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フェニモア先生、墓を掘る
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フェニモア先生、墓を掘るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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探偵らしくない感じが、面白かった。ホレイショを気に入って雇っちゃうとこも、気に入ってます。 ホレイショ?がどんな人物かは読んでみてください。 | ||||
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先に読んだローレン・D・エスルマン著『ブリリアント・アイ』が、あまり読みやすいミステリでなかったので在庫を調べ読みやすそうな本書ロビン・ハサウェイ著『フェニモア先生、墓を掘る』を読むことにした。 読み始めたところアメリカ先住民ナラビ族の若い女性の死体をフィラデルフィアの街の中の空き地でフェニモア先生が見つけてしまったページまで読み終えたところで微かに記憶が蘇ってきた。 が、本書奥付を見ると2001年刊行とされているから評者が本書を読んだのが15年前になるからデティールなど忘れ去っていたから初めて読むように楽しみながら読むことができた。 本書は、このシリーズ第三作であるが、翻訳者あとがきによると1998年度マリス・ドメスティック・コンテストの最優秀作品となっているだけあってなかなかの作品であった。 猫の亡骸を埋めたいというヒスパニック系の少年ホレイショと知り合い、フェニモア先生が、この少年の名前の由来を聞き、その名前を気に入るところなど心憎い。 もちろんトラファルガー海戦でフランス・スペイン連合艦隊を破ったかの有名なホレイショ・ネルソン提督からの由来なのである。 このホレイショ少年と病院研究所に忍び込むところなど本作の山場であろう。 ミステリフアンなら真犯人が誰かすぐ突き止めることができてしまう作品だから、フーダニットものとして評価すればいまいちなのかもしれないが、「医学専門知識と複雑なプロットがたくみに料理された、肩のこらない魅力ある読み物。」と、カーカス・レビューで評価を得たと訳者あとがきで知ったのであるが、評者も同じ気持ちでこの本を楽しく読み終えたのです。 | ||||
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ネイティヴ・アメリカンに対する偏見や差別、また彼らの風習の話などは興味深いが、 ストーリーはやや地味で一部のシーンを除き盛り上がりに欠ける フェニモア先生とホレイショのやりとりは面白かった ホレイショはレギュラーキャラになったりするのだろうか。気になる所だ それなりには楽しめる作品 | ||||
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中年の見てくれは格好よくない心優しい町医者が主人公のミステリです。 フェニモア先生と、ホレイショ少年の心温まる交流が魅力的でした。 ラナピ族とアメリカの土地にまつわる関係性がおもしろかったです。 | ||||
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主人公のフェニモア先生がよれよれホームズ、助手の少年が生意気で現代っ子でクールなワトソン君、といった感じ。、その他の登場人物たち全員も一癖も二癖もある魅力的な人物ばっかりで、(猫さえ!)勝手気ままに、いきいきと動いていて、すみずみまで楽しく読めます。 しかも謎解きも面白い。 謎が解けていくにつれ、殺された女性が身近に感じられてくるのも何とも切なくて…。だんだん彼女を好きになっていくのに、彼女はもう死んでいる。この切なさ! それでも全体は暗くならずに、ユーモアと爽やかさを感じさせるのが、この本のすごくてすばらしい所だと思うのです。 舞台になっているフィラデルフィアという街も人物同様とても魅力的に描かれていて、なにより作者がこの街を愛しているのが感じられます。生きていて、リアルで、それでいて殺伐としていない、生活感のきちんとある街。どこかで殺人がおきていそうな、でも同じ時間にオーブンのケーキも焼き上がってそうな。どっちか片方に振られるのではなく、一緒にそれらがある街の感じがすごく素敵です。 さらにこの本にはネイティブアメリカンのラナピ族の人も登場します。そして彼らが現在アメリカで置かれている複雑な状況についても描かれています。今、日本でネイティブアメリカンのイメージって、変に表面を美化されてる気がしますが、この本のラナピ族たちは変に美化されていなくて、そこも面白いです。彼らの文化や生活のあり方、その生活ゆえの実社会との食い違い、生きにくさ…。そして彼らの文化の美しさも本当にきれいに描かれています。(私はその美しさにすごく感動しました) 変なところも駄目なところもすばらしいところも書ききって、単純に謎解き部分も面白い。しかもほのぼのしてて読後感は非常にさわやか。愛すべき作品だと思います。 | ||||
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