容疑者Xの献身

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容疑者Xの献身の評価:

4.20/5点 レビュー 902件。 S ランク

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平均点4.20pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1,304件 1,181〜1,200 60/66ページ
No.124
(2pt)

本格度20% お涙頂戴

『容疑者Xの献身』このタイトルだけで、ストーリーの全貌が・・・。
過去のレビューを見て分析してみると、本格的なミステリーを期待して、大どんでん返しにワクワクしていた人ほど、評価が低いようだ。
確かにアリバイのトリックは見事だが、途中からばれてしまう。
また、物語の出だしは、あれよあれよとスピーディだが、中盤だれてしまった。
本来、この部分が文学チックな要素で、ラストを盛り上げるためには必要不可欠なのだろうが、私のような偏屈なミステリーファンにとっては、非常にかったるい。
物理学者湯川のキャラクターも、アクが強そうでいながら、健全な常識人だった。
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4163238603
No.123
(4pt)

結末にやられました。

やさしさ(本当は違うけど)を、やさしさって周りに気づかせなければ、行った本人以外無かったものになるんですね。それがせつなかったです。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.122
(4pt)

読みやすい

 白夜行や秘密にくらべるとインパクトは弱いが、ガリレオシリーズの中では段違いに面白い。他のガリレオものが、トリックを説明されてもいまいちピンとこないものばかりだったのに比べると、これは読みながら仕掛けが少しずつわかってきて面白かった。東野圭吾は登場人物の心情描写が天才的に上手く、一人一人の登場人物が丁寧に生き生きと描かれている。 
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4163238603
No.121
(4pt)

評論などを読んだ後だったけど面白かった

一部本格シーンに物議をかもした作品。
 読んだ感想は面白かったです。よく手の込んだ作品で、これは下手に批評なんか読まなきゃ良かったなと思いました。それでも読ませてくれるし、下手に内容を知っているからこそ、作者の手の入れ方も分かって違う意味で楽しめました。また今作で直木賞を受賞されましたが、他の方も言っているように、東野さんの作品にはまだまだ面白い作品が一杯ありますよ!! 
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.120
(4pt)

孤高の天才同士の対決

天才物理学者湯川シリーズにあたる作品で、湯川と刑事の草薙の完成された人物像が作品の土台を支えている。
さらに湯川のライバルとして登場する天才数学者の石神の存在感は大きく、湯川との駆け引きがおもしろい心理戦として描かれている。
社会性を欠いてまで学問に対し崇高な愛情を注いでいた男の孤独と煩悶、そして献身的な情愛。そうしたいっさいが淀みなく活写されており、それがこのような心理描写の卓越した傑作を生み出したのだと思う。
物語の終盤、怒濤のごとく解明される事件の真相は、読み終わったあとで読者にやるせない感慨を残すだろう。
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4163238603
No.119
(4pt)

純愛は数式化できるか

 恋愛とは儚いものかもしれない。しかし、それこそが生きている証だともいえるのだろう。そういう感覚が無ければ、この話は成り立ちはしない。このトリックを人間性から考えると、やはり純愛から考えなくてはならない。僕はやはり問題を解くより、問題を作る人間に敬意を表したい。そもそもミステリーが無ければ、これほど感情的に楽しむことはできなかった。必ずしも読後感の良い話ではないかもしれないけれど、見事にしてやられたものである。
それにしても残酷な話を作るものだ。人間の想像力は恐ろしいと思う。翻弄されたのは架空の人物かもしれないが。彼らは著者の想像力から逃れられない。これほどの思いをさせられるために生み出されたことを考えると、同情を禁じえない。そして、僕はただ泣くより仕方が無いのであった。
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4163238603
No.118
(5pt)

愛を貫くためにアリバイ作りに驚くべき献身

 直木賞の受賞対象作品に推理小説はあまり含まれないらしいので、同賞受賞作品を久しぶりに読んでみた。
 文学には軽薄な知識しか持ち合わせてないが、作者の東野圭吾の文体とアリバイ崩しは、どことなく松本清張に似ている気がしてならない。小生の頼りない直感であるが。それに文章は流麗(りゅうれい)で、物語構成の骨格もしっかりしている。
 天才数学者でありながら一介の高校教師に甘んじている主人公の石神は、隣に住む女を密かに愛していた。
 彼は女とその娘が元主人殺しを察知し、その遺体処理に自ら積極的に加担する。その後も親子のアリバイ作りに献身的に尽くし、女を必死で守るために完全犯罪を目論む。
 アリバイ崩しは単純で、さほど難しくはないように見えるが、犯行を隠蔽(いんぺい)するために主人公は、死体処理に絡めて別の殺人を犯していたことには驚愕(きょうがく)する。そのトリックは、いつどこでなされたのか、、、、。結末は主人公の単なるはかない愛だったのか、、、。
 著者は理系の出身なので、物語展開の随所に数学理論が出てきて読者には理屈っぽく感じる向きもあろう。
 どこの本屋を垣間見ても著者の諸作品が単行本であれ、文庫本であれ、書棚はいうに及ばず,客の目につきやすい所に平積みされているのは壮観ですらある。著者の力量には感服する。読みやすいので週末の読書におすすめしたい一冊だ。
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4163238603
No.117
(5pt)

大胆かつシンプルな愛

普段は文庫にならないと読まないのですが、直木賞受賞作ということもあり購入して読みました。私は大学で数学を学んでいるので、親しみやすく一気に読めました。数学というのはエレガントで誰が見ても分かるような答えを良しとする。その単純さ故に答えに辿り着くことが途轍もなく難解になり得る学問だと思います。そんな数学者が愛する者を守るために導き出した解法は...
また、二人の天才が描き出す緻密な理論対決も見ものですよ。
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4163238603
No.116
(5pt)

偽善抜きの真の「献身」

普段ほとんど本を読まなく漫画くらいしか読まない私ですが、暇を利用して直木賞受賞だからまあつまんなくはないだろうという程度の期待で読んだのですが、ここまでのめり込んで読めるとは思わなかった。普段本を手に取らない方にぜひ読んでほしい。この物語はいわゆる頻出の、
ただの謎解きの推理が真にメインの話ではなく、ただの恋愛の話ではなく、読んでいて哲学してしまう作品であった。変に聞こえると思うがぜひ期待しないで読んでほしい。ラストに感動するからだ
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4163238603
No.115
(4pt)

さらっと

展開が面白くて、あっという間に一気に読んでしまった。
きっと最後は悲しい結末なんだろうな・・・と分かりつつも、主人公と
その愛する女性&娘を「捕まらないで!」と応援しながらハラハラした。
でも、他の皆さんも指摘しているように、主人公の深い献身的な愛、と
いうのは、全く感じられなかった。確かに、本のタイトルにも「献身」
とあるのだが、「献身」による事件というより、単に主人公が変質者に
近い変わり者で事件を引き起こした、という印象。
最後の数ページを読んで初めて「え?この主人公ってそんなにこの女性を
愛しているっていう設定だったの?」とビックリし、思わず本のタイトル
を再確認してしまった。
同じような設定でも、『オペラ座の怪人』などは、主人公の悲しみや愛が
伝わってくるのだけど。
純愛小説ではなく、単純にミステリー小説として読む分には凄く面白い。
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4163238603
No.114
(5pt)

久しぶりの傑作

良いミステリーというのを最近読んでない気がしていた。東野圭吾の本は結構好きだし、このミスなども受賞しているので、間違いないかなと思い読んでみた。
期待以上。本当に凄いと思った。あまりトリックとかを明かすわけにはいかないけれど、読んだ後、全てを知って納得。始めは、設定的に、話が広がりを持たないのではないかと思ったけれど、話の展開の仕方や、お馴染みの物理学者などのおかげか、傑作と呼べるものに仕上がっていると思う。
それにラストはかなり感涙ものだ。思わず私も泣いてしまった。
本当に、この作品は素直にお勧めしたい。読んで損はしないと思う。
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4163238603
No.113
(4pt)

数学者と物理学者である意味は?

天才数学者であるが高校教師に甘んじている石神が
心底愛している母親とその娘が犯した殺人を
ちょっと意外なトリックでかくまってあげるというもの。
天才数学者と物理学者の戦いみたいに書いてあったので、
もうちょっと理系っぽいお話を期待していたのですが、
そんな箇所はほとんどなかった。
理論的で完璧な証明であるという以外は。
そんなに華々しい感じのお話ではないが、
最後の靖子の涙は悲しすぎて美しかったと思います。
純愛といえるかどうかは・・・人それぞれかな。
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4163238603
No.112
(2pt)

期待せずに読めば・・

数学者だから感情をあまり出さないように設定したのでしょうか?そこまでして庇う必要性を感じさせるほどの石神の愛を感じる事ができませんでした。東野圭吾さんの作品は大好きですが、「白夜行」の読後のような、心を揺さぶられるような感じにはなれませんでした。小説ジャンルは違いますが、同じ数学者を題材にした「博士の愛した数式」の博士の方が素直に感情移入できて読後の感動が大きかった気がします。「直木賞受賞作品」ですが、あまり期待せずに読むのがいいのかもしれません。最終、好みの問題になるのかもしれませんが…。
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4163238603
No.111
(4pt)

味のあるキャラ

頭脳明晰でオタクで、太っていて、禿げていて…
変わり者の主人公が、一人の女性を思う気持ちは、常人には理解できない結果を生みます。
また、彼は盲目的な性格が産む行動を、純愛と勘違いします。
打出した方程式は、そこに人の感情が入り込み、計算どおりに運ばず、
そこが面白い部分であったと思うのですが、結果的に計算ミスを犯してしまいます。
しかし、そこまでするほどの「動機」が薄いと感じるのは、愛する女性を守ろうとする石神の行動の「数学者的本能」
を自分が理解できないためでしょうか。
主人公に共感できるところはありませんが、
逆にそこが、やや違和感のある設定に現実味を出し、
キャラクターを引き立たせているのかもしれないと思います。
数学者の頭脳で打ち出したトリックは、単純だけどスッキリした面白さがありました。
最後まで一気に読める軽さなので、読んでみて損はないと思います!
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.110
(5pt)

騙された!

この本を勧めてくれた人から
「ラストは絶対予想できないよ!」と聞いていたので
絶対に騙されないぞ、と意気込んで読んだのですが
…駄目でした。
全く予想もしてなかったラストでした。
どんでん返しのどんでん返し。
裏のまた裏、そんな感じです。
推理が好きな人にはちょっと…という感じですが
あたしはミステリーものを久々に一気読みしました。
それくらい面白かったです。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.109
(4pt)

おもしろかったが、感情移入はできず

直木賞受賞が決まる前に読んだ。
一気読みできて、おもしろかった。
ただ、東野作品の中で好きな部類に入らないと思う。
読んだあとの切なさみたいなものがなかった。
理由は石神が母子を守ろうとする動機のところが
あっさりしすぎで、感情移入できなかったからだと思う。
「献身」ということは、「献身」をするだけの
動機が必要だと思うが・・・。
どうでもいいが、直木賞は今回のような推理ものではなく、
「白夜行」とか「秘密」の方があってると思う。
まぁ、内容はおもしろかったので★4つ。
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4163238603
No.108
(2pt)

いわゆる「本好き」には薦めるが、

今年度のミステリー代表作であり、本格物で人間も描けていると評判の作品だが、私には、合わなかった。ミステリーとしては、途中で全体像が判ってしまった。もともと東野氏の作品は、本格系フアンの評価はそれほど高くはないが、この作品も「本格度」は低い。
直木賞受賞作品を読んでみようとか、ミステリは宮部みゆきや恩田陸に興味があるとか、いわゆる「本好き」の方にはお薦めするが、いわゆる「本格好き」にはお薦め出来ない作品である。
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4163238603
No.107
(3pt)

純愛では量れない

はたして石神の創り上げた過程と結果は、純愛と言う名で片付けて良いものなのだろうか。
どんどんと読み進めるという感覚よりも、ゆらゆらと漂うように読んでいた記憶である。
しかし石神のキャラクターは魅力的で、だからこそ終焉に向けて、言いようのない不安に襲われる。ゆらゆらと漂っていたのに、気が付けばその流れは速くなり、手足をばたつかせ、流れに逆らいたくなったが、それも無意味であった。そして行き着いた先で見た、結末。
どう感じて本を閉じるかは、受け手に委ねられているのだろう。
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4163238603
No.106
(5pt)

あまりに大きな愛情

数学さえあれば他には何もいらない・・・そんな天才数学者である石神が、自分の愛した女を守るために完全犯罪を目論む。そしてその謎を友人である天才物理学者、湯川学が紐解く。この2人の天才の対決。果たして勝つのはどちらか・・・。
まず個人的にミステリの中で「天才」の犯罪者が大好きだ。特にこの作品の石神のようにすべてのパターンを想定しながら理論的に物事を構築していくタイプの犯罪者にシビれます。
石神が「愛する女性を守るために」周囲を欺いたトリックが素晴らしかった。そして同時に彼の一途で、そして真っ直ぐな気持ちに心打たれた。彼の持つ「愛情」の形は決して正しいものではないだろうが、それを歪んだものだと言うことも僕にはできない。後半は読みながら石神に対してかなり感情移入してしまった。
最後に石神のとったのは彼にとっても苦肉の策だったのだろうけれど、この犯罪が彼にとって「幸福」だったのか「不幸」だったのか。それは読んだ人がそれぞれで決めて下さい。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.105
(5pt)

容疑者Xの献身

一気に読みました。350ページあるのですが、
とても短く感じ、「もっと読んでいたい」と思いました。
全く予期していなかったトリックに驚くのと同時に、
天才的な数学者の想いに切なくなります。
読後に「献身」の意味を調べてみて、
ますます切なくなってしまいました。
帯にあるように、紛れもなく「純愛」だと思う。
発現の仕方は特殊かもしれないけど、
こんな風に人を愛し愛されることが羨ましくもあり、
自分には…と自問してしまいました。
胸に残るラストでした。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603