幽霊注意報
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幽霊列車から始まった「幽霊シリーズ」もそろそろ終焉が近いことを予感させられる内容だ。 各話の掴みは良いものの、フェアではないラストが多すぎて呆れた。 初期のこのシリーズは、宇野警部と永井夕子の歳の差カップルの関係にワクワクさせられたり、 短編推理小説として見事な出来栄えであった。 とりわけ夕子の鋭い着眼点や推理力には脱帽するほどの切れ味があったのだが、 作を重ねると、こう云う凡作が生まれてしまうのは仕方ないことかもしれない。 「幽霊シリーズ」は初期の五作目くらいまでが素晴らしい。 それらを読んだ後では本書をお勧めする ことは出来かねる。 | ||||
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収録作の中で「赤信号を渡れ」が特に酷い。 「どうして彼女はここに病院があると知ってたのかしら?」元々知ってる事ってそんなに不思議か? 「赤十字のネオンが見えたからだろ?」「見えても病院と気付くかどうか…」いや、見えたら気付くだろ。 そしてこのくだりと中絶のくだりは事件解決とはまったく関係が無い。枚数稼ぎか? 犯人の企みにしても杜撰で、あんな殺し方ではいつどこで死ぬかわからないから、自分の病院に運び込まれるとは限らないだろうに。どう誤魔化すつもりだったのか? | ||||
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赤川次郎 wikiにまだ記載がなかったので追記してきました。 # 幽霊注意報(2011年11月 文藝春秋) #* 裏切った弾丸 / 運命の糸車 / 幽霊注意報 / 正義はわが旗印 / 深い海の記憶 / 赤信号を渡れ / 北へ帰る女 どれも夕子の活躍が出て来て,本当にここまで現場に踏み込める民間人ってどうよ,という気もします。 それを上回る人間味と能力のすごさに脱帽します。 | ||||
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赤川次郎の代表的なシリーズものです。 その「幽霊シリーズ」も第23弾ということで、マンネリ化は避けられないものですが、こうした短編集になると、夕子の閃きだけが輝きを見せ、そうしたものを払拭してくれています。 それと、二人の関係が段々とすっきりした形で表され、純粋に推理小説として楽しめます。 それにしても、安楽椅子探偵の様な鮮やかな閃きで謎を解く夕子の存在は、語る言葉が少ないだけに、効果的で印象に残ります。 それと、一編一編にどこか人情味が感じられ、大抵の犯人にも同情すべき動機が用意されていることが多く、そんなところにも好感が持てます。 読んだ後の爽やかさがこのシリーズの特徴で、これがシリーズを長く持たせている要点だと思います。 | ||||
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