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泥棒たちの黙示録



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【この小説が収録されている参考書籍】
泥棒たちの黙示録 (トクマ・ノベルズ)

泥棒たちの黙示録の評価: 4.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

真弓刑事シリーズのファンです!!

近くの書店で購入出来ずでしたが、Amazonにあり、嬉しい限りでした。今回は、中古品を購入しましたがとても綺麗な状態で大変満足です。今回のストーリーは、今一つでしたが…次回作も楽しみにしております。
泥棒たちの黙示録 (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:泥棒たちの黙示録 (トクマ・ノベルズ)より
4198509212
No.1:
(4pt)

現代社会の怖さ

ある男が、リストラされて思い余っているところへ「悪」からの誘いがあり、ずるずるとその道に進むことになります。
ところが、「情」を捨てきれず仕事に失敗し、その結果、知人の殺害と家族の死が天秤にかけられてしまいます。
切羽詰まったところで決断は?
こうした「家族愛」をテーマにした設定は、良くある話であり、結末も想定内のところに落ち着きます。
その意味では、どうということのない小説であり、作者のユーモア一杯の語り口に酔わされて読み続けることになります。
むしろ、この話で「怖いな!」と思わされるのは、ここに登場する強盗団が殺人を躊躇わないことです。
しかも、目的のためには手段を選ばずと言う訳で、全く関係のない人を殺してゆきます。
「動機なき殺人」ですから、警察も捜査の手がかりが掴めません。
ただ、これは小説ですから、完全な「悪」は存在せず「情」にほだされて綻びを生じ、事件は解決されます。
現実にこうした事件が起きれば、余程のへまをしない限り、迷宮入りでしょう。
その意味では、現代社会の怖さを垣間見る小説になっています。
泥棒たちの黙示録 (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:泥棒たちの黙示録 (トクマ・ノベルズ)より
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