ちょいな人々

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評判

ちょいな人々の評価:

3.86/5点 レビュー 28件。 B ランク

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平均点3.86pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全54件 21〜40 2/3ページ
No.34
(4pt)

登場人物は全員憎めないなあという印象

7編の短編小説で、登場人物は全員憎めないなあという印象でした。真骨頂のユーモア小説集という印象ですね。いじめ電話相談室がいちばん好きな話ですね。

○各短編の紹介
・ちょいな人々:カジュアルフライデーに翻弄される中年の中間管理職の悲喜こもごもの話。おっさんは若い女性にかっこいいといわれるとその気になりますよ。
・ガーデンウォーズ:隣同士に住む、ハーブ作りにはまった主婦と、妻に先立たれた老人。その二人の間でバトルをすることになる。
・占い師の悪運:脱サラして占い師になる話。次第に人気占い師になるのだが、それはいつまで続くのだろうか。
・いじめ電話相談室:単なるお役所仕事の電話相談者である聡子が、相談者の悩みを聞いているうちに放っておけなくなり、いじめ問題を様々な手段で解決しだす話。また、解決していくにつれて、聡子はその職場でいじめに会うのである。この話がいちばんスカッとして好きな話である。
・犬猫語完全翻訳機:犬や猫が翻訳機を通して言葉をしゃべるという機械「ワンニャンボイス」を使ってみた話。犬や猫が本音でしゃべるとなると耳が痛い話になるんじゃないかな。飼い主の思い上がりだと気づくであろう。
・正直メール:音声認識型に加えて、感情読み取り補正機能をつけた携帯電話「フィンガレスホン」を使ってみた話。他人の本音なんか知りたくないですよね。
・くたばれ、タイガース:結婚前のカップルの、彼氏が熱狂的な阪神ファン、彼女の父親は巨人ファン。彼氏が彼女の家を訪問することになり、結局テレビによる野球観戦をすることになる。ありがちな話ではある。
ちょいな人々 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ちょいな人々 (文春文庫)より
416780901X
No.33
(4pt)

ほんわか

ちょっとずれていて、でも憎めない人々のお話。
萩原さんの作品は暖かい視点で人を描いていてほっとします。
ちょいな人々 Amazon書評・レビュー: ちょいな人々より
4163275509
No.32
(4pt)

ほんわか

ちょっとずれていて、でも憎めない人々のお話。
萩原さんの作品は暖かい視点で人を描いていてほっとします。
ちょいな人々 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ちょいな人々 (文春文庫)より
B009DEDTFW
No.31
(4pt)

ほんわか

ちょっとずれていて、でも憎めない人々のお話。
萩原さんの作品は暖かい視点で人を描いていてほっとします。
ちょいな人々 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ちょいな人々 (文春文庫)より
416780901X
No.30
(4pt)

ほんわか

どっかで読んだことのあるような・・というような短編集。
でも、好きです。楽しめました。安心して読める一冊。

ただ、女子高生のメールのやり取り。
いわゆる"ギャル文字"の表現や若者らしい言葉遣いを
表現したかったのだと思いますが…実際はちょっと違う気が(笑)

また、ペットと会話出来る玩具と人間の「喋り」だけで操作する携帯電話の
2つのストーリーは無理矢理ウケ狙いをしている感じで逆に冷めてしまいました。
ちょっと度がいきすぎたかな、と思います。

でも、荻原浩さんの本を初めて読み、もっと読みたいという気持ちになりました。
ちょいな人々 Amazon書評・レビュー: ちょいな人々より
4163275509
No.29
(4pt)

ほんわか

どっかで読んだことのあるような・・というような短編集。
でも、好きです。楽しめました。安心して読める一冊。

ただ、女子高生のメールのやり取り。
いわゆる"ギャル文字"の表現や若者らしい言葉遣いを
表現したかったのだと思いますが…実際はちょっと違う気が(笑)

また、ペットと会話出来る玩具と人間の「喋り」だけで操作する携帯電話の
2つのストーリーは無理矢理ウケ狙いをしている感じで逆に冷めてしまいました。
ちょっと度がいきすぎたかな、と思います。

でも、荻原浩さんの本を初めて読み、もっと読みたいという気持ちになりました。
ちょいな人々 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ちょいな人々 (文春文庫)より
B009DEDTFW
No.28
(4pt)

ほんわか

どっかで読んだことのあるような・・というような短編集。
でも、好きです。楽しめました。安心して読める一冊。

ただ、女子高生のメールのやり取り。
いわゆる"ギャル文字"の表現や若者らしい言葉遣いを
表現したかったのだと思いますが…実際はちょっと違う気が(笑)

また、ペットと会話出来る玩具と人間の「喋り」だけで操作する携帯電話の
2つのストーリーは無理矢理ウケ狙いをしている感じで逆に冷めてしまいました。
ちょっと度がいきすぎたかな、と思います。

でも、荻原浩さんの本を初めて読み、もっと読みたいという気持ちになりました。
ちょいな人々 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ちょいな人々 (文春文庫)より
416780901X
No.27
(4pt)

肩ひじ張らずに読めて、ちょっと泣ける!

荻原浩と言う作家は、作品毎の出来不出来にかなり差があると個人的には
思っており(例えば「噂」は個人的には認められない)、そういう意味では
読んでみないと分からない作家なのですが、本作のような、軽めのちょっと
風刺の利いた作品を作らせると、本当にピカイチだな〜と感心させられる。

本作で個人的に好きだったのは「いじめ相談室」と「くたばれタイガース」
特にくたばれタイガースは婚約者の彼と父親の距離感が絶妙で、読んでいて
とても面白かったです。

みんな頑張って生きてるんだな・・・と言う気にさせてくれる、秀作です!
ちょいな人々 Amazon書評・レビュー: ちょいな人々より
4163275509
No.26
(4pt)

肩ひじ張らずに読めて、ちょっと泣ける!

荻原浩と言う作家は、作品毎の出来不出来にかなり差があると個人的には
思っており(例えば「噂」は個人的には認められない)、そういう意味では
読んでみないと分からない作家なのですが、本作のような、軽めのちょっと
風刺の利いた作品を作らせると、本当にピカイチだな〜と感心させられる。

本作で個人的に好きだったのは「いじめ相談室」と「くたばれタイガース」
特にくたばれタイガースは婚約者の彼と父親の距離感が絶妙で、読んでいて
とても面白かったです。

みんな頑張って生きてるんだな・・・と言う気にさせてくれる、秀作です!
ちょいな人々 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ちょいな人々 (文春文庫)より
B009DEDTFW
No.25
(4pt)

肩ひじ張らずに読めて、ちょっと泣ける!

荻原浩と言う作家は、作品毎の出来不出来にかなり差があると個人的には
思っており(例えば「噂」は個人的には認められない)、そういう意味では
読んでみないと分からない作家なのですが、本作のような、軽めのちょっと
風刺の利いた作品を作らせると、本当にピカイチだな〜と感心させられる。

本作で個人的に好きだったのは「いじめ相談室」と「くたばれタイガース」
特にくたばれタイガースは婚約者の彼と父親の距離感が絶妙で、読んでいて
とても面白かったです。

みんな頑張って生きてるんだな・・・と言う気にさせてくれる、秀作です!
ちょいな人々 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ちょいな人々 (文春文庫)より
416780901X
No.24
(5pt)

面白い!

この作者の本来の持っているユーモアがあふれる1冊
『犬猫語完全翻訳機』『正直メール』はとにかく面白かった
あーこんな話にもっていくんだと半ば感心
電車の中でおもわずニンマリって顔になってしまう本です
7編集でしたがすべて納得のおもしろさでした
ちょいな人々 Amazon書評・レビュー: ちょいな人々より
4163275509
No.23
(5pt)

面白い!

この作者の本来の持っているユーモアがあふれる1冊
『犬猫語完全翻訳機』『正直メール』はとにかく面白かった
あーこんな話にもっていくんだと半ば感心
電車の中でおもわずニンマリって顔になってしまう本です
7編集でしたがすべて納得のおもしろさでした
ちょいな人々 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ちょいな人々 (文春文庫)より
B009DEDTFW
No.22
(5pt)

面白い!

この作者の本来の持っているユーモアがあふれる1冊
『犬猫語完全翻訳機』『正直メール』はとにかく面白かった
あーこんな話にもっていくんだと半ば感心
電車の中でおもわずニンマリって顔になってしまう本です
7編集でしたがすべて納得のおもしろさでした
ちょいな人々 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ちょいな人々 (文春文庫)より
416780901X
No.21
(5pt)

萩原流ユーモアワールド全開の短編集

本書は、’06年5月号から’07年12月号までの『オール讀物』に不定期で掲載された7つの短編からなっており、はじめから一冊の本になることを前提に書かれた短編集だそうである。

カジュアル・フライデーにとまどう中年の中間管理職「ちょいな人々」、隣家の庭木を憎むガーデニングにハマる主婦「ガーデンウォーズ」、脱サラした占い師の顛末「占い師の悪運」、いじめ問題に真っ向から立ち向かう主婦相談員「いじめ電話相談室」、ペットの本音を聞いて思わずたじろぐ飼い主たち「犬猫語完全翻訳機」、新型の携帯電話の機能が皮肉な結果をもたらす「正直メール」、熱狂的な阪神ファンの恋人が巨人ファンの父親のところに結婚の許しをもらうために訪れる「くたばれ、タイガース」。ブームに翻弄される、どこにでもいそうな人たちを、ちょっと変に、面白おかしく描いた7つのお話が小気味よくつながり、抱腹絶倒間違いなしである。

また、軽妙な文体で語られながらも、すべてのお話のここかしこにちりばめられた、こまかい正確なそれぞれの分野の専門用語やその内容、薀蓄からメールのギャル言葉にいたるまで、きちんとした取材や下調べをした結果であり、また萩原浩の趣味や得意な分野でもあるのだろう。それらのバックグラウンドがしっかりしている分、物語に一層現実感や臨場感がもたらされ、知らない間に登場する人々に感情移入して笑ってしまうのである。

作品ごとに異なるジャンルを開拓している幅広い“ひきだし”を持った萩原浩だが、本書はデビュー作『オロロ畑でつかまえて』の原点に帰ったような、たっぷり笑える萩原流ユーモアワールド全開の短編集である。
ちょいな人々 Amazon書評・レビュー: ちょいな人々より
4163275509
No.20
(5pt)

萩原流ユーモアワールド全開の短編集

本書は、’06年5月号から’07年12月号までの『オール讀物』に不定期で掲載された7つの短編からなっており、はじめから一冊の本になることを前提に書かれた短編集だそうである。

カジュアル・フライデーにとまどう中年の中間管理職「ちょいな人々」、隣家の庭木を憎むガーデニングにハマる主婦「ガーデンウォーズ」、脱サラした占い師の顛末「占い師の悪運」、いじめ問題に真っ向から立ち向かう主婦相談員「いじめ電話相談室」、ペットの本音を聞いて思わずたじろぐ飼い主たち「犬猫語完全翻訳機」、新型の携帯電話の機能が皮肉な結果をもたらす「正直メール」、熱狂的な阪神ファンの恋人が巨人ファンの父親のところに結婚の許しをもらうために訪れる「くたばれ、タイガース」。ブームに翻弄される、どこにでもいそうな人たちを、ちょっと変に、面白おかしく描いた7つのお話が小気味よくつながり、抱腹絶倒間違いなしである。

また、軽妙な文体で語られながらも、すべてのお話のここかしこにちりばめられた、こまかい正確なそれぞれの分野の専門用語やその内容、薀蓄からメールのギャル言葉にいたるまで、きちんとした取材や下調べをした結果であり、また萩原浩の趣味や得意な分野でもあるのだろう。それらのバックグラウンドがしっかりしている分、物語に一層現実感や臨場感がもたらされ、知らない間に登場する人々に感情移入して笑ってしまうのである。

作品ごとに異なるジャンルを開拓している幅広い“ひきだし”を持った萩原浩だが、本書はデビュー作『オロロ畑でつかまえて』の原点に帰ったような、たっぷり笑える萩原流ユーモアワールド全開の短編集である。
ちょいな人々 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ちょいな人々 (文春文庫)より
B009DEDTFW
No.19
(5pt)

萩原流ユーモアワールド全開の短編集

本書は、’06年5月号から’07年12月号までの『オール讀物』に不定期で掲載された7つの短編からなっており、はじめから一冊の本になることを前提に書かれた短編集だそうである。

カジュアル・フライデーにとまどう中年の中間管理職「ちょいな人々」、隣家の庭木を憎むガーデニングにハマる主婦「ガーデンウォーズ」、脱サラした占い師の顛末「占い師の悪運」、いじめ問題に真っ向から立ち向かう主婦相談員「いじめ電話相談室」、ペットの本音を聞いて思わずたじろぐ飼い主たち「犬猫語完全翻訳機」、新型の携帯電話の機能が皮肉な結果をもたらす「正直メール」、熱狂的な阪神ファンの恋人が巨人ファンの父親のところに結婚の許しをもらうために訪れる「くたばれ、タイガース」。ブームに翻弄される、どこにでもいそうな人たちを、ちょっと変に、面白おかしく描いた7つのお話が小気味よくつながり、抱腹絶倒間違いなしである。

また、軽妙な文体で語られながらも、すべてのお話のここかしこにちりばめられた、こまかい正確なそれぞれの分野の専門用語やその内容、薀蓄からメールのギャル言葉にいたるまで、きちんとした取材や下調べをした結果であり、また萩原浩の趣味や得意な分野でもあるのだろう。それらのバックグラウンドがしっかりしている分、物語に一層現実感や臨場感がもたらされ、知らない間に登場する人々に感情移入して笑ってしまうのである。

作品ごとに異なるジャンルを開拓している幅広い“ひきだし”を持った萩原浩だが、本書はデビュー作『オロロ畑でつかまえて』の原点に帰ったような、たっぷり笑える萩原流ユーモアワールド全開の短編集である。
ちょいな人々 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ちょいな人々 (文春文庫)より
416780901X
No.18
(4pt)

捨てたものではないよ。生きてることは。

年末、時間に追われながらする読書にはもってこいの一冊。
七話の短編が少しの時間で憂さをはらしてくれる。
タイトルにもなっている冒頭の「ちょいな人々」。
この「ちょい」にこめられた悲喜こもごも。
本来の姿を「ちょいとばかり」隠して、自分のイメージを造る気分の高揚感。
あくまでも自分にだけはストライクゾーンは広く取って、造り上げたイメージに浸る。
女子社員のことばを良い方に解釈するも、自由。
第三者的目線でみた、ギャップのおかしみ。

続く話は、年齢も性別も様々な主人公たちのちょっとおかしく、
ちょっと苦い現実を切り取ってゆく。
それでも「いじめ電話相談室」の、徐々に身のうちに力を蓄えていく聡子に元気づけられ、
「くたばれ、タイガース」の父と英司のやりとりにはらはらしつつも
ほろりとさせられた。

ユーモアとちょっとばかりの悲哀。
人と人のこころがかすかでも触れあったときのあたたかさや確かな手応えに
嬉しくなる短編集だ。
ちょいな人々 Amazon書評・レビュー: ちょいな人々より
4163275509
No.17
(4pt)

捨てたものではないよ。生きてることは。

年末、時間に追われながらする読書にはもってこいの一冊。
七話の短編が少しの時間で憂さをはらしてくれる。
タイトルにもなっている冒頭の「ちょいな人々」。
この「ちょい」にこめられた悲喜こもごも。
本来の姿を「ちょいとばかり」隠して、自分のイメージを造る気分の高揚感。
あくまでも自分にだけはストライクゾーンは広く取って、造り上げたイメージに浸る。
女子社員のことばを良い方に解釈するも、自由。
第三者的目線でみた、ギャップのおかしみ。

続く話は、年齢も性別も様々な主人公たちのちょっとおかしく、
ちょっと苦い現実を切り取ってゆく。
それでも「いじめ電話相談室」の、徐々に身のうちに力を蓄えていく聡子に元気づけられ、
「くたばれ、タイガース」の父と英司のやりとりにはらはらしつつも
ほろりとさせられた。

ユーモアとちょっとばかりの悲哀。
人と人のこころがかすかでも触れあったときのあたたかさや確かな手応えに
嬉しくなる短編集だ。
ちょいな人々 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ちょいな人々 (文春文庫)より
B009DEDTFW
No.16
(4pt)

捨てたものではないよ。生きてることは。

年末、時間に追われながらする読書にはもってこいの一冊。
七話の短編が少しの時間で憂さをはらしてくれる。
タイトルにもなっている冒頭の「ちょいな人々」。
この「ちょい」にこめられた悲喜こもごも。
本来の姿を「ちょいとばかり」隠して、自分のイメージを造る気分の高揚感。
あくまでも自分にだけはストライクゾーンは広く取って、造り上げたイメージに浸る。
女子社員のことばを良い方に解釈するも、自由。
第三者的目線でみた、ギャップのおかしみ。

続く話は、年齢も性別も様々な主人公たちのちょっとおかしく、
ちょっと苦い現実を切り取ってゆく。
それでも「いじめ電話相談室」の、徐々に身のうちに力を蓄えていく聡子に元気づけられ、
「くたばれ、タイガース」の父と英司のやりとりにはらはらしつつも
ほろりとさせられた。

ユーモアとちょっとばかりの悲哀。
人と人のこころがかすかでも触れあったときのあたたかさや確かな手応えに
嬉しくなる短編集だ。
ちょいな人々 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ちょいな人々 (文春文庫)より
416780901X
No.15
(5pt)

含むところの多い笑い

七篇の短編集。
著者の作品は、重いテーマを扱ったものもあれば、大変ユーモラスなものもあるが、本書は後者だ。
あまりにユーモアに富み過ぎていて、思わず笑ってしまいそうになる作品群だ。
ただ、著者が、人間を観察する眼は、非常に鋭い。

冒頭に配されている「ちょいな人々」も、含むところがあって、大変面白い。
しかし、後半に配されている作品は、個人的には、より共感出来る面があって、大変面白かった。

「正直メール」は、携帯のメール機能を使う方は、深く共感出来ると思う。
利便性を追求して、音声認識メール機能を持った携帯を使うと、どんな事が起こるか?
携帯は電話であって、メール機ではないという、メッセージが提示されている様な気がする。

巻末の「くたばれ、タイガース」では、結婚前のカップルの、男性が熱狂的な阪神ファン、女性の父親は巨人ファン。
そして、結婚の申し込みに行くのだが、阪神VS巨人という構図になって、最後は、打ち解けて、結婚を許す、
という、少々あきたりなストーリーなのかな?と、読み進む前から想像してしまった。

予想は裏切られた。
結末が示されないまま、途中で幕引きする、小説技巧の上手さが光る。

私は、熱狂的ではないにせよ、阪神ファンだ。
特に「くたばれ、タイガース」の面白さを高く評価し、星5個とした。
ちょいな人々 Amazon書評・レビュー: ちょいな人々より
4163275509