■スポンサードリンク
かぼちゃの馬車
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
かぼちゃの馬車の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中学生時代の多感な時期に文庫版で読んでいました。 ふとkindleで見かけ、懐かしい気持ちで思わず購入。 星氏が無限の想像力で作り上げた作品の中には現代を予言していたかのような世界がいくつも現れるが、今読み返しても『こんな組織あるかも』、『こんなビジネスもありえるかも』、『こんな裏話があったかも』と何か説得力をもつ『存在しなかった世界』も創造されています。 星氏のパラレルワールドで無限に広がった世界を読むことで、今この世界も偶然こうなっただけかもと想像する新たな楽しさを味わうこともできると思います。 色々なことがおこるこのご時世にもお勧めの良書です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
星新一の寓話ワールドに欠かせないアイテムに、ブラックユーモアがある。これが決まり出すと、ショート・ショートにスパイスが効いて、俄然面白くなる。【虚像の姫】をはじめ、ブラックユーモア満載の一冊である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いつものごとく、よい 考えさせられるものが多いし 全く古くならない | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
星新一のショートショートをまとめた作品。 全部で28作収録されている。 正直、この作品集は評価が難しい。 作品ごとの面白さにムラがあり、面白さがそれぞれ違う。 ただ全体を通して読むと、やはり面白さが勝っていたので星5つ。 個人的には「悪魔の椅子」という作品が、結末にぞっとして面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本の名前にもなっている「かぼちゃの馬車」のお話が読みたくて購入しました。最高に面白く、それだけでも満足しましたが、他のお話も実に面白いです。登場人物に名前が付いていないせいか、何度読み返しても、毎回新鮮な感覚で楽しめるのが星新一ショートショートの特徴ですね。ずっと持っておきたい一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私も星新一の本はずいぶん読んで書棚にもありますが、 持ち歩いて読むには、装丁が厚くかさばるので 文庫本で買い直しています。読み返しても新鮮ですね。 中学の英語の教科書にも教材として星新一の作品が 英訳されて出てきます。息子が読むきっかけ担ったようです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おすすめの作品ばかりが入っている1冊。カットの真鍋博も、そのショートショートの重要な部分だけを凝縮して描いている。 特におすすめなのは、 「秘密結社」エヌ氏の友人が入っている秘密結社。その目的は? 「なるほど」少年1人が留守番をしている1軒の家。それを襲撃したのは、宇宙人だった・・・。 「厳粛な儀式」ある男が死んだ。その男がひそかに完成させていた物は、死んでもしばらくして生き返るという薬だった・・・。 「外見」交通事故にあったある大会社の社長。全身をサイボーグに取り替えたはいいが・・・。 「七人の犯罪者」麻薬を運んだという罪で、逮捕されたエヌ氏。しかし、2年の内に犯罪者を7人捕まえると、釈放されるという。 「高度な文明」とんでもない科学力を持った宇宙人がやってきた。だが、乗ってきた円盤が壊れると・・・。 「疑念」バーで1人で飲んでいる男。ひと言で言えば、かっこいいほうだ。その男の悩みとは? 「常識」1人の青年のドッペルゲンガーが出現した。続いて2号、3号と増えてゆき・・・。 「ナンバー・クラブ」他人と会話が出来るナンバー・クラブ。エヌ氏はナンバー・クラブからの帰りに学生時代の友人と会うのだが・・・。 などなど。ショートショート好きな人は、ぜひ読んでみるべきだと思う。 全28編の傑作ショートショート集。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「外見と心」の関係を見事に描いた表題作が印象的ですが それ以外にも皮肉のメッセージを込めた傑作がそろっております。 特に印象深いのは 「なるほど」 ラストの台詞は「見事!」としか言いようがありません。 「大洪水」 発想の転換によって、人間のエゴイズムを表した傑作! 「大転換」 残酷な状況をコメディタッチで表現した傑作!!! 「現在」 短い文章のなかに、人間の宿命が凝縮されております。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
収録作品 秘密結社 なるほど 虚像の姫 ご要望 厳粛な儀式 外見 樹 七人の犯罪者 大洪水 高度な文明 確認 疑念 常識 ナンバー・クラブ 若返り 大転換 新しい遊び 子供の部屋 処刑場 超能力 現在 質問と指示 悪魔の椅子 治療後の経過 交代制 事実 かぼちゃの馬車 墓標 いつものように一定の高さのレベルで読む人を愉しませて唸らせる作品集。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
長編以外ははずれがないな。どの本もさらって読めてしまう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
28編からなるショート集。60-70年代の星氏は、社会風刺に富んでいる名短編を多々産み出していて、何よりも驚かされるのがその発想と風刺の普遍性である。30年前に彼が想定した未来や社会が、今の私たちの思考とあまり変わってない、という、人間のある意味進化してない不気味な感じがあり、色々考えます。「交代制」、映画のネタにもなりそうなその発想、書き方。「ナンバー・クラブ」に表される、人がいかに文明を探究し高めても、個々の趣味や興味のある事にしか関わりたくないという狭小さは、そのままという皮肉。「質問と指示」、「かぼちゃの馬車」における、すべては自分次第なのに、他力に頼ろうとして夢を見失う人間の儚さ。もしくは、「事実」においての、現実主義であったばかりに‘!夢のようなスクープ’を失ってしまう新聞記者たち。「大転換」 ミサイルが誤って発射され、2時間以内に国を失う運命に陥った国民がなったものとは・・・、という、今でも私たちの想像に難くないシチュエーション。 他、軽く笑ってとばせるような物からトリック物まで。基本的に星氏の60-70年代物は、一読の価値ありです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!