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シカゴ探偵物語
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シカゴ探偵物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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1933年、シカゴ。アル・カポネやエリオット・ネスが有名だった禁酒法の時代。そのシカゴで万国博覧会が催された。ネイト・へラーは市警察を辞職して私立探偵となる。彼が市警察を辞めた理由は、警察官によるギャングのボス襲撃作戦に訳も知らずに巻き込まれたからだった。警官がわざとギャングのボスを暗殺しようとしたその事件に、自分から加担したものではない事を表明する為にも辞職しなければならなかったへラー。襲撃を受けたギャングのボスであるフランク・ニッティはなんとか一命を取りとめた。この襲撃事件を命令したのはシカゴの悪徳市長サーマックであった。 探偵になったへラーは獄中にいるアル・カポネに呼び出され依頼を受ける。フランク・ニッティが復讐の為にサーマックを暗殺しようとしているので、それを阻止してほしいという奇妙な依頼だった。またヘラーは女優志望のある美しい女性から、失踪した弟を捜してほしいとの依頼を受けた。恋人と別れた直後だったヘラーはたちまちその女性と恋に落ちる。 ギャングが横行する危険な街シカゴ。ネイト・ヘラーは様々な人間模様の中で、己の信念を貫き通していく。 600ページを越す大長編ハードボイルド。しかし、長さなど全く気にせず面白く読むことができた。この作品は、<ネイト・ヘラーの回想録>としてシリーズが4作品程出来ているそうだ。カポネなどの有名な実在人物が多数登場し、当事の写真も織り込んである。異色だけれど内容は本格的ハードボイルド。読み応え十分。満足。 | ||||
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