ペンギン・ハイウェイ

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評判

ペンギン・ハイウェイの評価:

4.10/5点 レビュー 225件。 A ランク

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平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全348件 341〜348 18/18ページ
No.8
(5pt)

ハイウェイを走る

読後、タイトルの持つ秀逸さと希望に満ちたせつなさに気付いた。

こどもとおとな。はじまりと果てについて。
知らないことだらけなのは素晴らしい。それらを知っていくことは、また素晴らしい。
たいへんやっかいなことが待っていようとも。
夏が来る前に『ペンギン・ハイウェイ』を読めてよかった。発売の時期もなんだかぴったりだなと思います。
森見さんがこういった新しいテイストの作品を生み出されること、とてもこれから楽しみです。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.7
(4pt)

少年を見守る父の存在が印象的

『野生時代』に2007年から2008年に掛けて掲載されていた作品の単行本化になります.
なお,単行本化に際して加筆が行われており,登場人物や設定などかなり違っています.

物語は何気ない小学生たちの日常,家族や謎のお姉さんたちのやり取りが語られつつも,
次々に起きる不思議なできごとに少しの疑問と不安,そして期待を抱かせられて進みます.
著者の作品に多い京都や大学生は出てこず,ドタバタや独特の言い回しも全くありませんが,
おませで少しずれたところのある少年の物言いなど,やはり節々に『らしさ』は感じられます.

また,研究と称しての町の探検,死や時間の流れに漠然とした恐怖を語り合う様子など,
子供たちの会話や考えていそうな事が丁寧に描かれ,思わず懐かしさを覚えてしまいます.
これ以外にも少年のお父さんがとてもいい存在となっており,少年との信頼関係はもちろん,
彼を見守り,時として投げ掛ける『言葉』はとても素敵で暖かみの感じられるものばかりです.

王道の話運びで謎の真相もハッキリ明かされませんが,それはこの物語においては些細な事.
切なさと寂しさが漂いながらも,ひと夏を経て少しだけ大人へと近づいた少年は凛々しく映り,
小さな恋とともに希望の感じられるエピローグは,爽やかで心地の良い読後感を残してくれます.

後は余談ですがカバー以外にも表紙や目次,奥付にまで居るペンギンがかわいくていいですね.
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.6
(5pt)

登美彦氏の新境地

四畳半神話大系のアニメを観て「ついでに。」と購入した方は若干の肩すかしをくらうかもしれませんが、一つの小説としては面白い作品だと思います。

主人公を見ればそりゃそうだと思いますが従来のような男汁的な感は薄めです。その反面、今回はSF要素が大いに盛り込まれています。現象の解明については幾分か薄い気がしますが、「小学生が主人公ならそんなもんか。」ということで流せました。

森見登美彦氏の新境地ということで、新しく開拓すれば、もちろん「今までのが良かった。」という声もありますが、個人的には満足できたので「成功かな」と思います。

長々と失礼しました。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.5
(5pt)

登美彦氏の新境地

四畳半神話大系のアニメを観て「ついでに。」と購入した方は若干の肩すかしをくらうかもしれませんが、一つの小説としては面白い作品だと思います。

主人公を見ればそりゃそうだと思いますが従来のような男汁的な感は薄めです。その反面、今回はSF要素が大いに盛り込まれています。現象の解明については幾分か薄い気がしますが、「小学生が主人公ならそんなもんか。」ということで流せました。

森見登美彦氏の新境地ということで、新しく開拓すれば、もちろん「今までのが良かった。」という声もありますが、個人的には満足できたので「成功かな」と思います。

長々と失礼しました。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.4
(4pt)

ちょっとおとなしめな感じ

主人公は嫌味でない程度に真面目な小学生だからか、
「あの」森見ワールドは本作品ではちょっとなりを潜めておとなしめなテイストに仕上がっています。

ただ、お姉さんの研究はあります。
ところどころに森見ワールドは感じられるので、お好きな方はどうぞ。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.3
(4pt)

ちょっとおとなしめな感じ

主人公は嫌味でない程度に真面目な小学生だからか、
「あの」森見ワールドは本作品ではちょっとなりを潜めておとなしめなテイストに仕上がっています。

ただ、お姉さんの研究はあります。
ところどころに森見ワールドは感じられるので、お好きな方はどうぞ。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.2
(4pt)

まるで本格SF!

今作では、過去の森見作品(基本的に、自意識の強い非モテの文系大学生が主人公)とは違い、理屈っぽい小学生が主人公になっています。

ストーリーに関しては、主人公の日常にSF/ファンタジィ的な非日常が介入してくる、今までの森見作品特有のパターンではあるのですが、介入してくるSF要素が今までに無く濃いため、まるで本格SFを読んだ様な感覚に陥りました。

個人的には、まるでスタニスワフ・レムのソラリスや、ストルガツキー兄弟のストーカーをジュブナイル向けに翻案した作品を読んでいる様でした。
やわらかい口当たりではありますが、登場人物の子供たちを通して哲学的な問いかけもなされたりと、今までの作品以上の奥深さもあり、森見さんの新境地ではないかと思います。

ラスト間際のSF要素に関する説明が若干弱い様にも感じましたが、それを踏まえても傑作だと断言できる作品でした。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.1
(4pt)

まるで本格SF!

今作では、過去の森見作品(基本的に、自意識の強い非モテの文系大学生が主人公)とは違い、理屈っぽい小学生が主人公になっています。

ストーリーに関しては、主人公の日常にSF/ファンタジィ的な非日常が介入してくる、今までの森見作品特有のパターンではあるのですが、介入してくるSF要素が今までに無く濃いため、まるで本格SFを読んだ様な感覚に陥りました。

個人的には、まるでスタニスワフ・レムのソラリスや、ストルガツキー兄弟のストーカーをジュブナイル向けに翻案した作品を読んでいる様でした。
やわらかい口当たりではありますが、登場人物の子供たちを通して哲学的な問いかけもなされたりと、今までの作品以上の奥深さもあり、森見さんの新境地ではないかと思います。

ラスト間際のSF要素に関する説明が若干弱い様にも感じましたが、それを踏まえても傑作だと断言できる作品でした。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612