■スポンサードリンク
小さな娘がいた
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
小さな娘がいたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
マシュー・ホープ弁護士シリーズ11作目です。冒頭はこうです。「第一の弾丸はマシュー・ホープの左肩を貫いた。第二の弾丸は胸を貫いた。(略) そして、何もかも真っ黒になった。」現場は一般人がめったに足を踏み入れない危険な場所です。何故彼はそんな場所に行ったのか? 狙撃したのは何者か? 私立探偵のウォレンや彼の助手トゥーツ、刑事でホープの友人モリス・ブルームたちはホープの事件前の足取りを追って行きます。やがて彼らは、ホープがサーカスの興行主の依頼で土地買収の交渉にあたっており、その権利をめぐるトラブルに巻き込まれていたこと、数年前に自殺したとされるサーカスの女性スターだったウィラ・トーランスの件を調べていたことを知ります。意識の戻らぬホープに一人娘ジョアンナが語りかけ続ける場面は涙を誘います。結局、本書ではホープの意識は戻らぬまま。探偵役の主人公が全編「半昏睡」状態であり続けるという大胆な設定で進行するサスペンス小説、秀作です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!