうまくやっていく、という展開ならこう恐怖は覚えないと思うんだけど。 という気持ちになるのが分かっていて読んでしまうあたり、 自分が本当に既に八方塞なのかも。 | ||||
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二人の蒼子の話 感想は… ドッペルゲンガーは恐ろしい しかし 『女』はもっと恐ろしい… そんな恋愛ファンタジーでした 読みやすく面白かったです | ||||
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6、7年前に読んだのですが、読み返しても面白かった。 山本さんの書く主人公は凄く利己的で、自分勝手。 共感できてしまう自分もいて、蒼子Aのように、自分の勝手さに 気づかされる。短いのもありますが、あっという間に読めます。 説教くさくないのに、自分に気づかされ、なおかつスリルもあって 面白い最高の小説です。 | ||||
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違う異性と結婚した自分の分身に会い、生活を交換する。 そんな奇妙な設定にひかれて購入しました。 最初はただただファンタジーなのかと思っていましたが、 読んでいくと女性の怖さが滲み出てきます。 自分のことしか考えない、自分の利益を求める、そんな恐ろしさがありました。 お互いの生活をうらやましいと思って交換したはずなのに、 最初はそれでうまくいっていたのに、 やはりうまくはいかないようです。 うまくいかなくなった時、人のエゴが出てしまいます。 奇妙な設定もさることながら、このような人の感情が書き表されていることが面白いです。 面白いと同時に、戦略的な女性の怖さを感じます。 | ||||
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山本文緒さんの2作目の作品。一作目のパイナップルの彼方のOLとは全く違った結婚の話。読んでいて現実に則しているので少し怖くなりました。しかし、結婚、不倫の鋭い点をついていてさすが・・と言う感じがしました。 | ||||
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NHKドラマがあまりにもおもしろかったので原作が読みたくなり購入しました。 29歳の主婦が、自分の選ばなかった結婚生活を選んでいたもう一人の自分に出会い、生活を交換するという夢と現実が混ざったような物語。タイムスリップではなく、リアルタイムで人生のやり直しが体験できるという新しい手法。しかし「隣の芝生は青い」。どの道を選んだとしても現実には問題があり理想どおりには行かない。結局、人生の中心にあるのは自分であり、自分の行動がその場をよくもするし悪くもするということを示唆して終わる。 ドラマでは最後に主人公たちが結局今までの生活がよかったのだということに気が付き、元の生活にもどり幸せな日々を送る。しかし原作ではそれに気づいてもやり直しができない状況になっている。原作のほうが現実的な分後味がちょっと悪かった。でも女のずるさ・弱さ・強さはやっぱり原作のほうが良く書かれている。 誰でも今の自分の状況に不満があれば人生を選択しなければならなかった時期に戻って人生をやり直したいと思うときがあるかもしれない。私も何度そう思ったことか。でも今なら分かる。何度人生をやり直したとしても、同じことを繰り返すだけだと。同じ女性として、共感できる部分が多い。 | ||||
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某テレビ局の夜の15分ドラマで途中まで見たので、 つづきを早く読んでしまおうと購入しました。 蒼子なんて名前からして真実味が薄いお話ですが、 同一人物なのにある時点で二人になってしまう、という 出来事さえ除けば、ある種の結婚の現実を描いているのかも しれません。結末もなかなか現実的です。 結婚という人生の一大事に誰を選ぶか? それはもちろん大切なことですが、それ以上に、 そうして選んだ人との関係をどうやって築いていくかが 重要だなあと改めて反省しました。 | ||||
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ある日,「もうひとりの自分」に出会う私.「もうひとりの自分」は,私にはとても幸福そうに見えた.だから入れ替わったのに.入れ替わって,幸福な日々を送るはずだったのに……. 思惑はあっという間に崩れ,私は入れ替わったことを後悔さえする. そして思うのだ「私の負けだった.私は私自身に完敗したのだ」. 人は幾通りもの人生を送ることはできない.解りきっていても,それでも人は違う人生を夢見ることがある. 結婚し家族と共に生きる人生,キャリアを積んで独身を謳歌する人生・・・「今の自分にない人生」は,幾つ年を重ねても,魅惑的かつ魅力に溢れているように見えてしまう. でも結局は「自分の人生」でしかない. ないものねだりをしなくても済むくらい,「自分の人生」を幸福なものにつくりあげてゆくしかない. そんなことを思わせてくれる小説です. | ||||
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この本は以前、深夜に放送していたドラマの原作だったので読んでみることに。ドラマで見ているので映像が浮かび易く、読むのも早かった。 23歳の時、結婚相手として二人の男性の間で揺れ動き悩んだ蒼子。彼女は結局エリートサラリーマンの佐々木を選んだが、6年経った今、二人の間には愛はなく、お互いに浮気相手がいるといった形だけの夫婦生活を営むようになっていた。そんな時、もう一人の自分に偶然出会い、その自分があの時選ばなかった河見と結婚して幸せそうなのを知ると、生活を交換することを思いつく。 面白いのはドッペルゲンガーのような存在として河見蒼子がおり、あくまで佐々木蒼子が本体で、先に本体の方を知った人間には影を見ることはできず、影だけの時には見ることができたとしても、そこに本体が登場すればたちまち見えない存在へと変化するところ。しかし、その関係も逆転する時が来る。なかなか興味深く、もう一人の自分を垣間見ることで、自分自身を知るといった心の変化が面白い。 | ||||
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子供の頃か、現在もかは別として、誰もが、夢想したことのあることのひとつを描いていいのかもしれません。転校する願望、転職する願望、離婚する願望、生まれ変わる願望、これが現実のものとのなった時、それが幸せなのか、不幸なのか、判明するわけですが、このことを、現実のものとなる前に、存分に、思い描かせてくれる傑作だと思います。 | ||||
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