ペンギン・ハイウェイ

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ペンギン・ハイウェイの評価:

4.10/5点 レビュー 225件。 A ランク

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平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全348件 281〜300 15/18ページ
No.68
(4pt)

SF、ペンギン、おっぱい

男なら誰でも小さい頃に大人のお姉さんに恋心を抱くもの。周りの同年代の子よりおっぱいは大きいし、いい匂いはするし、背もちょっと高いぐらいだし、そんでもって親しくなっておしゃべりするようになったらもう好きになってしょうがなくなる。そんな経験ありませんか?男性諸君。

主人公は小学4年生。ちょうどそんなことを経験してもおかしくない年頃。でも、勉強熱心で「研究」と言ってはノートに成果を書き込み、話し方もインテリじみている。しかもチェスもうまい。要するにませた子供。こんなことも平気で言ってしまう。

P186 夏休みになって、僕は多忙になった。ふだんからぼくはこの街でもっとも多忙な小学生だったけれども、夏休みになって自分で一日の計画を立てるようになると、ぼくはさらに忙しくなるばかりだった。ぼくはもはや世界で一番忙しい小学生かもしれないのだ。

おっぱいについてまで論理的に考察する少年に読み手側としては何を言っておるんだと感じるが、男としてはそれは大事なことだと妙に納得し、思わずニヤリとしてしまう。おっぱい発言は多数出てくるけれど、それは少年の真面目さの表れでもあるので、許してあげましょう。

そんな少年の周りでは不思議なことが起きる。街中に突如として現れ、そして消えてしまうペンギンの群れ。森を抜けた先にある草原に浮かぶ水でできた球体。各所で目撃される奇妙な生物。少年とその友達は、ゆるやかに流れる日常の自然な情景と子供達の成長を優しく見守る大人達に囲まれながら、真相に迫っていく。

ステレオタイプなSF要素も夏の雰囲気たっぷりの日常にじわーっ染込んでいるので、読むとじっくりその旨みを堪能できるようになっている。ネタバレ防止のために、ここでは本書に登場する「お姉さん」については具体的に触れない。少年が恋心を抱いている相手であるのはすぐにわかるが、父親がその気持ちから少年が大人になっていくことを静かに望んでいる部分も読みどころの1つだろう。

P346「父さん、ぼくはお姉さんが大変好きだったんだね」と僕は言った。
「知っていたとも」と父は言った。

読後は寂しさがこみ上げてくる。しかし、物語を通して大人へ向かって大きく前進した子供達に、心の中で祝福してあげて欲しい。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.67
(4pt)

SF、ペンギン、おっぱい

男なら誰でも小さい頃に大人のお姉さんに恋心を抱くもの。周りの同年代の子よりおっぱいは大きいし、いい匂いはするし、背もちょっと高いぐらいだし、そんでもって親しくなっておしゃべりするようになったらもう好きになってしょうがなくなる。そんな経験ありませんか?男性諸君。

主人公は小学4年生。ちょうどそんなことを経験してもおかしくない年頃。でも、勉強熱心で「研究」と言ってはノートに成果を書き込み、話し方もインテリじみている。しかもチェスもうまい。要するにませた子供。こんなことも平気で言ってしまう。

P186 夏休みになって、僕は多忙になった。ふだんからぼくはこの街でもっとも多忙な小学生だったけれども、夏休みになって自分で一日の計画を立てるようになると、ぼくはさらに忙しくなるばかりだった。ぼくはもはや世界で一番忙しい小学生かもしれないのだ。

おっぱいについてまで論理的に考察する少年に読み手側としては何を言っておるんだと感じるが、男としてはそれは大事なことだと妙に納得し、思わずニヤリとしてしまう。おっぱい発言は多数出てくるけれど、それは少年の真面目さの表れでもあるので、許してあげましょう。

そんな少年の周りでは不思議なことが起きる。街中に突如として現れ、そして消えてしまうペンギンの群れ。森を抜けた先にある草原に浮かぶ水でできた球体。各所で目撃される奇妙な生物。少年とその友達は、ゆるやかに流れる日常の自然な情景と子供達の成長を優しく見守る大人達に囲まれながら、真相に迫っていく。

ステレオタイプなSF要素も夏の雰囲気たっぷりの日常にじわーっ染込んでいるので、読むとじっくりその旨みを堪能できるようになっている。ネタバレ防止のために、ここでは本書に登場する「お姉さん」については具体的に触れない。少年が恋心を抱いている相手であるのはすぐにわかるが、父親がその気持ちから少年が大人になっていくことを静かに望んでいる部分も読みどころの1つだろう。

P346「父さん、ぼくはお姉さんが大変好きだったんだね」と僕は言った。
「知っていたとも」と父は言った。

読後は寂しさがこみ上げてくる。しかし、物語を通して大人へ向かって大きく前進した子供達に、心の中で祝福してあげて欲しい。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.66
(5pt)

ちょっとませた小学4年生の世界観を感じる小説

なぜか新興住宅街にペンギンが発生するという不思議な小説

この作者は、私が不勉強で初めて読むのですが、それなりに
作品を作っていて、この作品2011年本屋大賞3位
31回日本SF大賞受賞作品なのですが、とっても不思議な世界観が
あってSFっぽくないです。

登場人物に(多分この作者の傾向だと思うのですが)特徴があって
まず、いろんなものの研究を行っていて怒りたくなったらおっぱいを考えて
鎮めるという小学4年男子生徒、あおやまくんが主人公です。
これと、このあおやま君の「おっぱい」研究の対象にもなっている
不思議な歯医者さんの「おねえさん」。この二人を軸にして
なんとも不思議な(うまく表現できないのですが、愛があふれているわけでなし
さりとて都会のような冷たい関係の登場人物でなし、田舎風な素朴な人でもなく
特徴がさりげなくある不思議な)登場人物たちが、絡み合いながら
物語をつくっています。
ある日、街中に「ペンギン」が登場することから話ははじまります。
おねえさんが「ペンギン」を登場させてあおやまくんに、謎解きを
するように指示したり、不思議な宙に浮いてある球体「海」の研究を
聡明な女子同級生と行ったり、がき大将すずき君と対抗するまでもなく
たたかったり、最後に「海」「ペンギン」そして「おねえさん」の
謎が解けたのか解けなかったのかわからない不思議な終わり方をしています。
(中途半端ではなく、「わからないこと」として終わったのがわかる終わり方)

初めてこの作者の作品を読むのですが、とても不思議な世界、
不快でもわかりずらいのでもなく、まさに自然に不思議な空間感が
惹きつける作品でした。巻末の作者の経歴を読むと、京都大学
農学研究(修士)というこれまた不思議な経歴を持たれていて
まさに、謎深き作者・作品とはこのことなのかなと思ってしまいました。
内容は小学5年生でも読むことが可能な平易な表現で、かつ
350ページもある長編なのですが、子供も惹きつけられるような
(もちろん私も子供だましという意味でなく楽しく)読みました。

表紙も素敵なこの本、単行本で読んで良かったなと思いました。
とてもおすすめです。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.65
(5pt)

ちょっとませた小学4年生の世界観を感じる小説

なぜか新興住宅街にペンギンが発生するという不思議な小説

この作者は、私が不勉強で初めて読むのですが、それなりに
作品を作っていて、この作品2011年本屋大賞3位
31回日本SF大賞受賞作品なのですが、とっても不思議な世界観が
あってSFっぽくないです。

登場人物に(多分この作者の傾向だと思うのですが)特徴があって
まず、いろんなものの研究を行っていて怒りたくなったらおっぱいを考えて
鎮めるという小学4年男子生徒、あおやまくんが主人公です。
これと、このあおやま君の「おっぱい」研究の対象にもなっている
不思議な歯医者さんの「おねえさん」。この二人を軸にして
なんとも不思議な(うまく表現できないのですが、愛があふれているわけでなし
さりとて都会のような冷たい関係の登場人物でなし、田舎風な素朴な人でもなく
特徴がさりげなくある不思議な)登場人物たちが、絡み合いながら
物語をつくっています。
ある日、街中に「ペンギン」が登場することから話ははじまります。
おねえさんが「ペンギン」を登場させてあおやまくんに、謎解きを
するように指示したり、不思議な宙に浮いてある球体「海」の研究を
聡明な女子同級生と行ったり、がき大将すずき君と対抗するまでもなく
たたかったり、最後に「海」「ペンギン」そして「おねえさん」の
謎が解けたのか解けなかったのかわからない不思議な終わり方をしています。
(中途半端ではなく、「わからないこと」として終わったのがわかる終わり方)

初めてこの作者の作品を読むのですが、とても不思議な世界、
不快でもわかりずらいのでもなく、まさに自然に不思議な空間感が
惹きつける作品でした。巻末の作者の経歴を読むと、京都大学
農学研究(修士)というこれまた不思議な経歴を持たれていて
まさに、謎深き作者・作品とはこのことなのかなと思ってしまいました。
内容は小学5年生でも読むことが可能な平易な表現で、かつ
350ページもある長編なのですが、子供も惹きつけられるような
(もちろん私も子供だましという意味でなく楽しく)読みました。

表紙も素敵なこの本、単行本で読んで良かったなと思いました。
とてもおすすめです。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.64
(4pt)

おかしな言い方ですが「大人のためのジュブナイルSF」というのが相応しいかな。

筆者のホーム・グラウンド(?)の京都から離れ、また主人公も意表を突いて小学4年生の男の子に設定するなど森見氏の新機軸と言ったところでしょうか。
どこにでもあるような新興住宅地に突如出現したペンギンたち。
夏休みを迎える小学生のアオヤマ君はこのペンギン出現の秘密を研究することにするのですが...。

ほのぼの具合もほどほどに「子供の視点」から見た夏休みの近づく街の風景、空地や雑木林、用水路の探検。
この独特の「匂い」にワクワク感を覚えるのは子供たちだけでなく今やいい大人となった僕らの世代にとっても同様。

アオヤマ君にとって世界は謎に満ちておりますが真っ直ぐ前を見ながら少しづつ前に進むその歩みは微笑ましくもあり、頼もしくもあります。
今いる世界を生きるため、切磋琢磨するアオヤマ君にとっちゃあ謎のペンギンも奇妙な生物も「歯医者さんのお姉さんのオッパイ」も等しくワンダーな事象なのだ。

全ての謎にきちんとした答えが用意されている訳ではありませんが個人的にはアオヤマ君の「今後の課題」として残された気がして不満はありません。
彼は中々見どころのある少年ではありますが森見氏のこれまでの主人公たちに共通するところも散見され(きれいなおねえさんに弱い所とか)彼もいずれはヘタレな若者になるのかと思うと
嬉しいような悲しいような…。

少年の年上の美女へのほのかな初恋の物語だったんですね...ちょっと切ないですが後味も悪くないですね。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.63
(4pt)

おかしな言い方ですが「大人のためのジュブナイルSF」というのが相応しいかな。

筆者のホーム・グラウンド(?)の京都から離れ、また主人公も意表を突いて小学4年生の男の子に設定するなど森見氏の新機軸と言ったところでしょうか。
どこにでもあるような新興住宅地に突如出現したペンギンたち。
夏休みを迎える小学生のアオヤマ君はこのペンギン出現の秘密を研究することにするのですが...。

ほのぼの具合もほどほどに「子供の視点」から見た夏休みの近づく街の風景、空地や雑木林、用水路の探検。
この独特の「匂い」にワクワク感を覚えるのは子供たちだけでなく今やいい大人となった僕らの世代にとっても同様。

アオヤマ君にとって世界は謎に満ちておりますが真っ直ぐ前を見ながら少しづつ前に進むその歩みは微笑ましくもあり、頼もしくもあります。
今いる世界を生きるため、切磋琢磨するアオヤマ君にとっちゃあ謎のペンギンも奇妙な生物も「歯医者さんのお姉さんのオッパイ」も等しくワンダーな事象なのだ。

全ての謎にきちんとした答えが用意されている訳ではありませんが個人的にはアオヤマ君の「今後の課題」として残された気がして不満はありません。
彼は中々見どころのある少年ではありますが森見氏のこれまでの主人公たちに共通するところも散見され(きれいなおねえさんに弱い所とか)彼もいずれはヘタレな若者になるのかと思うと
嬉しいような悲しいような…。

少年の年上の美女へのほのかな初恋の物語だったんですね...ちょっと切ないですが後味も悪くないですね。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.62
(5pt)

ネタバレ無し

好みが分かれる作品らしいので、あえて主観評価です。

私は大好きでした。
参考として、私の中では
ペンギン>夜は短し>有頂天家族>四畳半
といった感じです。

理系の話題と哲学にわくわく出来る人にはオススメです。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.61
(5pt)

ネタバレ無し

好みが分かれる作品らしいので、あえて主観評価です。

私は大好きでした。
参考として、私の中では
ペンギン>夜は短し>有頂天家族>四畳半
といった感じです。

理系の話題と哲学にわくわく出来る人にはオススメです。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.60
(5pt)

商品名「子どものころの夏休み」 使用期限 無制限

子どものころの夏休みは長かった。なぜかというと、謎にみちていたから。そして世界の謎をときあかすことが、「ぼくはなぜ生きているのか?」という問いをときあかすことだった。

この小説のなかでは、突然発生したペンギンと、空にうかぶ不思議な物体と、川はどこから流れてくるのかということと、お姉さんのおっぱいと、スズキくんはなぜいじわるなの?ということと、死んだらどうなるのかな?ということなどが、全部おんなじくらい不思議な謎として現われてくる。

これらの、あるものは解き明かされ、あるものは解き明かされない。
でも、ぼくは「世界について学んで、昨日の自分よりもえらくなる」ということだけは確信がある。

ここがとっても爽やかだ。
そして、この爽やかさこそが子どものころの夏休みの匂いだったな、と愛しく思った。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.59
(5pt)

商品名「子どものころの夏休み」 使用期限 無制限

子どものころの夏休みは長かった。なぜかというと、謎にみちていたから。そして世界の謎をときあかすことが、「ぼくはなぜ生きているのか?」という問いをときあかすことだった。

この小説のなかでは、突然発生したペンギンと、空にうかぶ不思議な物体と、川はどこから流れてくるのかということと、お姉さんのおっぱいと、スズキくんはなぜいじわるなの?ということと、死んだらどうなるのかな?ということなどが、全部おんなじくらい不思議な謎として現われてくる。

これらの、あるものは解き明かされ、あるものは解き明かされない。
でも、ぼくは「世界について学んで、昨日の自分よりもえらくなる」ということだけは確信がある。

ここがとっても爽やかだ。
そして、この爽やかさこそが子どものころの夏休みの匂いだったな、と愛しく思った。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.58
(4pt)

冒険の先にあるもの

私は森見さんの作品を初めて読みました。
実のところ、私の大好きな作家さんが以前SF大賞を受賞していたので、同じ賞を受賞しているこちらは、どんな内容なのか気になった次第です(^^;)

およそ子ども離れしたようで、実はどの子供よりも子供らしい好奇心旺盛の小学4年生の男の子と、その友達、そしてキーパーソンとなる謎のお姉さんを軸に物語が進んで行きます。

SFなのかただの不思議storyなのか最初の方は判断がつきませんでしたが、最後の最後でSFだと感じるようになりました。
終わり方は想像していた通りという感じが否めませんでしたが、個人的にこのような終わり方は好きですので、満足できました。
小中学生の読み物(読書感想文のネタ?)として良いのかなと思いました。
簡単でサクサク読めます。
時には童心に帰って、冒険を謎解いてみたいという人にオススメです。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.57
(4pt)

冒険の先にあるもの

私は森見さんの作品を初めて読みました。
実のところ、私の大好きな作家さんが以前SF大賞を受賞していたので、同じ賞を受賞しているこちらは、どんな内容なのか気になった次第です(^^;)

およそ子ども離れしたようで、実はどの子供よりも子供らしい好奇心旺盛の小学4年生の男の子と、その友達、そしてキーパーソンとなる謎のお姉さんを軸に物語が進んで行きます。

SFなのかただの不思議storyなのか最初の方は判断がつきませんでしたが、最後の最後でSFだと感じるようになりました。
終わり方は想像していた通りという感じが否めませんでしたが、個人的にこのような終わり方は好きですので、満足できました。
小中学生の読み物(読書感想文のネタ?)として良いのかなと思いました。
簡単でサクサク読めます。
時には童心に帰って、冒険を謎解いてみたいという人にオススメです。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.56
(4pt)

哲学的で詩的なファンタジー

「夜は短し歩けよ乙女」で森見登美彦のファンになった。「有頂天家族」もおもしろかった。この「ペンギンハイウェイ」も期待して購入した。路線が少々?異なり、予想外れではあったが、これもまたよい。
主人公は、日々研究をおこたらない、少々なまいきな小学4年生のアオヤマ君。川がどこへ通じているかを研究し、歯医者さんのお姉さんや、おっぱいも研究対象としている。
ある日郊外のその街にペンギンが出現する。ペンギンも新たな研究対象に加わり、同級生のウチダ君とハマモトさんとともに不思議な「海」も、お姉さんの存在や生きることの不思議も研究対象となる。
とても小学生とは思えない考え方がゆかいである。これは作者の小学校時代の姿なのだろうか。
あこがれのお姉さんと、お姉さんの生まれた海辺の街へ行くことを夢見ながら、日々をくたくたになるまで真剣に生きている。研究に答えがあるわけではない。子供の生きる、きらきら光りわくわくする日々が描かれている。
言うなれば、SFならぬPF(ポエティック・ファンタジーかフィロソフィカル・ファンタジー)だろうか。
主人公には比べれば、はるかにぼーとした日々ではあったが。少年の頃の夏休みの雲やわくわくする日々を思い出す。
森見登美彦ファンは、従来のスタイルをあまり強く期待せずに読むと良い。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.55
(4pt)

哲学的で詩的なファンタジー

「夜は短し歩けよ乙女」で森見登美彦のファンになった。「有頂天家族」もおもしろかった。この「ペンギンハイウェイ」も期待して購入した。路線が少々?異なり、予想外れではあったが、これもまたよい。
主人公は、日々研究をおこたらない、少々なまいきな小学4年生のアオヤマ君。川がどこへ通じているかを研究し、歯医者さんのお姉さんや、おっぱいも研究対象としている。
ある日郊外のその街にペンギンが出現する。ペンギンも新たな研究対象に加わり、同級生のウチダ君とハマモトさんとともに不思議な「海」も、お姉さんの存在や生きることの不思議も研究対象となる。
とても小学生とは思えない考え方がゆかいである。これは作者の小学校時代の姿なのだろうか。
あこがれのお姉さんと、お姉さんの生まれた海辺の街へ行くことを夢見ながら、日々をくたくたになるまで真剣に生きている。研究に答えがあるわけではない。子供の生きる、きらきら光りわくわくする日々が描かれている。
言うなれば、SFならぬPF(ポエティック・ファンタジーかフィロソフィカル・ファンタジー)だろうか。
主人公には比べれば、はるかにぼーとした日々ではあったが。少年の頃の夏休みの雲やわくわくする日々を思い出す。
森見登美彦ファンは、従来のスタイルをあまり強く期待せずに読むと良い。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.54
(5pt)

懐かしく心躍る、そしてちょっぴり切ない夏休み

これまでの森見作品とは一線を画するもしっかりと森見イズムが顔をのぞかせる傑作です。主人公は阿呆なひねくれた学生ではなく、勉強熱心でまじめで好奇心旺盛な小学生。彼と近所のお姉さん、そしてクラスメイトとともに過ごした、ある夏休みの不思議な冒険の物語です。この本を読んでいると、小学生の頃の夏休みや近所の森や池を探検したことを思い出します。そして最後はちょっぴり切なく、現実には存在する「別れ」や「理不尽」を小学生なりに感じ、それに向かい合うものであったように思います。ぜひオススメしたい作品です。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.53
(5pt)

懐かしく心躍る、そしてちょっぴり切ない夏休み

これまでの森見作品とは一線を画するもしっかりと森見イズムが顔をのぞかせる傑作です。主人公は阿呆なひねくれた学生ではなく、勉強熱心でまじめで好奇心旺盛な小学生。彼と近所のお姉さん、そしてクラスメイトとともに過ごした、ある夏休みの不思議な冒険の物語です。この本を読んでいると、小学生の頃の夏休みや近所の森や池を探検したことを思い出します。そして最後はちょっぴり切なく、現実には存在する「別れ」や「理不尽」を小学生なりに感じ、それに向かい合うものであったように思います。ぜひオススメしたい作品です。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.52
(4pt)

森見登美彦新境地!?

森見登美彦さんの新作は、「大人に負けないぐらいいろいろのことを知ってるし、努力を怠らないから、将来はきっとえらい人間になるだろう。」と言ういままでにないまじめな主人公である。従来の森見作品のような、およそ使い道のない巨大妄想や、桃色映像、詭弁論部なども登場しない。主人公も京都の大学生から小学4年生になり、これだけ見れば森見作品の新境地といえる。しかし読み進めていくうちに、主人公のおっぱい好きや、おっぱい描写など見ると、「あぁ森見作品だ」と思い、安心して最後まで読むことができました(笑。
登場人物の個性、謎、友情、そして恋心を丁寧に描写し、とてもおもしろいお話です。森見作品が好きな人、SFやファンタジー小説が好きな人にぜひオススメしたい作品です。
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.51
(4pt)

森見登美彦新境地!?

森見登美彦さんの新作は、「大人に負けないぐらいいろいろのことを知ってるし、努力を怠らないから、将来はきっとえらい人間になるだろう。」と言ういままでにないまじめな主人公である。従来の森見作品のような、およそ使い道のない巨大妄想や、桃色映像、詭弁論部なども登場しない。主人公も京都の大学生から小学4年生になり、これだけ見れば森見作品の新境地といえる。しかし読み進めていくうちに、主人公のおっぱい好きや、おっぱい描写など見ると、「あぁ森見作品だ」と思い、安心して最後まで読むことができました(笑。
登場人物の個性、謎、友情、そして恋心を丁寧に描写し、とてもおもしろいお話です。森見作品が好きな人、SFやファンタジー小説が好きな人にぜひオススメしたい作品です。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612
No.50
(5pt)

子供にもオススメ

小説に限らず最近読んだ、観た、聞いた話の中では一番面白いと思いました

ノートを愛する研究熱心な小学生の主人公アオヤマ君が、クラスメイトや家族、そして優しい歯科院のお姉さんたちと町に突如現れた場違いなペンギンたちや、そこに眠る秘密を研究していくお話です
近場の森や隣町を探検し新しいものを発見していく喜びは、現20代な僕にはとても懐かしいような、ノスタルジックな感じでした

何より探索の先に「世界の果て」が用意されているのがグッドですね
現実ではそうそう近所にそんなものないでしょうからね^^;

この本はそんな少年時代とSFが自然に溶け合った素敵な小説です

大人だけでなく子供も楽しんで読めるはずなので万人問わずオススメしたい素晴らしい本でした
ペンギン・ハイウェイ Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイより
4048740636
No.49
(5pt)

子供にもオススメ

小説に限らず最近読んだ、観た、聞いた話の中では一番面白いと思いました

ノートを愛する研究熱心な小学生の主人公アオヤマ君が、クラスメイトや家族、そして優しい歯科院のお姉さんたちと町に突如現れた場違いなペンギンたちや、そこに眠る秘密を研究していくお話です
近場の森や隣町を探検し新しいものを発見していく喜びは、現20代な僕にはとても懐かしいような、ノスタルジックな感じでした

何より探索の先に「世界の果て」が用意されているのがグッドですね
現実ではそうそう近所にそんなものないでしょうからね^^;

この本はそんな少年時代とSFが自然に溶け合った素敵な小説です

大人だけでなく子供も楽しんで読めるはずなので万人問わずオススメしたい素晴らしい本でした
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)より
4041005612