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シカゴ探偵物語
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シカゴ探偵物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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原著1983年刊、原題 True Detective。 文庫600ページを超える分厚さ、カポネ、ルーズベルトからエリオット・ネス、そして若きロナルド・レーガンまで登場する華やかさ、アメリカではそこそこ著名な作家の日本初登場とあって、期待して買い込んだ本です。 往時のシカゴ(もちろん知りはしませんが)の匂いプンプンの酒場シーンで幕を開け、第2章で主人公ネイト・ヘラーの現在までを紹介し、次第にヤバい依頼の話へと入っていきます。文章は凝り過ぎず、会話もテンポよく、プロットもそこそこ練ってありますね。なかなか優秀です。 しかしながら、誰にもお薦め、といかないわけは、作法がうまい分”悪達者”な感じが拭えないところでしょうか。かつてエド・マクベインが同じように評価されていましたっけ。もしかすると、私自身がフレンチ・ハードボイルドの不器用さに慣れてしまっているためかもしれませんが。 そういうわけで、理屈的には最低でも★★★★になるべきところ、小さなひっかかりがもとで★★★。コリンズさん、悪く思うなよ( `ー')ノ。 | ||||
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